仙丈ケ岳・アサヨ峰

2016年10月15日(土) ~ 2016年10月16日(日)

• GPS: 29:36
• 距離: 19.6km
• 登り: 2,383m
• 下り: 2,343m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:40
• 休憩: 1:02
• 合計: 7:42

距離 11.8km 登り 1,417m 下り 1,403m

7:53 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
8:01 8:02 仙丈ヶ岳二合目登山口
9:18 9:23 薮沢大滝ノ頭
10:15 10:18 小仙丈ヶ岳
11:16 11:32 仙丈ヶ岳
12:03 12:07 大仙丈ヶ岳
12:35 13:05 仙丈ヶ岳
13:19 仙丈小屋
13:46 馬の背ヒュッテ
14:30 14:31 薮沢大滝
15:10 15:12 大平山荘
15:27 北沢峠 こもれび山荘
15:32 仙丈ヶ岳二合目登山口
15:35 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）

2日目

• 山行: 5:25
• 休憩: 1:35
• 合計: 7:00

距離 7.8km 登り 978m 下り 927m

6:28 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
8:40 8:43 栗沢山
9:40 10:17 アサヨ峰
11:06 11:20 栗沢山
12:04 12:45 仙水峠
13:03 仙水小屋
13:19 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
13:23 仙丈ヶ岳二合目登山口
13:28 北沢峠

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

南アルプス市営芦安駐車場へ駐車。

南アルプスマイカー規制、駐車場、バスの情報については下記のリンクへ
http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/50915161945.html

芦安駐車場から、先ずは広河原までバスか乗合タクシーで行きます。
乗合タクシーは1200円（協力金100円含む）なので、
乗合タクシーの方が広河原に先に着くのでお勧めです。
広河原から北沢峠には南アルプス市営バスで行きます。

帰りのバスの時間には注意が必要です。ただ土日繁忙期は臨時便があるとか無いとか・・・タクシーの人が言っていたような・・・

コース状況／危険箇所等

1日目の仙丈ケ岳は問題なし。
2日目の栗沢山からアサヨ峰は道迷い、岩場に注意です。実際コースではないところを歩いて難儀している人がいました。「こっちに道ありますよ〜！」って伝えましたよ。

