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Yamareco

記録ID: 1006265
全員に公開
ハイキング
比良山系

釣瓶岳〜栃生より、比良の森を歩く・獣害被害の大きい森〜

2016年11月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 churabana その他10人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:41
距離
10.1km
登り
906m
下り
906m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:44
休憩
1:51
合計
6:35
距離 10.1km 登り 907m 下り 907m
10:20
10:29
14
10:43
46
11:29
12:19
36
12:55
13:09
31
13:40
13:48
21
14:09
14:17
13
14:30
14:33
48
15:40
ゴール地点
天候 はれ
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
P・駐車地
栃生集会所前の広場をお借りしました。
(ふれあい室の観察会で、地元の方に許可をいただいています)

国道367の栃生登山口道標から舗装道を少し上がると廃屋があります。
路肩が広くなったところに数台置けます。
コース状況/
危険箇所等
道標も整備され、尾根ルートは歩きやすい、道でした。
釣瓶岳の直下に粘土質で滑りやすい部分があります。
ホトラ山について
火野山ネット
http://www.shc.usp.ac.jp/kuroda/hinoyama_net.html
椋川の里
http://mukugawa.korekore.org/gyukou-top.htm
http://mukugawa.korekore.org/mukusato1.htm
集合は、坊村でしたので、時間まで、安全登山の声掛けをさせていただきました。比良山荘の朝。一度でよいのでここで目覚めてみたい。
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集合は、坊村でしたので、時間まで、安全登山の声掛けをさせていただきました。比良山荘の朝。一度でよいのでここで目覚めてみたい。
地主神社 初めて、お参りさせていただきました。
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地主神社 初めて、お参りさせていただきました。
黄葉が麓まで降りてきましたね。
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黄葉が麓まで降りてきましたね。
集合時刻まで、安全登山の声掛けをさせていただきました。
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集合時刻まで、安全登山の声掛けをさせていただきました。
今年は、16件の事故。昨年を一人上回る3人の方が亡くなられています。
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今年は、16件の事故。昨年を一人上回る3人の方が亡くなられています。
イン谷に続き、2枚目の掲示板です。12日に設置されました。日没時刻が早いので、行動に余裕をもって登山計画を立て、早めに下山を心掛けてくださるようお願いします。
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イン谷に続き、2枚目の掲示板です。12日に設置されました。日没時刻が早いので、行動に余裕をもって登山計画を立て、早めに下山を心掛けてくださるようお願いします。
明王谷の紅葉&黄葉
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明王谷の紅葉&黄葉
葛川明王院さん。お参りして、お不動様の前で、御真言を唱えさせていただきました。
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葛川明王院さん。お参りして、お不動様の前で、御真言を唱えさせていただきました。
ライトアップの準備がされていました。
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ライトアップの準備がされていました。
お抹茶のサービスは19:30〜と案内がありました。
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お抹茶のサービスは19:30〜と案内がありました。
坊村の秋の色。
葛=九頭だったのか。龍神さまから、地主神シコブチ明神に通じるのですね。
葛=九頭だったのか。龍神さまから、地主神シコブチ明神に通じるのですね。
栃生の方から、コメカイ道や昔の鯖の道についてお話が聞けました。
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栃生の方から、コメカイ道や昔の鯖の道についてお話が聞けました。
「沖ノ石平太夫 明治十年丑年」関取のお墓だそうです。お話を聞かせていただいた方のご先祖様だそうです。
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「沖ノ石平太夫 明治十年丑年」関取のお墓だそうです。お話を聞かせていただいた方のご先祖様だそうです。
尾根通しで、イワクタ峠に出て釣瓶岳へ登ります。
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尾根通しで、イワクタ峠に出て釣瓶岳へ登ります。
国道から、少し舗装道を上がると広場があります。数台車を止めるスペースがあります。白倉岳の展望が素晴らしい。
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国道から、少し舗装道を上がると広場があります。数台車を止めるスペースがあります。白倉岳の展望が素晴らしい。
コハウチワカエデの紅葉
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コハウチワカエデの紅葉
タカノツメの黄葉が最高でした。
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タカノツメの黄葉が最高でした。
地蔵峠への分岐。コメカイ道はまた今度踏査しよう。荒れているそうです。下草は全くないですね。
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地蔵峠への分岐。コメカイ道はまた今度踏査しよう。荒れているそうです。下草は全くないですね。
ミズナラの落ち葉。ドングリの実が見当たりません。最後に落ちるドングリの実だそうです。熊は6月に交尾していますが、冬眠前に食べられないと結局着床しないので、子どもが生まれないそうです。
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ミズナラの落ち葉。ドングリの実が見当たりません。最後に落ちるドングリの実だそうです。熊は6月に交尾していますが、冬眠前に食べられないと結局着床しないので、子どもが生まれないそうです。
笹峠の分岐。
尾根の上の方は、株立ちのミズナラが多いです。炭に焼かれて、萌芽したからです。このサイクルを繰り返され、森には人の手が入っていましたが、今は炭焼きがされることもなく、木はどんどん大きくなっています。
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尾根の上の方は、株立ちのミズナラが多いです。炭に焼かれて、萌芽したからです。このサイクルを繰り返され、森には人の手が入っていましたが、今は炭焼きがされることもなく、木はどんどん大きくなっています。
蛇谷ヶ峰
イワクタ峠
何とか白山の白い峰が分かりました。伊吹、御池、霊仙、藤原、御在所あたりがかすんでいましたが見えています。
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何とか白山の白い峰が分かりました。伊吹、御池、霊仙、藤原、御在所あたりがかすんでいましたが見えています。
イワクタ峠でお昼。釣瓶を眺めながら、カップうどん。
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イワクタ峠でお昼。釣瓶を眺めながら、カップうどん。
腹ごしらえをしてから、登ってきました。ナガオ尾根もよい道ですよ。
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腹ごしらえをしてから、登ってきました。ナガオ尾根もよい道ですよ。
登ってきた尾根を眺める。植林の森、赤松の森、ミズナラの森と変化します。向かいの峰は白倉の山。花折断層が通っています。三角末端面が確かめられます。
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登ってきた尾根を眺める。植林の森、赤松の森、ミズナラの森と変化します。向かいの峰は白倉の山。花折断層が通っています。三角末端面が確かめられます。
足が長くなったなぁ。それだけ日が暮れるのもはやいので、早めに下山しましょう。
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足が長くなったなぁ。それだけ日が暮れるのもはやいので、早めに下山しましょう。
静かな山歩きが楽しめるよい道です。
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静かな山歩きが楽しめるよい道です。
ウリハダカエデ 
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ウリハダカエデ 
やせ地には、赤松の森が広がる。道のわきには、大きなアカマツが目印として残されていました。大きくなりすぎたり、マツクイムシにやられて枯れているものも多いです。
やせ地には、赤松の森が広がる。道のわきには、大きなアカマツが目印として残されていました。大きくなりすぎたり、マツクイムシにやられて枯れているものも多いです。
西日が差して、下山の時の方が色鮮やかでした。
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西日が差して、下山の時の方が色鮮やかでした。
サツマイモ、柚子などみなさんお買い求め。ウリのお漬物がおいしかったです。
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サツマイモ、柚子などみなさんお買い求め。ウリのお漬物がおいしかったです。
朝は、立派な大根が並んでいたようです。女性の方は、しっかりチェックされていました(笑)
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朝は、立派な大根が並んでいたようです。女性の方は、しっかりチェックされていました(笑)
水地蔵さま。水筒に一杯お水をいただいて帰りました。
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水地蔵さま。水筒に一杯お水をいただいて帰りました。
トチノキも残っているとか。また今度、調査もかねて、案内してくださいね。
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トチノキも残っているとか。また今度、調査もかねて、案内してくださいね。

