雨乞岳 〜苔の大地 イブネ・クラシを目指して〜

2016年11月05日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,120m
• 下り: 1,094m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:10
• 休憩: 0:45
• 合計: 7:55

8:00 武平トンネル西登山口
8:30 沢谷峠
8:50 クラ谷分岐
9:20 七人山のコル
9:45 9:48 東雨乞岳
10:00 10:03 雨乞岳
10:25 10:30 杉峠
10:40 杉峠の頭
10:50 佐目峠
11:00 11:20 イブネ
11:26 イブネ北端
11:40 11:45 クラシ谷源頭部
12:00 クラシ
12:10 クラシ谷源頭部
12:10 12:15 イブネ北端
12:20 イブネ
12:20 佐目峠
12:30 杉峠の頭
12:46 12:50 杉峠
13:20 御池鉱山旧跡
14:00 コクイ谷出合
14:58 クラ谷分岐
15:10 沢谷峠
15:50 武平トンネル西登山口
15:55 ゴール地点

天候

☀快晴☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

今日も少し出足が遅かったかなぁ、7時30分で武平トンネル西口駐車場はどちら側も満車っぽかったので、トンネル東側のパーキングスペースに駐車しました。そこはまだ空いてましたが、準備してる間にみるみる埋まりました！

コース状況／危険箇所等

登山口すぐ10分程の所で進入禁止テープあり。崩落しているので現在は巻いている様子。所々、そんな箇所あり。
イブネ〜クラシ間でクマorイノシシ？目撃情報あり。
それでも、私を含め続々登山者はイブネを目指していました。登山道の木を見てても鹿の噛み痕はあれども、クマの引っ掻き痕は見ませんでした。

写真

11/5 7:57

武平トンネル東口にも登山口ありましたがポスト分からず、西口まで歩いて提出。茶色のデジカメが入っていました。
もぅ8時だ。いかん、遅い。
車の割に登山届は少ないのですね……

11/5 8:04

このテープは通らない方が良いのですね。
杉林を進みます。

11/5 8:05

朝日が差して美しい。

11/5 8:23

下の方で少し紅葉が始まっていそうです。

11/5 8:40

沢峠着。
テープがマメに巻いてあるので、ありがたく迷わず来れました。

11/5 9:13

谷にも日が指す。
クラ谷は小さな渡渉を繰り返す。

11/5 9:20

おぉ。
上を向くと、ちょっとめまい。

11/5 9:23

後のちの余裕を確保するため、七人山には寄らず。
東雨乞を目指します。

11/5 9:24

それにしても良い天気だ。

11/5 9:26

初めて鎌さんを後ろから望む。

11/5 9:44

山頂近づくにつれ、頭が隠れるほどの笹道が。
ちょっとぬかるみます。

11/5 9:45

東雨乞山頂。
開けているためか、6名程先人が休憩中。
意外に風穏やか。
周囲の方々は寒いらしい。

11/5 9:46

裏御在所＆鎌さん。
美しい！

11/5 9:46

あまり休憩しない私。
早速、雨乞山頂目指します。

11/5 9:59

途中、朝日に照らされる笹が見事。
山頂の紅葉はもうピークを過ぎてるか。

11/5 10:01

程なくして、山頂！
狭いので長居せず。

11/5 10:05

ちょっと回ると、池発見。

11/5 10:08

杉峠行き、みたいな看板見当たらず。
他の登山者はどの笹道か迷っている方も。
都度、地図・コンパスで確認！

11/5 10:09

東雨乞岳 を後ろから。
この角度からだと滑らかな稜線。

11/5 10:11

岩。
ちょっと登って景色を堪能。
霊仙まではくっきり。
それより先は霞がかかっていました。

11/5 10:20

岩たちがなくなる頃、下りが急に。
暗く湿っているので、滑らないように慎重に。

11/5 10:27

杉峠分岐到着。
ホントに立派な杉？の大木アリ。

11/5 10:33

イブネ行きという看板はないので、怪しいと思ったらすぐ地図＆コンパス！

11/5 10:35

この角度からの雨乞は、カッコいい。

11/5 10:44

とめどなく林。
踏み痕が時々不明瞭。

11/5 10:45

迷いやすそうな場所。
佐目峠方向を目指します。

看板があるとホッとしますね。
ありがとう！

11/5 10:50

これが目印のお尻っぽい岩か。
佐目峠はこの辺りですか。

11/5 10:57

目指す苔の大地は、もうちょいのはず。
熊らしき動物が谷へ降りていったと情報あり。
何ですとっっΣ(゜д゜；)!?

