雪中ツボ足山行となった金峰山。廻目平起点で大弛経由の周回。
- GPS
- 08:00
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,259m
- 下り
- 1,257m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◯積雪状況 前日の降雪が凍結。廻り目平から金峰山、大弛から廻り目平のルートはいずれも北側斜面であり、少なくともチェーンアイゼンか軽アイゼン必要。 特に大弛からの川上牧丘林道は積雪量多く、スノーシューかワカンが欲しいくらいであった。誰も踏んでいなかったのでツボ足山行はきつかった、 金峰山から大弛の稜線上は雪が飛んで少ないので、ノーアイゼンでも歩けるが、日陰が凍結しているので注意。 ◯ルート 川上牧丘林道長野側はすでに冬季車両通行止。(山梨側も今月中には冬季通行止めとなるので注意を)車道は斜度が緩く、何度も大きくカーブしているので歩くと長い。 今回のコースは周回にちょうど良い。通行止以外の時期では、舗装されていない悪路を車が並走するので注意が必要。 |
写真
感想
秋色の週末。時々お邪魔する車山のペンションに予約を入れていたが、寒い日が続き、前日金曜日はどこもかなりな積雪となった。
しかし、週末は好天予報で、今週末はコンディション的に奥多摩の方が良かったか。
それでは軽く瑞牆山でも行こうかと思ったが、妻が廻目平起点で金峰山と大弛を周回したいと言い出した。
「金峰山はしょっちゅう行ってるけど、金峰山から大弛の間を歩いたのは随分前だし。このコースをとれば廻り目平起点で周回できるけど、林道に車が通っているときは歩きたくない。ちょうど先週から長野側の林道は車両通行止になったから」とのこと。
うーむ、随分長ロングコースとなるな…と、
難色を示したものの、「最後に登り返しがある訳じゃないし、先週より全然ラクだよ。」と言われ、渋々廻り目平に向かう。
前日に降った雪がかなりありそうであったが、廻り目平までの車道の凍結は無かった。
廻目平手前の川上牧丘林道との分岐にある無人駐車場に駐める。先客なし。監視カメラが作動していた。ここに戻ってくるので、周回するには絶好の駐車場である。料金もかからないし。
支度してまずは廻り目平へ向かって歩き出す。ここもなにげに3年ぶり。
人気のないキャンプ場から金峰山へ。前回廻り目平に来たときは小川山から金峰山への周回であり、人気のない小川山は良かったが、今日はこのルートも誰も歩いていない。(結局、金峰山頂まで誰にも会わなかった)
途中、治山工事をしていて、ルートが高巻道に変化していた。そこを登ると雪が出てくる。しばらくノーアイゼンで歩いていたが、さすが北側斜面だけありツルツルの凍結になったので、チェーンアイゼン装着。
今年もこれらが必要なシーズンになった。
ツルツルガチガチのアイスバーンになっているので、チェーンアイゼンでもやや滑りそうなところも。
金峰山小屋では小屋の黒犬が出迎えてくれたが、人気は全く無し。
いつも賑わう小屋上のベンチにも誰もいない。陽射しは暖かく、風も無いので、ここで八ヶ岳の大展望を眺めながら朝飯。
じつに静かである。
腹拵え後、金峰山頂へ。ここでも大展望を楽しむ。
金峰山の山頂で、快晴で風が弱かったのは久しぶりだ。
山頂は富士見平や大弛から来た人たちで賑わっていた。
ここから大弛へ。ここを歩くのは10年ぶり位だ。
車でのアクセスが面倒で、大弛も最近は車ではなくいつも歩きできているし。
さすがに大弛からの対向者は多い。しかもグループの方が多く、北側ではかなり凍結しているので、すれ違い待ちに時間を要することが多かった。
すれ違い待ちしながら足元を眺めていると、実に様々。ノーアイゼン、軽アイゼン、チェーンアイゼン、12本歯の方まで本当に様々。
今日はこの稜線も素晴らしい景色。雲上の富士山から南アルプス、八ヶ岳、が素晴らしい。麓に広がる低山は秋色である。
のんびりと景色を眺めながら、鉄山、朝日岳、朝日峠、と超えて大弛。
山梨側はまだ車道が開通しているので、たくさんの車が駐まっていた。
陽当たりの良いベンチでカレーうどんにする。
トイレに寄った後、下山にかかる。
冬季車両通行止めになっている長野側の川上牧丘林道を辿る。
こちら側は北側斜面ということもあり、雪たっぷり。
通行止めのゲートを超えて歩き出す。
足跡も無く、ここから先は登りと同じく誰もいなさそうだ。
思ったより積雪があり、一歩歩く毎に沈み込む。10〜15cmくらいか。
ツボ足でずっと歩くと疲れる。スノーシューを持って来れば良かった。
早く積雪量が少なくなって欲しいと思うが、上部は林道が緩やかに大きくカーブするばかりで一向に標高が下がらず、従って積雪量も減らない。
1時間以上歩き、つぼ足歩きにすっかりウンザリし始めた頃、漸く沈み込まずに歩けるくらいの積雪量となった。やれやれ。
まわりの景色は秋色。とにかくこのルートを登ってくる人はまずいないと思われ、実際貸切であった。
森林管理署跡から朝日峠に至る廃道発見。川上牧丘林道が開通する前は、これがメインだったとのこと。これが歩けるなら林道の馬鹿みたいな大回りをしなくてもすむのに。
森林管理署跡からはまたやけにジグザグした道となった。ショートカットしたいところ。
最後はとても綺麗なカラマツや白樺の林となった。
最後はゲートを超えて、廻り目平手前の駐車場に帰還し、周回完了。
前日の雪でかなりな降雪量があり、林道の長いつぼ足歩きは面倒であったが、もう冬なんだと実感。今年は早めの雪山となった。
昨シーズンはどこも雪が本当に少なかったが、今年は例年どおりになるか?
