滝波山・美濃平家岳
- GPS
- 30:51
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 1,869m
- 下り
- 1,860m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
fuararunpuさんに感謝です.
昨年の5月にfuaraunpuさんが平家岳に行かれた折、自分も行ってみたいことをコメント差し上げたところ「貴殿なら何か素敵なことを考えつきそうです」と返事をいただき、それまで思いもつかなかったこのプランが浮かびました。平家は無理だが美濃平家なら可能だと思えてきてそれ以来最重要課題になりました、年に数回しか山に行けない状況なのでやっとチャレンジする日がきました。ただ自分の実力不足のため大変な山行になり日帰りなのに30時間かかりました。
新宮神社に車を置いてヘッデン付けて歩き出す、林業の作業道と思われる道がしっかりとあるので楢木までは問題なく、滝波が近づいて来ると根曲がり竹の藪になりスピードが落ちたが頂上付近に着いた、そして滝波山のプレートのある木を探したが見つけられなかった、その後美濃平家に向けて行くが最初は獣道も明瞭で藪も大したことなく順調であった。半分過ぎたあたりから灌木の藪が出てきて獣道もわからなくなった、日が落ちてヘッデン付けて藪を漕いでると更に灌木が密集していて進むのが難儀になった。そして同じところを行ったり来たり来たりして時間と体力をロスした、美濃平家の位置を何故か勘違いしていたため頂上付近を通過したが山頂プレートを探さなかった。そしてやっと平家岳の登山道に降りた、バテバテの状態で長い尾根道を下降した、当初の計画では日が暮れて暗い中をこの尾根を歩く予定だったので展望は無理だなと思っていたが幸か不幸か(笑)夜が明けて大展望の中を歩くことができた。新深山トンネル抜けて駐車場までがけっこう長く感じられて限界の山行だった。
コメント
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なんというか、数あるヤマレコのなかでこれも新鮮に驚きましたよ。
長距離・トレラン・沢・アルパイン・ボルダリング・雪・・・
いろいろありますが、もはや凄みのある記録はあまりなく、描いている人には悪いのですが、何を見ても既視感があります。
小津三山・若丸県境尾根周回など貴殿の記録はこれらと価値観が全く違い、誰にも分かってもらおうとしていない潔さというか孤高というか、面白く、しかも我々がよく知る場所が舞台で、道ではないところを行くところも、別の理由ではありますが道を外れる我々には納得できるのです。
よく滝波から美濃平家巡視路尾根へ行こうと思われました。
足に疲労がたまる後半に巡視路尾根を下っておられるのでこれも良い作戦だと思います。
(でもラストの鉄塔からの激下りは、疲労した足に辛かったと思います)
TAJRなどとは別種の冒険、というかより未踏ないし誰も思いつかない分こちらの方が真・冒険でしょう・・
(冬季ではない、夏期ヤブコギ踏破の記録は今後も出ないでしょう)
我々がのけぞるのにはもう一つ理由があり、アイツの調べによると滝波山の東に仏峠という美濃街道油坂峠の間道があったらしく「行く?」「エッ!」という会話もあったからです。
いずれにせよ前代未聞驚天動地なトピックです。
「美濃平家〜滝波、カオレ渓谷からヤブコギ周回踏破される」
※ 新深山トンネルは朝の6時ごろ点灯されたような気がします。暗いと怖いトンネルですよね。
激ホメのコメント素直にうれしいです。
あまり理解されないスタイルのようです、親戚の65歳の男性(3000m全制覇を目指す)には「マスタベーション」と酷評されました。
登山には色々なスタイルがあるし、それを純粋に楽しめばいいし、わかる人にはわかると思っています、現にfuararunpuさんのような本物の人に認めてもらえて凄くうれしいです。
巡視路尾根はいいですね、最後の下りは半端ないので逆コースは無理だと思いました。
滝波山へは新宮神社から登りましたが、美濃平家へ周回されるとは。恐れ入りました!
blumfeldさんコメントありがとうございます。
楢木から滝波山に登られているレコを見て刺激を受けました、(自分は以前滝波山手前で敗退)こりゃ負けられん(笑)と思い気合が入りました。
はじめまして。
滝波から美濃平家は、大垣山岳会が残雪期に踏破した記録を読んだことがありますが、無雪期の記録は見たこともありません。私もかつて海の溝洞をつめて滝波に登ったことがあります。10年以上昔のことです。沢の枯れた先からの猛烈なヤブを、勢いだけで潜った記憶があります。今はとてもじゃないが、体力がありません。
貴殿の「青波」のレコも味のあるものでした。無雪期にはおいそれと踏みいれる所ではないと知りつつ、先月能郷へ登った帰りに前山尾根からちょっと藪を漕いでみました。かつて畑地でもあったかのような平坦なところまででしたが、その先へと進む勇気も時間もありませんでした。
私の40代の頃に似た嗜好の持ち主がいることに、嬉しくなります。
はじめまして、奥美濃の大先輩からのコメントありがとうございます、そして「やぶ漕ぎ名人」の称号、嬉しいです。
「青波」のレコも興味をもっていただきありがとうございます。
若い頃は鈴鹿でしたが再開してからは奥美濃にはまっています、maasuke1さんの他とは違った味のあるレコ毎回楽しみにしています。
hanamaruteさん、今晩は
fuararunpu さんも絶賛されてますが驚きの記録ですね。
平家岳に行こうと周回考えたところで偶然、レコ拝見させていただきました。
熊並みの行動力ですね。
私は藪漕ぎ4時間が限界です。
雷蔵〜花房の藪漕ぎのレコも記憶に新しいですが、またまたすごい周回しましたね。
奥美濃の藪王と呼ばせていただきますよ。
コメントありがとうございます。
higurasiさんの常に意欲的な山行、特に藪漕ぎ、長距離、周回とこだわりが自分と似ているので刺激を受けています。
30時間はかかり過ぎました、ルーファイミスやヘッデン付けての藪漕ぎが原因です、20時間ぐらいが妥当だと思っています、日の長い時期に2時か3時ぐらいに出発すれば日が沈む前には美濃平家に着きそうです、前半の楢木までと後半の巡視路尾根はヘッデン付けて問題ないと思います。
「藪王」なんかカッコイイですね、気に入りました。
hanamaruteさん、こんばんは。
まさに驚きの記録です。
私もhigurasiさん同様、美濃平家の情報を集めていて、
この驚愕のレコに行き当たりました。
拝見した瞬間、別世界の出来事のようでビックリしました
このような山行には、憧れます。
私では、経験も技術も足元にも及びませんが素晴らしい記録です
fuararunpuさんの仰るとおりです、
恐れ入りました。
こんばんは、コメントありがとうございます。
藪漕ぎ好きのtotokさんにほめてもらってうれしいです。
藪漕ぎ好きは少数派なので藪山の良さがわかるtotokさんは同志という感じです。
自分が藪山が楽しいなあと思ったのは4年前の蕎麦粒山に行こうとして結果的に反対のアラクラに向かったときでした、アラクラの手前で引き返しましたが凄く楽しく充実した山行でした。以来藪山にはまっています。
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