青薙山
- GPS
- 64:00
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,720m
- 下り
- 1,689m
コースタイム
天候 | この上ない晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
奈良自宅20:00〜R163〜名阪国道〜R1〜R23〜東名高速〜R1〜静岡県道27号〜井川〜県道南アルプス公園線〜沼平15日4:30頃 16日 沼平13:40〜赤石温泉白樺荘(入浴)〜県道南アルプス線〜15:45井川ダム〜県道388号線〜16:10長島ダム〜川根町(土産店「村の市」)17:30〜県道64号線等〜R1〜R23〜みえ川越〜伊勢湾岸自動車道〜東名阪自動車道〜名阪国道〜R163〜23:45奈良自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※地図のルートは手書きです 青薙山登山口〜池の平までは整備良好、但し急傾斜を何度も横断する箇所あり滑落や落石注意必要。 池の平〜青薙山は、危険個所は赤崩付近に近い箇所は要注意だが、全般的には特にない、踏み跡は赤崩から先が薄くて拡散する箇所もあり注意、リボンやテープは道中途切れないのでテープが見当たらない時間が続いたらルートロスと思って戻った方が良い。 |
その他周辺情報 | 赤石温泉白樺荘で入浴、土産購入 川根町「村の市」で土産購入 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
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感想
久しぶりに好天が予報されていたこの週末
ほんとは土日+月曜で2泊3日で登りたかったが
仕事で実現せず、金曜の晩から家を出て、土日に登ることとなった
行先も、南ア笊ヶ岳にするか、北ア小蓮華〜白馬〜旭岳にするかですごく迷った
笊ヶ岳ならば一般的な雨畑湖からではなく
ぜひとも青薙山登山口から登ってみたかった
なぜなら、初めて畑薙ダムから椹島までの東海フォレストの送迎バスに乗った時に見た壮大な崩壊地「赤崩」を見て
いつかこの崩壊地を上から見下ろしてみたいと思っていたからだ
北アなら百高山稼ぎで小蓮華、旭岳と思ったが
もう10月半ばで凍結等危険もあるかなと思い
2600mで暖かい静岡のこの山を登ることにした
前日14日夜、自宅出発、翌朝4時半ごろ、沼平に着いた
結構車が止まっている、皆好天を約束されたこの週末を待っていたのだろう
畑薙大吊り橋までは登山者を数人見かけたが白峰南嶺への登山者はいなかった
林道を1時間、青薙山登山口前で透過フォレストのバスが通り
運転手さんが「青薙方面」なら2人連れが下りてくるよと教えてくれた
最初は中部電力の管理道で階段なども設置していて、急勾配だが歩きやすい道
その上は、落石などが発生しそうな急勾配のザラザラ斜面をジグザグに登る
足場は小さく慎重さが必要
この斜面を超えると勾配はあるが今日は調子も良くどんどん標高を上げる
池の平はほんとに浅くて小さな池とその周りの緩斜面地
テント泊には最適そうだ
ここで上の方から2人連れが下りてきた
彼らも誰か人に会うとは思っていなかったらしい
彼らによると、この先の道はわかりにくく
自分がどこを歩いているか、わからなくなることもしばしばらしい
特に稲又山では尾根を下りる箇所がわかりにくいと聞く
これまでのペースなら大きな道迷いがなければ
夕方位に布引山まで行けるかもという思いがあった
しばらく登ると左側が明るくなってる
ここは赤崩の大崩壊地を横からのぞくことができる場所だった
さっきはペースが心持ち早かったのか、少し疲れてる感じ
赤崩の上辺まで登ってきた
崖地から見下ろせばはるか下方に模型のような大井川が流れる
前山から頭をのぞかせるように、上河内岳、聖岳、赤石岳が並ぶ
マイナールートで心配だったがここに来てよかった
この後すぐ、踏み跡が拡散した草地になった
今思えばここから赤テープをしっかり追いかけて
谷地形は進めば、楽に青薙山の尾根に乗ることができたのに
左下の方へ下りてしまった、そして薄い踏み跡を進む
踏み跡は斜面へと導き、やがて行き詰る
一旦戻って、地形図を見て考える。
右側の尾根に平行に斜面を歩き、下りてくる尾根に乗れば
左回転しながら青薙山の尾根に取り付くことができるだろう
実際、その尾根に乗ると久しぶりの赤テープを発見できた
やはりここで合ってたのか!しかしテープのない距離は長かった
青薙山の尾根の傾斜はどんどんきつくなり
足も疲労気味で思うように足が進まない
またこの山は山頂部がすごく大きい
勾配が緩くなってもなかなか山頂に着かない
ようやく登頂したのは、午後1時前、沼平から7時間も立っていた
ここから、さらに先に進むべく数分歩きましたが
汗が気持ち悪くかつ冷えてしまっていて不快
しかも思考もぼおーっとして道を正確に選べそうではなかった
結局、山頂付近に戻りテントを張った、苔蒸した周囲の谷地を散策した後
テントで、カレーめし、モチを食べた
たぶん午後3時ごろに眠ったと思うのだが
起床はなんと翌朝午前4時、寒くて時々目覚めながらも
13時間も眠りこんでしまった
翌朝、まだ下山には時間も早いので
笊ヶ岳方面へ歩けるだけ、歩くこととした
やがて右手樹間にに富士山が姿を現し感動
青薙山の北側肩と呼んでも良い展望の良い場所についた
ここから本来進むつもりだった稜線が続いている
アップダウンがありそうな稜線だ
ここから元来た道を戻る
青薙山頂に別れを告げ、尾根を下りていく
途中赤テープは行きと違う道を指示している
コンパスに従うか、赤テープに従うか
今回は赤テープに従った
すると緩斜面の谷地形に導かれる
赤テープはかなり高密度に付いてる
結局、行きは道間違いだったんだな
笊への道は達成されず、宿題が残った
いつかもう一度、この道から笊を目指したい
池の平で水筒に美味しい水を詰め込み
登山口へ、その後ダムの風景を見ながら沼平についた
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