感想

いきものふれあい室の観察会
〜比良の森を歩く 釣瓶岳・獣害被害の大きい森〜
一度、雨で中止になった観察会を秋に計画してくださいました。
コメカイ道には、道しるべの大木が点々と残っているそうです。
今回は、少し荒れているので、尾根通しでイワクタ峠へ登り、釣瓶岳を往復してきました。
道しるべの大木は、鯖の道にも、残っているそうです。朽木では、「殿様道」と呼ばれているそうですが、村井の辺りにあるようです。

今日は、青木先生が90年ごろのコメカイ道の写真をみんなに配ってくださいました。その写真では、笹が一面に生えています。
今日歩いてみると、下草は何もなく、尾根の上の方では、笹の枯れたものが少し残っていて、確かに笹があったことが分かりました。しかし、これだけ長い間枯れたままだと、根も傷んでしまい、再生することは難しいようです。

ホトラ山
1960年ごろまで、田んぼに入れる肥料(緑肥)を確保するため、山焼きやホトラ刈りなどが実施され、そのような利用をされてきた里山をホトラ山というそうです。急斜面ですが、刈り取った草を集めるための都合もあるようです。そりに乗せて運ぶなら、ある程度の傾斜があった方が運び出しやすいわけです。今は化学肥料などを使うようになり、草場としては使われなくなりました。栃生のホトラ山は杉の植林がされています。

他にも、麓に近いところでは、薪をとり、奥山では、炭を焼いて、それを運び出しています。だから、上の方には炭焼きの材料として切り倒された木が、株から萌芽して、株立ちした姿になっています。釣瓶では、ミズナラの株立ちが多く見られました。

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