釣瓶岳〜栃生より、比良の森を歩く・獣害被害の大きい森〜
- GPS
- 06:41
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 906m
- 下り
- 906m
コースタイム
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 6:35
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
栃生集会所前の広場をお借りしました。 (ふれあい室の観察会で、地元の方に許可をいただいています) 国道367の栃生登山口道標から舗装道を少し上がると廃屋があります。 路肩が広くなったところに数台置けます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道標も整備され、尾根ルートは歩きやすい、道でした。 釣瓶岳の直下に粘土質で滑りやすい部分があります。 ホトラ山について 火野山ネット http://www.shc.usp.ac.jp/kuroda/hinoyama_net.html 椋川の里 http://mukugawa.korekore.org/gyukou-top.htm http://mukugawa.korekore.org/mukusato1.htm |
写真
感想
いきものふれあい室の観察会
〜比良の森を歩く 釣瓶岳・獣害被害の大きい森〜
一度、雨で中止になった観察会を秋に計画してくださいました。
コメカイ道には、道しるべの大木が点々と残っているそうです。
今回は、少し荒れているので、尾根通しでイワクタ峠へ登り、釣瓶岳を往復してきました。
道しるべの大木は、鯖の道にも、残っているそうです。朽木では、「殿様道」と呼ばれているそうですが、村井の辺りにあるようです。
今日は、青木先生が90年ごろのコメカイ道の写真をみんなに配ってくださいました。その写真では、笹が一面に生えています。
今日歩いてみると、下草は何もなく、尾根の上の方では、笹の枯れたものが少し残っていて、確かに笹があったことが分かりました。しかし、これだけ長い間枯れたままだと、根も傷んでしまい、再生することは難しいようです。
ホトラ山
1960年ごろまで、田んぼに入れる肥料(緑肥)を確保するため、山焼きやホトラ刈りなどが実施され、そのような利用をされてきた里山をホトラ山というそうです。急斜面ですが、刈り取った草を集めるための都合もあるようです。そりに乗せて運ぶなら、ある程度の傾斜があった方が運び出しやすいわけです。今は化学肥料などを使うようになり、草場としては使われなくなりました。栃生のホトラ山は杉の植林がされています。
他にも、麓に近いところでは、薪をとり、奥山では、炭を焼いて、それを運び出しています。だから、上の方には炭焼きの材料として切り倒された木が、株から萌芽して、株立ちした姿になっています。釣瓶では、ミズナラの株立ちが多く見られました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する