仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳
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- GPS
- 29:20
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 2,191m
- 下り
- 2,199m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:55
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 7:40
天候 | 11/6 快晴、11/7 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
仙丈ヶ岳は2500m付近以降は積雪、凍結あり。甲斐駒ヶ岳は、駒津峰の山頂直下に凍結あり。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
北沢峠を起点に、仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳に登って来ました。
南アルプスの女王と呼ばれる仙丈ヶ岳と、ピラミダルな山頂と独特な形の摩利支天を併せ持つ特徴的な山容の甲斐駒ヶ岳。ともに百名山に選定されている名峰です。一度に二座を登れるため、とても楽しみにしていた山行です。
初日は3000m峰の仙丈ヶ岳へ。険しい道ではありませんが、2500m付近から積雪と凍結が始まり、アイゼンを装着して登りました。森林限界に達してからは、雪の付いた美しいカールが圧巻でした。また、後方を眺めると迫力のある甲斐駒ヶ岳が鎮座しており、度々振り返りながら稜線を歩きました。他にも白峰三山や南アルプス南部の山々、中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳等、多くの名峰を眺める事ができ、非常にテンションが上がりました!!この日は無風快晴で寒さを感じることもなく、山頂でゆっくりと寛ぐ事が出来ました。
下山後は北沢峠を経由して、宿泊地である仙水小屋へ。長衛小屋に泊まることも考えましたが、前日の宿泊をもって小屋閉めだったため、通年営業している仙水小屋を選択。設備はやや古いですが、この時期に営業してくれている事に感謝!この日は、我々以外の宿泊者は1名だけで、ゆっくり過ごせました。小屋の主人は消灯時間に融通を利かせてくれたり、山小屋の切り盛りについて話してくれたり、気さくな印象のある方でした。また、共に泊まった単独行の女性は、登山をしながら日本国内を放浪しており、北海道から南下している最中とのこと。25kgくらいのザックを背負って10日以上の縦走もしているようで、見かけによらずかなりの猛者でした。様々な山談義をさせてもらい、とても楽しい時間を過ごせました!!今回、2年振りくらいに営業小屋に泊まりましたが、他の方とコミュニケーションをとるのも楽しいものだと改めて感じました。
2日目は仙水峠、駒津峰を経由して甲斐駒ヶ岳へ。こちらのルートは日陰に若干の積雪があるのみで、アイゼンの出番はなし。ただし、駒津峰から鞍部に降る箇所は凍結しており、スリップに注意して緊張感を持って降りました。その後、直登ルートで山頂を目指しましたが、こちらは凍結なし。手足をフルに使っての登りがとても面白かった。山頂直下の歩きにくい砂礫の道を経て山頂に到着。この日も無風快晴で、誰もいない山頂をしばし独占。前日と同様に360°の展望を堪能しました!!その後、後ろ髪を引かれる思いで下山を開始。以降は淡々と小屋まで戻り、しばしの休憩を挟んで北沢峠に下山しました。
時期的にかなり冷え込むと予測され、また積雪についても懸念していましたが、両日共に天候に恵まれ、最高の登山日和でした。名峰二座に登頂出来て非常に楽しい山行となりました。厳冬期登山の知識も技術も持ち合わせていないので、今後しばらくは登山はお預けになりそうです。次の山行はいつになるのかな〜。
直近の情報を参考にさせて頂きました。レコをあげてくれた方に感謝します!!
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