涸沢〜北穂高〜涸沢岳
- GPS
- 21:18
- 距離
- 36.1km
- 登り
- 2,068m
- 下り
- 1,801m
コースタイム
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:49
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 9:05
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 5:51
天候 | 11/3 曇り後雪 11/4 晴天 11/5晴天 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
(往きは夜行) |
コース状況/ 危険箇所等 |
15cm程の新雪でしたが、先行者がおらずラッセルが堪えました。 マーキングはありますが、トレースがないため結構戻りが多く、時間がかかりました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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---|
感想
11/3 上高地行きの夜行バスを予約していたのですが、決済を済ませていなかったために自動キャンセルとなってしまい、再度予約をしたのですが直前までは予約不可でした。ただ、いつもの事ながら直前になると結構キャンセルが出てくるもので、今回も2日前に11/2夜発、11/5昼発のバスを予約できました。
この夜行バスは途中2時間ほど休憩をとるため、上高地には丁度頃合の時間(5:30位)に到着します。
上高地のバスターミナルで身支度をし、明るくなったころを見計らって河童橋を後にしました。
途中、明神池、徳沢園、横尾までは平坦の遊歩道が続くます。この時期になると、山小屋はどこも冬支度のためクローズとなり、11/3で殆んどの山小屋は閉鎖となるようで、さすがの上高地も6:00過ぎではまだ閑散としてました。
横尾までは自動車通り沿いの道ですが、ここからは山道に入り屏風岩の岸壁を左手に見て、川沿いにジョジョに高度を上げて往きます。
途中つり橋が撤去された本谷橋を渡り、あたりから若干こうばいが強くなりだすものの次第に体も慣れ出してきて、この日は涸沢までとなりました。シーズン中はテント村となる涸沢もさすがにこの時期(当日が最後の小屋営業日)は殆んどテントはなく(全部で5張)、ゆったりとできました。
11/4 予報によると、11時くらいまで雲が残っている予報だったのですが、早朝7:00には雲はほとんどなくなりました。朝11:00位に奥穂高の予定だったので、出発は7:00少し前と普段よりは大分遅い出発となりました。
当初は、ザイテングラートから奥穂高を目指したのですが、涸沢小屋から北穂高を目指す数人のパーティーが居たため、その後を追ってラッセルをお願いするつもりで上り出しました。
ところが、30分もたたぬうちにお先にどうぞと言われてからは、結局この日は穂高岳山荘まで終始ノートレースの中をラッセルする事となり、結構体力を消耗しました。追い抜いたパーティーも途中で引き返した模様で、この後テントに戻るまで、誰一人登山客に会わずとなりました。(北アルプスでもこの時期になるとこんなこともあるのですね。唯一お会いしたのは穂高岳山荘の従業員だけ)
トップを交代してからは、マーキングを目ざとく探しながらの歩行となり、ルートファインディングは夏山とは比較ならない難しさがあり、何度か立ち止まり後退する事もしばしばで、穂高岳山荘までかなり時間的に懸かってしまいました。
それでも、予報どおり快晴であったため、北穂高から涸沢岳までの岩稜鎖場も、吹き溜まりでの膝までのラッセルもそれほど苦にならずに進めました。ただ、この時期を過ぎると格段に積雪量、そして風速も増してくるので非常に困難な山になる事は容易に想像できました。
その意味では、この素晴らしい冠雪を抱いた穂高連邦を登れた数少ない機会だったと思います。
穂高岳山荘着が14:00を回ってしまったので、目標の奥穂高は諦めましたが、北穂高、涸沢岳を回れただでも十二分の価値ある参考でした。
ようやく、涸沢岳、そしてザイテングラートに来ると、トレースを発見しましたが、ただそれも一人だけのものでした。こんな好天の中うそと思うほどの静寂な一日となりました。
11/5 この日も朝から晴天。明日のゴルフがなければ、もう一泊して奥穂高を目指したかったのですがここは又の機会と諦め、上高地へと下山しました。
ほんとに素晴らしい天気に恵まれました。
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