記録ID: 1000393
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無雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良
塩沢温泉⇔安達太良山・鉄山 秋から冬へ 麓は紅葉、山頂は冠雪
2016年11月05日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,098m
- 下り
- 1,098m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:48
天候 | 雲一つない快晴☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【復路】湯川渓谷入口18:07−(バス)→18:40二本松18:49−(JR東北線)→19:14郡山19:30−(新幹線)→20:22大宮 福島交通バス時刻表 http://busget.fukushima-koutu.co.jp/fromto/result/428/1298/?week=2 往復ともに乗客は私一人の貸し切り状態、運賃500円で申し訳なかった m(__)m |
コース状況/ 危険箇所等 |
【塩沢温泉登山口〜三階滝分岐】スキー場を通過してから、湯川沿いに紅葉真っ盛りの樹林帯を緩やかに登る。くろがね小屋まではコースを30に分けた距離程標識がある。馬返し(3/30)で僧悟台方面の道が右に分かれ、しばらく行くと金剛清水(6/30)。馬返し〜金剛清水間は水たまりやぬかるみが点在し、やや歩きづらい。ここからは湯川右岸斜面をトラバース気味に登っていく。 【三階滝分岐(13/30)〜屏風岩(16/30)】紅葉がきれいそうなので分岐から正規の道を外れて三階滝に立ち寄った。沢までに一旦下り三階滝の下に取り付いてから右岸急斜面を高巻き気味に登っていく。所々に見えるピンクテープを頼りに踏み跡をたどるが、踏み跡は一部不鮮明で、二番目の滝を巻くハシゴとクサリを通過した後の一番上の滝との間で少し迷った。 【屏風岩〜五の橋(24/30)】屏風岩で正規ルートに戻る。しばらく行くと岩場をトラバースするクサリ場が数か所出てくる。注意すれば問題ないが、屏風岩を上流から望める位置にあるクサリ場はすべりやすく特に注意が必要。支流の合流点にある八幡滝を過ぎると渡渉箇所が出てくる(一の橋(19/30)〜五の橋(24/30))。途中にちょっとした岩登り箇所もある。 【五の橋〜くろがね小屋】五の橋を過ぎると沢から少し離れた左岸側をしばらく行く。最後の渡渉点である六の橋(28/30)で右岸側に渡り、つづら折りをひとのぼりすれば勢至平からの広い登山道と合流し、主稜線の展望が開ける。登山道左側にある銀明水(湧き水)を過ぎ、くろがね小屋までは5分くらいで到着する。 【くろがね小屋〜安達太良山】まずはくろがね小屋からガレ場を急登し眺望の良い1418m標高点に至る。この日は登山道が融雪水の排水路と化しており、かなり歩きづらかった。正面に見える矢筈森をトラバース気味にゆるやかに登ると尾根状の分岐点、峰ノ辻に至る。正面に乳首山をみながらそこからいったん下り、所々積雪を踏みしめながら再びトラバース気味に登り返すとロープウエイの薬師山頂駅からのルートと合流し、乳首山の基部に至る。乳首山頂上まではさらに少し岩場を急登する。 【安達太良山〜鉄山〜笹平】気持ちの良い主稜線の縦走。名物の強風もこの日はそれほどでもなかった。鉄山の手前や鉄山避難小屋〜笹平間で急こう配箇所が若干あるが、全体に緩やかでハイキング気分で歩ける。ただし、この日は積雪や霜柱が融解したぬかるみ土がダンゴ状に登山靴にくっついて歩きづらかった。また、笹平への急降下区間は北斜面で雪が残っており、すべらないようにこわごわと下って行った。 【笹平〜僧悟台】笹平で箕輪山方面の主稜線と分かれて右側に下っていく。この道は、分岐標識には登山道の管理を今後行わないので注意して下るように書かれていたが、草が枯れる秋のせいか、分かりにくいところはなかった。下り始めは快適だったが、北斜面のトラバースとなる区間では積雪が残ってすべりやすく、融雪水による水たまりやぬかるみで非常に歩きづらかった。また、登山道に張り出したシャクナゲの枝が結構じゃまして何回か水たまりに落ちそうになった。積雪+ぬかるみ状態は霜降滝分岐標識のある僧悟台の手前まで続いた。 【僧悟台〜馬返し】僧悟台から尾根が平坦となり歩きやすい道が続く。しばらく行くと左手の眺望が少し開けた見晴台に至り、その付近から落ち葉ですべりやすい急降下が始まる。標高差200〜300m下るとやや緩やかになり、左からの沢を越え、さらに湯川本流の橋を渡り馬返しで行きに通った道と合流する。 |
その他周辺情報 | 【登山口】バス停から100mほど戻ったスキー場入口(マイカー駐車場は目の前で、この日は10台程度駐まってた)。簡素なトイレが駐車場付近に、登山届ポストは少しスキー場に入った所にある。 【塩沢温泉 青木荘】バス停そばの湯川荘は閉館されたようなので、10分ほど下ったところにある青木荘に立ち寄った。16時を過ぎていたが日帰り入浴OKとのことで、湯川渓谷入口バス停がすぐそばなので缶ビールを飲みながらバスの時間まで休憩させてもらい大変助かった。 入浴料500円。湯船は6〜7人程度、洗い場は3人で一杯程度のややこじんまりした規模だが、湯加減が若干熱めの良い風呂だった。洗い場の水の勢いがもう少し強いとありがたい。ホームページは休止されており、この日も風呂は貸し切り状態、宿泊の方もいないようだった。 |
写真
撮影機器:
感想
11月初めには寒気が入り積雪の情報もあったが、まだ山麓の紅葉が楽しめそうな安達太良山の塩沢ルートに行ってきた。3週間ほど前に高速バスや新幹線の予約をしていたが、たまたまこの日は雲一つない快晴に恵まれ、とても気持ちの良い山行となった。
塩沢ルートは湯川渓谷沿いのバラエティに富んだコースで、若干注意が必要な個所はあったものの、予想通りのすばらしい紅葉や渓谷美を楽しめた。また、安達太良山〜鉄山に至る主稜線では沼ノ平の迫力ある火口跡、西の磐梯山、北西の飯豊連峰、北の吾妻連峰、東の福島方向の街並みなど360度の眺望を堪能できた。
下山後の温泉もよかったが、二本松の酒屋に立ち寄る暇がなくおみやげが買えなかったことが唯一の心残りだった。
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