空木岳-千畳敷


- GPS
- --:--
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 2,704m
- 下り
- 907m
コースタイム
- 山行
- 11:14
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:14
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
空木岳-極楽平: 岩場が点在している。雨天時は要注意。 |
写真
感想
菅の台BTから空木岳を経て、木曽駒ケ岳へ向かうプランは、今年の夏に挑戦して失敗に終わっている。
日曜日は快晴予報だ。稜線もそこまで寒くはないだろう。この日を置いてリベンジの機会はなかった。土曜日の夜、新宿バスタから最終バスに乗り、駒ヶ根へと向かった。
駒ヶ根駅で1時間くらい仮眠し、徒歩で池山尾根登山口へ向かう。満月が素晴らしく、電灯のない国道もヘッドランプなしで歩けた。2時頃に登山口に到着した。いざ、空木岳へ。だが、歩き出して10分も経たないうちに、闇夜にビビり、菅の台BTまで引き返してビバークをすることにした。どうしても深夜の登山道を歩く気にはなれません・・・
4時半頃、ロープウェイ利用の方々が、ベンチでツエルトにくるまった私の周りに並び始めた。それを合図に、こちらも出発の時間とした。
歩き始めて1時間くらいして、夜が明け始め、周囲の紅葉に朝日が当たり始めた。今日は爽やかな快晴だ。暑くもなく寒くもない。
空木岳ピークからはアルプス、八ヶ岳、御嶽山、乗鞍岳がくっきりと見えていた。少し休んで、いよいよ空木岳稜線へ向かう。木曽殿山荘まで標高を落とす。タイムは前回よりも1時間くらい早かった。今日は行けるだろう。そこからガッツリ登り返して東川岳へ、以降、100m前後の細かいアップダウンが続いた。決して平坦な縦走路ではないが、これ以上はないコンディション、大展望を楽しみながら歩くことができた。途中、何度も空木岳を振り返った。すれ違った山屋さんも、「本当にいい山ですね」と興奮気味だった。それでも、人が多くないのが、この山域のいいところなのだろう。
檜尾岳を過ぎれば、稜線もあと半分もない。このあたりから、見る三ノ沢岳の存在感はハンパない。この山のデカさは、地形的に、下界からはわかりにくいと思う。次に中央アルプスに訪れた時には必ず登っておきたい。
極楽平で、杖を置いた。これがなければ、行程はもう少し遅かっただろう。振り返ると、歩いてきた稜線が素晴らしかった。リベンジできてよかった。
ここから千畳敷までサクサク下り、ロープウェーを1時間待った。夕方、伊那谷は雲に覆われたが、ロープウェー乗り場から見る南アルプスの3000m級の峰々は、雲上にあった。甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳、白峰三山、塩見岳は、山裾は雲に隠されているものの、ピーク付近は雲に浮かんでいた。
宝剣岳、木曽駒ヶ岳には行けなかったが、両方ともピークは過去に踏んでいるので後悔はなかった。また、ロープウェーを使わずに降りてみたかったが、またの機会としたい。
しばらく中央アルプスへは来ないだろう。次に来た時は全山縦走をしよう。
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