のんびりと大展望楽しみ、稜線以外の登りと下りでは、誰にも会わない静かな山歩きを楽しめた。
甲武信の周辺も山が白くなってましたが、
そちらも雪が降ったようですね。
そろそろチェーンの時期とは早いものですが、
南アも雪景色となり、良い天気でキレイです。
今シーズン雪は多くなるのか・・
金峰はいつも瑞籬方面かズル金の大弛で行ってましたが
このルートは雪が無くなったら行ってみます。
瑞籬方面から行くといつも寒いというイメージの金峰でした。
前日の寒波降雪で、この日は行程の9割が雪でした。
瑞牆からのルートは、途中から稜線歩きになりますので風が強いため寒く感じますよね。廻り目平からは北側斜面で気温的には寒いのですが、山頂まで樹林帯ですので、風を避けられます
ズル金区間は久々に歩きましたが、この区間はこんな時期でも人が多くビックリでした。山梨側からの車道が良くなったからでしょうね。
長野側は未舗装の悪路です。今回は大部分雪でしたが、地面が見えているところは尖った石ころだらけでした。車両で通行するとパンクしそうです。
この日は本当に景色がクリアでした
いいお天気で、稜線は大展望コース、堪能されたようですね。
あの林道の長野側は、周回にいいなと思いつつ、地図を見ると、ありえないほどジクザグで、二の足を踏んでいました。でも、行きたくなりましたよ。
スノーシューもって、雪の状態がいいときにいけばいいかな。
雪山の季節になりましたね。
devilmanさん、
この林道は地図通りです。
あり得ないジグザグそのままでした
妻が、「車が並走しているときは歩きたくなかったから」と言ってましたが、
この道の悪さでは、車両通行止でない時期でも通行する車は殆どないと思えます。(しかし、パンク覚悟のダート好きな方もいるでからそこそこ通行はあるのですかね?)
積雪時にスノーシューで行くのが1番良いかもしれませんね
妻は、朝日峠から森林管理署跡までダイレクトに下りられる廃道にも興味を示していました。
けっこう積もりましたね。
こちらも氷ノ山の雪を踏みに行く計画だったのですが、前日の好天できれいに溶けちゃったんでやめました。
今年の雪はどうでしょうかね?
積もらないとダンナがグレるといってるんですけど。
グレたダンナはどのように取り扱えばいいのでしょう?
今年はさすがに雪は降るんじゃないですかね?
あまり2年連続雪不足だったこともなかったですし。
既に去年より寒い日が多いと感じます。
グレたパパさんのお取り扱いは、姐さんでしたらお手の物でしょう
うまく転がしちゃって下さい!
ペンさんお晩です。
金峰はもう雪ですか冬⛄️の足音と
晩秋の趣きを感じる写真が素敵ですね(^_-)
特に白い綿帽子を纏った頂きの数々は
素晴らしい❗️いいモノ届けてもらった感じです
滑り止めをザックに忍ばせて
私もお山に行きた〜いですT_T
仕事と言う名の高山が手強すぎて💦
相変わらずお仕事がお忙しいようですね
仕事の を越えて
白い を見にお出かけになれるといいですね。
前日の降雪でかなり雪山になっていました。
金峰〜大弛間は歩く人も多かったですが、登りと下りは誰もおらず、
特に下りは、もの好きな人しか歩かないルートであろうと思ったとおり
誰もいませんでした。
クネクネ、ジグザグと大回りして長いのを承知で選択することもありかと思います。マイカーの場合は綺麗に周回もできますし。
明日の雨が気温によってどうなるか、ですね。
雪になってさらに積もるか、雨で全部溶けてしまうか、で、かなり違うと思います。
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