写真

10/15 7:53

やっと、長衛小屋に到着。バスを乗り継いでくるのは大変です。

10/15 7:53

すでにテント場にはたくさんのテントが・・・

10/15 7:35

とにかく、自分のテントを設営し、不要な装備を中に入れて出発します。

10/15 7:58

二合目に出るという、道に入ります。

10/15 8:03

北岳が見える展望場、左上に北岳が見えます

10/15 8:23

気持ちの良い森林歩き。やっぱりこうじゃなくちゃね。体の毒素が抜けていく気がします。

10/15 8:27

二合目に到着。本線に合流します。

10/15 8:27

本線の道は凄い歩きやすい。なんだこの整備された道は・・・さすが100名山か。

10/15 8:56

ひょっこり現る、四合目

10/15 9:13

木々の間から北岳らしき山影がみえます。いよいよです。

10/15 9:23

大滝ノ頭、看板がたくさんあります

10/15 9:41

いきなり視界が開けて、甲斐駒ケ岳が見えます。ふもとにはテント場が小さく見えました。中央ちょっと下付近です。写真では解らないですね・・・

10/15 9:42

甲斐駒ケ岳の横には鋸が・・・かっこいい

10/15 9:45

反対側には小屋が見えます。馬の背ヒュッテか？

10/15 9:45

六合目でも展望があります

10/15 9:48

森林限界を超えたのか、見晴らしが良いです。ぐいぐい登ります。

10/15 10:06

なんか寒いなぁ〜っと思うと立派な霜柱がありました。そりゃあこの時期でこの場所ですからね。

10/15 10:15

小仙丈ケ岳到着。

10/15 10:17

標識の向こうは北岳

10/15 10:18

これから向かう仙丈ケ岳、もうちょっとありますね

10/15 10:33

ふたたびひょっこり現れる八合目

10/15 10:59

稜線の向こうに人がたくさんいるピークが・・・頂上か？

10/15 11:12

分岐、小仙丈ケ岳と大仙丈ケ岳。手前に進むと仙丈ケ岳。頂上のほんとに手前です。

10/15 11:18

仙丈ケ岳に到着！頂上は凄い人混みです！

10/15 11:14

甲斐駒ケ岳と鋸岳、奥に八ヶ岳

10/15 11:15

北アルプス方面、尖がってるのが槍かなぁ

10/15 11:15

中央アルプス方面

10/15 11:15

これから向かう大仙丈ケ岳、ほとんど人の気配なし

10/15 11:16

富士山、北岳、間ノ岳。いわずと知れた1,2,3です。

10/15 11:16

登ってきた道、頂上はたくさんの人で賑わってます。さすが！

10/15 11:47

大仙丈ケ岳に向かう途中で、最後の登りの前の景色。

10/15 12:04

大仙丈ケ岳到着。

10/15 12:04

仙丈ケ岳。角度が違うと印象も違う

10/15 12:06

まだまだ続く、仙塩尾根。いつか歩きたいなぁ

10/15 12:13

仙丈ケ岳に戻る途中で、綺麗に稜線を歩いていきます

10/15 12:34

仙丈ケ岳の頂上。先ほどより人が減ったか？

10/15 12:48

忘れちゃいけない、山梨百名山の標柱。だれも気にしてない気が・・・ちょっと悲しい。

10/15 12:50

順番待ちして、撮ってもらいました。

10/15 12:51

三角点も、さっきは人が占拠してましたが。今度は大丈夫。

10/15 13:11

千丈小屋経由の藪沢コースで下ります。

10/15 13:19

千丈小屋。

10/15 13:45

馬の背ヒュッテ。

10/15 13:57

滝の周りが凍ってますよ。寒い時期ですねぇ

10/15 14:06

先ほどよりちょっと規模の大きい滝。まあまぁ

10/15 14:07

藪沢沿いにぐんぐん下ります。ゴーロで何気に歩きにくい。

10/15 14:17

藪沢を渡ります。こういう地形図的にわかり易い場所では現在地の確認を必ずします。（まだ、けっこうあるなぁ〜）

10/15 14:39

昔は展望台への道があったのでしょうか？今は通行止めのようです。

10/15 14:49

苔むしたいい樹林帯です。落ち着いた気持ちになれます。

10/15 14:52

おお、鋸岳が綺麗に見える！

10/15 14:52

と思ったら展望台のようです

10/15 15:00

あると安心の標識。ちゃんとした道を歩いている証拠です。

10/15 15:10

太平山荘。要予約らしい。

10/15 15:21

林道に出ます。北沢峠までもう少し！

10/15 15:26

北沢峠まで戻ってきました！お疲れ〜俺。

10/15 17:15

米炊いて、夕食。一日目終了。

10/16 6:20

二日目、撤収すると。はたいた霜がテントの周りに落ちて白くなり、テントのあった場所だけが黒く残ります。ターフはバリバリになってました。寒かった。

10/16 6:20

とっくに日は出ているようですが、寒いです。多くの人がテントはそのままで思い思いの山にアタックするようです。あわよくば戻ってこないつもりなので装備はすべて担ぎます。

