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Yamareco

記録ID: 988589
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沢登り
丹沢

西丹沢・西沢・下棚沢

2016年10月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:14
距離
8.1km
登り
952m
下り
958m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:30 西丹沢自然教室出発
7:10 権現山登山口
7:27 下棚見物
7:50 F1の落ち口上部
8:05 沢に降りる
8:35 丸太のかかった滝
9:35 残置ハーケンのあった滝
10:45 沢を離れ尾根へ向かう
11:20 稜線に出る
12:25 西沢への分岐
12:45 権現山
14:05 北東尾根の主稜線から南東に折れる
14:45 西丹沢自然教室
天候 曇り、稜線付近は雨。
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
どんより曇り空の下で歩き出し。
2016年10月22日 06:38撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 6:38
どんより曇り空の下で歩き出し。
ひとつ目の堰堤を越えたところの河原。いつ頃からなのか、道路の縁石のように石が並べられていた。
2016年10月22日 06:45撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1
10/22 6:45
ひとつ目の堰堤を越えたところの河原。いつ頃からなのか、道路の縁石のように石が並べられていた。
橋がひとつ流されて、後半は石伝いに渡る(容易)。
2016年10月22日 07:06撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 7:06
橋がひとつ流されて、後半は石伝いに渡る(容易)。
下棚沢出合付近。巻道の入口を確認しておく。
2016年10月22日 07:27撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 7:27
下棚沢出合付近。巻道の入口を確認しておく。
本日の下棚。
2016年10月22日 07:31撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 7:31
本日の下棚。
トラロープをくぐって進む。踏み跡がしっかりしていて、尾根をジグザグに登って高度を稼げる。
2016年10月22日 07:36撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 7:36
トラロープをくぐって進む。踏み跡がしっかりしていて、尾根をジグザグに登って高度を稼げる。
傾斜が急に落ちて踏み跡が平坦に近い傾斜となった先が、F1の落ち口上部にあたる。この写真は振り返って撮影したもの。
2016年10月22日 07:53撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 7:53
傾斜が急に落ちて踏み跡が平坦に近い傾斜となった先が、F1の落ち口上部にあたる。この写真は振り返って撮影したもの。
F1大滝の落ち口の少し上あたり。写っているのはF2。下まで降りようかとも思ったが、滝を眺めて満足することにした。
2016年10月22日 07:51撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 7:51
F1大滝の落ち口の少し上あたり。写っているのはF2。下まで降りようかとも思ったが、滝を眺めて満足することにした。
これはF3か。依然、沢には降りずに巻き道から眺めている。どうせこれも登れなさそう。
2016年10月22日 08:00撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 8:00
これはF3か。依然、沢には降りずに巻き道から眺めている。どうせこれも登れなさそう。
いよいよ沢に降りようか、と思って進んだ踏み跡に懸垂支点と思われるロープがあった。しかし、ここを通り過ぎたあたりの斜面をロープ無しで降りられる。
2016年10月22日 08:10撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 8:10
いよいよ沢に降りようか、と思って進んだ踏み跡に懸垂支点と思われるロープがあった。しかし、ここを通り過ぎたあたりの斜面をロープ無しで降りられる。
降りた所から落ち口へ移動し、見下ろしてみた。
2016年10月22日 08:13撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1
10/22 8:13
降りた所から落ち口へ移動し、見下ろしてみた。
この斜面、中央上あたりの立木のあたりから左下に降りた。
2016年10月22日 08:14撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 8:14
この斜面、中央上あたりの立木のあたりから左下に降りた。
降りた場所から上流側。
2016年10月22日 08:15撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 8:15
降りた場所から上流側。
チョックストン滝。左から容易に登れる。
2016年10月22日 08:20撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 8:20
チョックストン滝。左から容易に登れる。
ここで魚が泳ぐのに気づく。じっと立ち止まっていると、岩陰からピョコっと現れて別の場所へサッと移動した。2度目のものは20cmくらいあったように思う。
2016年10月22日 08:24撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 8:24
ここで魚が泳ぐのに気づく。じっと立ち止まっていると、岩陰からピョコっと現れて別の場所へサッと移動した。2度目のものは20cmくらいあったように思う。
ここでも魚影が。
2016年10月22日 08:29撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 8:29
ここでも魚影が。
標高820mあたりで右岸から入ってくる支流。階段状で容易に登れそうなのでちょっとだけ登ってみた。
2016年10月22日 08:33撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 8:33
標高820mあたりで右岸から入ってくる支流。階段状で容易に登れそうなのでちょっとだけ登ってみた。