11/5 11:06

それでも見たい。苔の大地。
あった……
これがイブネか。

11/5 11:12

踏んでは行けないと思っても、苔がぁ。

11/5 11:13

1輪だけ竜胆。

11/5 11:42

クマがいたとしたらこの辺りらしい。
鈴、鳴らしまくります。

11/5 11:46

クラシ手前から素晴らしい苔の絨毯が広がっていた！

11/5 11:48

苔越しの御在所＆鎌さん。
もこもこです。

11/5 11:48

何故ここにこんなに立派な苔たちが……
不思議です。

11/5 11:57

一応、クラシまで行って引き返します。
ちょうど12時。

11/5 12:16

あまりの天候の良さに、銚子方面まで足伸ばそうか迷い、
少し向かいましたが、
やっぱり後半を考えてイブネへ戻ってきました。

11/5 12:51

杉峠まで順調。
それにしても良い天気。
感謝。

11/5 13:11

谷を下って、かなり早い所で鉱山跡の標識あり。
手持ちの地図とちょっと違う……
コクイ谷方面という標識は見かけず、神崎川上流or根ノ平峠方面であることを頼りに進む。

11/5 13:19

下山時、何回上見上げただろう。

11/5 13:19

とても美しいので。

11/5 13:33

ほうばの木をちゃんと見たのは初めてかも。葉っぱ大きい！カワイイ！

11/5 13:41

沢を何度も何度も渡渉。
踏み石チョイスが徐々に上手くなる。

11/5 13:42

やっぱり鈴鹿はどこも水がキレイ。

11/5 13:47

さぁ、分からんぞ。
もうすぐコクイ谷分岐のはず。
地図＆コンパス出番です！
よーく見渡し、川の向こう岸にちっちゃいテープ発見。

11/5 13:56

コクイ谷分岐到着。
さぁ、ここからだ！
体力と時間に余裕を残した、つもり。

11/5 13:56

この看板見る度にブルっとする。
心してかからねば。

11/5 14:03

沢を外さないように……

11/5 14:10

時にはこんな所も通ったり……
ただ沢を伝うだけではないのは確か。

11/5 14:16

1ヶ所、虎ロープ場が。
これは渡った後の写真です。
すぐ下はプチ滝なので渡渉にやや度胸が。

11/5 14:16

慎重に、踏み痕・テープ、時にケルンを頼りにしながら。
誰1人出会わない。
寂しい！

11/5 14:27

さぁ、どこだ。
沢が分岐しておるぞ。

11/5 14:33

さぁ、どっちだ？
(正解は中央の小さな白看板目指して登る)

11/5 14:38

よっしゃ。だいぶ来たぞ。

11/5 14:51

ぷはー！
何とか迷わず？分岐到着。
杉峠分岐からちょうど2時間。

11/5 15:02

ホッとしたのか、急に脚取り重たくなってくる。
そんな時に、日に照らされる木々が応援してくれる。

11/5 15:36

ススキもピークを過ぎてましたが、輝いてました。

11/5 15:40

おぉ、途中からだいぶ亀さんになったのね。
日が傾きはじめておる。

11/5 15:45

登山口に無事到着。
個人情報だから、自分の登山届回収(何故かポストの裏の方に落ちていた……)

道中、ガーミンは落ちていませんでしたねぇ。

11/5 15:52

トンネル東口へ。
何とか目標の16時迄に到着。
確認すると、25km移動していたらしい。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