10/16 6:27

歩き始めの一枚を撮るの忘れた！と思い、登山口の方を撮ってみる。長衛小屋の前の橋がちょっと写ってる

10/16 6:32

気持ちのいい森の中をぐいぐい登ります。背中の荷物が重い。

10/16 8:10

森林限界に近くなると、ちらほら甲斐駒ケ岳が見えてきます。

10/16 8:36

おおっ、何か標識らしきものと、人が見える！栗沢山か？

10/16 8:40

栗沢山到着。もちろん、甲斐駒ケ岳の絶景が楽しめます。

10/16 8:42

目的地のアサヨ峰、肉眼ではなんとなく頂上の標識がみえます。そんなに遠くないのかな？

10/16 9:45

約一時間掛かってアサヨ峰到着。

10/16 9:41

富士山、鳳凰山、野呂川

10/16 9:41

歩いてきた稜線と甲斐駒ケ岳。何気に楽しめる道でした。

10/16 9:41

昨日登った仙丈ケ岳

10/16 9:42

富士山と野呂川と北岳。ぎりぎりフレームに収まるがちょっと窮屈かな

10/16 9:42

三角点

10/16 9:47

山梨百名山の標柱

10/16 9:43

その標柱のバックは仙丈ケ岳と豪華だなぁ

10/16 9:49

やはり北岳はカッコいい

10/16 9:49

甲斐駒ケ岳とのびる尾根。その向こうに八ヶ岳

10/16 9:50

甲府盆地の北側と奥秩父。肉眼では金峰山の五畳岩を確認できました。今年は金峰山登ってないなぁ。

10/16 10:23

帰り道。振り返るとアサヨ峰の頂上に人が立っているのが印象的

10/16 10:36

栗沢山とアサヨ峰の稜線で一番の岩場。楽しめます。

10/16 11:06

栗沢山まで戻ってきました。

10/16 11:12

行ってきたアサヨ峰、行く前と行った後では見えるものが同じでも想いが違う。

10/16 11:17

一番低いところが仙水峠、一気に下ります。

10/16 12:04

仙水峠から甲斐駒ケ岳。まさに見上げる感じ。

10/16 12:04

北沢峠まであと一時間。

10/16 12:59

鬱蒼と繁る苔むした森の道

10/16 13:03

仙水小屋、準備中でした。そりゃ、そういう時間か・・・

10/16 13:07

某CMで攀じ登ってたのは此処じゃないか？

10/16 13:18

朝、撮り忘れた栗沢山への入口。ここに戻ってきてぐるっと一周繋がりました。

10/16 13:18

長衛小屋まで戻ってきました。お疲れ様でした。

撮影機器：

E-PM2 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

papakuri

久しぶりに、予定の空いている週末。しかも天気も良いらしい。ということでお盆休みに行こうと思っていたプランを実行することに。
朝一番で北沢峠に入り、テント設営、仙丈ケ岳経由で大仙丈ケ岳を目指し、
二日目は栗沢山経由でアサヨ峰へ、そのまま早川尾根を歩いて広河原を目指すというプランです。
とはいったものの最近はとんと山に行っていない。先月ちょろっと釈迦ヶ岳に登った程度で、その前は三ヶ月ほど行っていない。つまり体力に自信が無いのです。ということで、初日の仙丈ケ岳で様子を見てみることにしてとにかく行ってきました。

朝一番のバスで北沢峠に入り、テント設営、仙丈ケ岳への山行は、テント泊装備を持たない身軽という点からも順調に行ってこれましたが、夜は寒かったです。夜中に何度も起き、3:30に目が覚めるも寒すぎて行動開始を断念。5時にようやく行動開始しましたが、出発は6:30と遅め。広河原へ抜ける目標があったためテント等の装備すべてを担ぎ上げたため、アサヨ峰まではコースタイムを少しオーバーする程度でしたが、脚にだいぶ疲れがきていたので、悩みましたが北沢峠に戻ることにしました。
次の日が休みなら、遅くなっても広河原に泊まればいいけど、無理してあまり疲れすぎると月曜日に仕事にならなくなると困るし・・・、まぁ・・また来れば良いじゃないかということで自分に言い聞かせました。
栗沢山からアサヨ峰の間の短い早川尾根ですが、かなりというか凄く楽しめました。さらに広河原峠までの二時間半楽しめると思うと、嬉しいような、わくわくするんですが・・・・その後の広河原までの地獄の下りは、今の自分に厳しいかなぁ。まぁ、迷ったら「安全サイドに振りなさい」というお達しもあるので、この続きは次のチャンスにということで。しかし、早川尾根は楽しめそうです。いつかまた来たいですね。

あと、今回思ったのが、登山者が前後にいてなんとなく自分のペースで歩けないのは微妙にストレスが溜まるということで、北沢峠から仙丈ケ岳への登りで顕著に感じました。仙丈ケ岳から大仙丈ケ岳へ行く人はホントに少なく、ものすごく開放的な気持ちになれ気持ちよかったです。まぁ、名峰であればあるほど登山者を引き寄せるので無理な話なんですがね。でも、大仙丈ケ岳みたいにプラスアルファ的要素を加えると大変事後の印象がよくなりますね。
本当に久しぶりの3000オーバーの山行は充実した気持ちになれました。あとアサヨ峰への道と展望は最高でした。仙丈ケ岳よりも上だと思います。ほんとに何時まで居ても飽きないというのが不思議なくらい当てはまる名峰です。甲斐駒ケ岳や仙丈ケ岳という名峰の影に隠れがちですが、皆さんも是非。