ちょっとだけ登って眺めたところ。
2016年10月22日 08:35撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 8:35
ちょっとだけ登って眺めたところ。
立てかけてある丸太の右側からちょっと挑戦してみたが、いまひとつ自信が持てずやめた。丸太にスリングをしっかり巻きつけて支点にすれば行けそうな気もするが、どうだろうか。胸から腹のあたりが泥だらけになってしまった。
2016年10月22日 08:38撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 8:38
立てかけてある丸太の右側からちょっと挑戦してみたが、いまひとつ自信が持てずやめた。丸太にスリングをしっかり巻きつけて支点にすれば行けそうな気もするが、どうだろうか。胸から腹のあたりが泥だらけになってしまった。
で、諦めて右側のルンゼ状から巻いた。
2016年10月22日 08:49撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 8:49
で、諦めて右側のルンゼ状から巻いた。
こんなナメ滝は気持ち良く登れる。
2016年10月22日 08:58撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 8:58
こんなナメ滝は気持ち良く登れる。
日が射していればもっと気持ちが良かっただろう。
2016年10月22日 09:02撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 9:02
日が射していればもっと気持ちが良かっただろう。
トイ状の滝。すごい勢いで流れているが、写真で見るよりも傾斜がないので水流の中を歩ける。
2016年10月22日 09:06撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 9:06
トイ状の滝。すごい勢いで流れているが、写真で見るよりも傾斜がないので水流の中を歩ける。
トイ状滝から吐き出された水。
2016年10月22日 09:06撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 9:06
トイ状滝から吐き出された水。
苔むした岩をたくさん見かけた。
2016年10月22日 09:10撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 9:10
苔むした岩をたくさん見かけた。
流れの右側の方が登りやすそうに見えて取り付いたが、見た目以上に水をかぶるので体が冷えてたまらない。この滝の直前で休憩をとり体が冷えていたのが敗因か。盛夏なら行けるかもしれない。
悔しいのでしぶきの少ない左からも取り付いてみた。行けそうなのだが、一歩を立ち込む勇気が出ない。「支点があればなぁ…」と思いながら降りようとしたら、目の前、胸の高さに残置ハーケンがあった。古いがしっかり効いてるようなのでこれで確保すると難なく立ち込めた。精神安定剤は重要である。
2016年10月22日 09:40撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 9:40
流れの右側の方が登りやすそうに見えて取り付いたが、見た目以上に水をかぶるので体が冷えてたまらない。この滝の直前で休憩をとり体が冷えていたのが敗因か。盛夏なら行けるかもしれない。
悔しいのでしぶきの少ない左からも取り付いてみた。行けそうなのだが、一歩を立ち込む勇気が出ない。「支点があればなぁ…」と思いながら降りようとしたら、目の前、胸の高さに残置ハーケンがあった。古いがしっかり効いてるようなのでこれで確保すると難なく立ち込めた。精神安定剤は重要である。
このあたりも気持ち良く登れる。
2016年10月22日 09:57撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 9:57
このあたりも気持ち良く登れる。
上流へ行くと倒木が増えてきた。蜘蛛の巣も。
岩のヌメリも少し強くなってきたようだ。
2016年10月22日 10:05撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 10:05
上流へ行くと倒木が増えてきた。蜘蛛の巣も。
岩のヌメリも少し強くなってきたようだ。
霧が少し濃くなってきた。
2016年10月22日 10:10撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 10:10
霧が少し濃くなってきた。
これはとても登れそうにない。奥へ進んで斜面をトラバースして戻る。
2016年10月22日 10:19撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 10:19
これはとても登れそうにない。奥へ進んで斜面をトラバースして戻る。
2016年10月22日 10:39撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 10:39
畦ヶ丸と権現山を結ぶ稜線を歩いていると、自然とこの道へ来た。しっかりした道になっており、ピンクテープまでついているが、これは鬼石沢の左岸尾根なのだそうだ。磁石を見ていなければハマるところだった。
2016年10月22日 12:14撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 12:14
畦ヶ丸と権現山を結ぶ稜線を歩いていると、自然とこの道へ来た。しっかりした道になっており、ピンクテープまでついているが、これは鬼石沢の左岸尾根なのだそうだ。磁石を見ていなければハマるところだった。
西沢から権現山へのルートが一般登山道だった時の名残。ここで登山路が90度ほど折れているので、登り・下りともに、油断していると畦ヶ丸の方へ向かってしまう。
2016年10月22日 12:29撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 12:29
西沢から権現山へのルートが一般登山道だった時の名残。ここで登山路が90度ほど折れているので、登り・下りともに、油断していると畦ヶ丸の方へ向かってしまう。
ここは恐らくマスキ嵐沢の詰め上がり点だろう。
2016年10月22日 12:37撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 12:37
ここは恐らくマスキ嵐沢の詰め上がり点だろう。
権現山山頂。去年来たときは木の標識は無かったので、この1年くらいの間に誰かが取り付けたのだろう。
2016年10月22日 12:50撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
10/22 12:50
権現山山頂。去年来たときは木の標識は無かったので、この1年くらいの間に誰かが取り付けたのだろう。
撮影機器:

