晩秋の穂高に誘われて 〜奥穂南稜〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,716m
- 下り
- 1,714m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
|
写真
感想
南稜ルート概要
今年は例年より雪が少ないということもあり、雪渓は全くなく、南稜の取り付きまではガレ沢を詰めるだけであった。今回、我々は末端である、左の支尾根から取り付いた。取り付くには問題ない。スラブ状の岩を少し上りすぐに藪に突っ込む。時折、踏み後もあるので、たどるとよい。ある程度行くと小ピークに出る。支尾根は続くがそのまま直上してしまうと行き詰まりそうであったので右のほうに詰めていくことにした。いつの間にか中央ルンゼに当たり、そのまま行くことにした。スラブ岩壁に当たる前に右の稜線に出て、トリコニーに出る。ルンゼからは踏み後がしっかりしているので無理に難しいところに行く必要もないと思う。赤テープも確認した。
トリコニーでは直上し、一度ロープが出た程度でそれほど難しいところはない。
その後に、ナイフリッジが出るが扇沢側から行くとよい。変なルートをとらなければ問題はない。曲を越え、景は通らず、岩場が続く。難しいところはないので快適に登れる。
岩場の終わりにナイフリッジが出るが、末端まで行かず、手前に支点があったのでそこから懸垂した。クライムダウンでもいけるかもしれないがかなりが怖いかもしれない。
ここからは山頂まですぐで易しい岩場を行き、ガレ場が出てくれば南稜の頭はすぐだ。
奥穂の山頂を踏み、少しまったりしてから吊尾根経由で重太郎新道から下山した。
この季節は気温がとても低いため防寒着を多めに持っていくことを勧める。
おそらく気温は5℃前後であったであろう。日が当たらないところは特に寒い。
最後に、9月は雨ばかりでイライラする日々であったが、今回は快晴であったためとても気持ちいい登山となった。
岳沢からはいろいろとバリエーションルートがあるため、コブ尾根や畳尾根など行きたいところである。
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