備考

一昨日の寒さを教訓に防寒と充電池を持参。
結果、今日は暑かった（；^ω^）
登山MAPとコンパスが大活躍。
iPhoneのGPSは圏外で役に立たず。

感想

Kei

初めての雨乞岳。裏御在所が望め、さらに奥には美しい苔の大地が広がる代わりに、谷は非常に迷いやすいと噂は聞いていました。
下調べ、地図読みを重ね、今日の好天もありチャレンジしました。

東雨乞からの景色、イブネ〜クラシの間に広がる苔の絨毯は、確かにとても美しくゆっくり堪能できました。
熊の情報に少々ビビっていましたが。

その分、帰りに選択したコクイ谷は非常に慎重に挑みました。
今日のように安定した天気でなければチャレンジしたくない谷ですね……
ずっと宇多田ヒカルの“道”のサビが流れてました。「It's a lonly It's a lonly...road road..」「But a not alone ,not alone...」
あんなに登りは人が居たのに、沢はホントにずっと1人でした。

基本、テープや看板頼りではダメだと思いますが、似た沢や川の合流、渡渉が繰り返されると、途中から時々不安になりますね。
ちゃんと踏み痕探せば何とかなりました。
結局テープやケルンに助けられたなぁ。

先人に感謝！

コメント

junbader

初めまして
このルート好きなんですが
コクイ谷出合〜クラ谷分岐が少々やっかいですね
枝状の沢が多くて迷いやすいですね
ところで宇多田ヒカルの「道」でしたか
あの曲、軽快でいいです
ぜひ、自分の頭の中で流れてほしいものです
今年の７月に木曽駒のつらい登り時には
映画「八甲田山」のあの重苦しい曲のサビでした
年代によってはご存じないかも
とにかく暗い、重い曲です
頭のなかでリピートしまくりで参りました
僕はこの日、御池岳の周りをうろついてました
写真の青が綺麗ですね〜〜

Kei

ありがとうございます🍁
＞junbaderさん
ご覧いただきありがとうございます！
快晴だったので、山頂から写真は修正がもったいないくらいです。

青好きなのがバレますね、私の写真の特徴のようです。
いつかは2000m超の山で、コバルトな湖を撮るのが目標です。

八甲田山…… 申し訳ございませんっ、存じ上げず(>_<)っ。
私の宇多田は、自分を必死に奮い立たせる時に頭でローテーションしている事が多いです。おっしゃる通り、コクイ谷は地図で確認しづらい支流の合流が何ヶ所かあり、難儀しました。

御池のマイナールート？を回られたのですね。私にはあの谷を回る自信は……まだありません。
でも、御池は初めて登った山として、とても印象深い山。ブチの上で自撮りしたものをプロフィール写真にしています。
ぜひまた新緑が美しくヒル達にお目にかからない季節に登りたいです！

また、レコを参考にさせていただきますね✩

hiro_oton

・・・(+_+)
不確定（怪しい）な熊orイノシシ？目撃情報をお伝えし、不安にさせてしまい、申し訳ございませんでした(-_-;)（おそらく私です？失礼いたしました）

無事に晴天のもと、素晴らしい景色、そしていっぱいの苔に出逢えて良かったですね(^^♪

あの後私は、杉峠→コクイ谷出合→上水晶谷→地獄谷→御在所→武平峠と歩いてきました。

青空の綺麗な気持ちいい一日でしたね(^_-)-☆

Kei

そんなそんな(＊´∀`)ノ
とんでもないです！hiro_koさん。
きっと、杉峠〜佐目峠間の林でお会いした方ですね。

後で思えば、杉峠分岐にも“この先熊出没注意！”看板ありましたし、他の方のレコ拝見していても、鈴鹿北部は熊の爪痕ありますものね。
くまモン居てもおかしくないです。

貴重な情報で逆に助かりました！
その先向かうかどうかは自己責任ですので。

これからも気を付けながら山歩きを楽しみたいと思います。見かけた時は、ぜひ宜しくお願いします✩