感想

年に一度くらいは単独行をしようと思っているのだが、今年は仲間に恵まれたせいもあってまだやっていなかった。冬が来る前に・・・と思い、一人で丹沢へ向かう。
行き先は少し迷ったのだが、まだ行ってない西沢・下棚沢、そして下山ルートは権現山の北東尾根にとることにした。
下棚の見物は何度もしたことがあり、「いつかはこの滝を登りたい」と思ったことも無くはないのだが、最近は「もう無理かな」と思っている。今日は単独なのでもちろん巻き。

詳細は写真のコメントに譲ることにして、全体の感想などを。

(1) 岩はあまりヌメっておらず、フリクションがよく効いた。ヌメヌメだろうと思った赤茶けた岩でさえほとんど滑らなかったのは意外であり、有り難かった。詰めに近い上流付近の岩はやや滑った。
(2) 魚影が濃かった。釣りはしないので魚の種類も分からないが、小さな釜状のところでは何度も魚が泳ぎ回るのを見ることができた。
(3) 詰めでは分岐を1本早まったようで、結構な急斜面を登るハメとなり、稜線に出るまで苦戦してしまった。最後に見えた登れそうにもない滝を巻いてから稜線へ向かうべきだったようだ。畦ヶ丸にも寄る予定だったが、稜線に近づいた頃から雨が降ってきたので先を急ぐことにした。
(4) 畦ヶ丸と権現山を結ぶ稜線は、畦ヶ丸へ向かって一度歩いただけで、その時は一般登山道と同程度、特に難しいところもないと思っていたのだが、今回逆向きに歩いてみると、1079ピークの北東尾根に行きそうになったり、鬼石沢左岸尾根に誘い込まれそうになったりして、霧のせいもあったかもしれないが、なかなか侮れない尾根と思った。
(5) 権現山からの下山でも、いきなり1本北側の尾根に進んでしまい進路を修正した。しかし、このルートは降り始めの傾斜がかなり急で足元も良くなく、50メートルほど高度を下げるまでが少し怖かった。脇から回りこむなど、もっと安全なルートどりがあるのかもしれない。傾斜のきついところを過ぎてからは特に問題無くどんどん進める。一番最後、登山道に降りる所は少し傾斜がきつい。1000メートルあたりまで高度を下げると雨があがった。

天気の良い日にまた遡行してみたいと思わせる沢であった。

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