赤岳のモルゲンロートが見たくてpart2【赤岳】
- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,276m
- 下り
- 722m
コースタイム
15:25 堰堤広場 15:35
16:35 赤岳鉱泉 04:48
05:29 中山乗越 05:30
05:43 行者小屋 05:48
08:10 中岳赤岳コル 08:10
09:19 赤岳山頂 09:22
09:43 中岳赤岳コル 09:44
10:26 行者小屋 10:37
10:48 中山乗越 10:49
10:56 中山展望台 11:05
11:27 赤岳鉱泉
天候 | 3月2日 晴れ 3月3日 雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1日 ¥1.000 |
写真
感想
3月2日
前回、達成できなかった硫黄岳からのモルゲンロートをどうしても見たくて今回
リベンジです。
前回同様、自宅をゆっくりでます。
途中、延命の湯に浸かり明日からの登山に備える。
赤岳山荘からは、案の定大汗をかきながらの歩きでしたが、気持ちがいい。
途中、アイゼンを持って行くのを忘れて、戻ったものの、赤岳鉱泉にはアイゼンの
レンタルがあるのを直ぐに思い出して、気を取り戻して赤岳鉱泉に向かいます。
いつもの通り、北沢から登ります。
途中、横岳がきれいに見えるヴューポイントが二箇所あります。
ずっと見えなかった横岳が今回はきれいに見えています。
明日のモルゲンロートの期待に夢が膨らみます。
さて、3月3日の朝起きたら雪が降っています(泣)
風は西からの風が吹いています。
おまけに追い討ちをかけるようにガスってます。
このまま硫黄岳を目指せば、前回同様敗退する可能性大です。
この所、三回連続で赤岳を敗退していますので四回連続は避けなければなりません。
横岳登頂を諦め、赤岳登頂に切り替えます。
赤岳鉱泉の朝の積雪は15冂度。
さほど積もってはいないのですが、前日、前々日と雪が降っていて、登山者も少ない
ので登山道も荒れています。
また、いくら積雪が少ないとはいっても、これから赤岳の核心手前までラッセルし
なければならないので、体力は温存せねばなりません。
行者小屋では20cm、文三郎尾根取り付きで25cm。文三郎上部で30cmでした。
階段は全部雪に埋没しています。
支柱が何本か出ているだけです。
トレースは文三郎の階段で無くなっています。風で飛んだのか、前日に誰も登らな
かったのかは解かりません。
ピッケルで雪面を突きながら踏み跡をさがしてルートをつけていきます。
振り返ったら自分の付けたトレースが文三郎尾根を蛇行しながら一本の筋になって
見えていてきれいでした。
モルゲンロートは今回もお預けのようです。
周りはガスっています。
その内、横岳や赤岳、阿弥陀岳と入れ替わりに見え隠れしてきます。
もしかしたら晴れるかもしれません。
二番目の階段くらいから強烈な西風が段々吹き付けてきます。
強風は赤岳の核心部分までと解かっていても、中岳と赤岳のコルでは物凄い風で、
息が出来ないくらい強かったです。
今、思えばこのあたりから、頂上直下の核心までがキツかった。
疲れも溜まってくるし、斜度とラッセルと寒さに参りました。
赤岳鉱泉では-15℃だったのが、核心部ではナント-27℃までいきました。
足の先が冷たくてずっと痛くて何回下山しようかと思ったことか。
それに強風だから本当に参りました。
文三郎尾根も核心部分も1月14日に登った時より格段に難しくなっていました。
特に核心の取り付きで、(核心は殆ど鎖が付いているのですが)鎖のない10mほどの
トラバースがあり、そこは斜度もありますし新雪がついていますので非常に危険で
した。
落ちたらおそらく止まらないと思います。
そんなことをしていたら、周りのガスが全て晴れてきました。
気が付いたら風も相当収まってきたようです。
赤岳山頂のすぐ下にも、嫌らしい新雪が付いていました。
注意深く登り、やっとの思いで赤岳登頂です。
山頂からは南八ヶ岳はもちろん、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、富士山、
奥秩父の山々まで見渡せましたが、凄く寒いので滞在時間は少なめの6分。
下山するときには、鎖のないトラバースだけ注意して通過し、あとは鼻歌交じりの下山です。
天気がよくなって、風が収まるとこうも違うのですね。
帰りに中山尾根展望台から270°の八ヶ岳の展望を楽しみました。
明日、3月4日に硫黄岳からモルゲンロートを見に行きます。
その後、厳冬期の横岳縦走です。
onsen♨
赤岳お疲れ様です。
明日は移動性高気圧にドンピシャです。
八ッにガスが出ないように私もパワーを送っておきます。
天候は問題無さそうですが、縦走は用心して下さいね。
疲れ切って寝てしまいました。
コメント有難うございます。
MATSUさんからは、4日はモルゲンロートのお墨付きを頂きましたが、
如何なったでしょう・・・
今、発表するわけにはいきませんので、少々お待ち下さい。
onsen♨
onsenさん、こんばんは
―24℃ですか
やはり温泉がマスト、なのですね
凄い精力的に八ヶ岳に登っていますね
赤岳鉱泉に今シーズンonsenさんより泊まっている方はそんなにいないのでは・・?
MATSUさんはパワーですか、
私はフェイスフラッシュ☆でガスよけておきますね(笑)
>やはり温泉がマスト、なのですね
あぁ〜・・・延命の湯の?(笑)
インターから近いですし、源泉掛け流しではないのですが(塩素入り)
なかなの湯ですよ。
恐らく八ヶ岳でしたら、私ほど泊まってる人はいないかもしれません。
でも、バカの一つ覚えですね。
>私はフェイスフラッシュ☆でガスよけておきますね
shira-gaさんのフェイスフラッシュ☆が功を奏しますか・・・
楽しみですね
onsen♨
onsenさん、こんばんはー。
ルート図が赤岳鉱泉で終わっていたので、不思議に思ったら、まさかの赤岳鉱泉2泊でしたか
低山は雪が溶けてしまっていますが、八ヶ岳はまだまだ雪山ですね。
3月でマイナス30度近くとは恐るべし八ヶ岳です
硫黄岳からのモルゲンロート楽しみですね
レコを待っています
モルゲンロートをこの目に焼き付ける為には、予備日も必要と思い、
全行程を3日間としました。
駐車場も2日分しか支払ってませんし、赤岳鉱泉も一日分しか払って
ません。
ー25℃以上の寒さは、予想を遙かに上回りました。
寒いを通り過ぎて「痛い!」でした。
また、雪の量も格段に増えて、厳冬期の八ヶ岳の難しさを感じました。
それと、一番注意しなければないないのは風ですね。
onsen♨
onsenさん、こんにちは。
さすがのラッセル&ルーファイですね。
モルゲンロートは拝めたのでしょうか?
それにしても皆さん書かれていますが−27℃!
想像を絶する凄さですね
fall
自分なりのモルゲンロートを目に焼き付けることができ
ました。
それはそれで、大満足なのです。
−27℃凄かったですよ。
足の先が痛くて、靴のなかで常にグーパーをしていました。
最近ルーファイは自身あるかなって思うようになって
きました。
南八ヶ岳に関してですが・・・
それも基本的には、一回はちゃんと行かないとダメですけど。
onsen♨
onsenさん、こんにちは。
横岳のレコの方を先に見てしまったので、あれ?赤岳はって思ったのですが、もう先に登ってたんですねw
なるほど、この日にすでに、頬がダメージを受けていたということのようですね。
-27℃+強風は、ちょっと想像を絶します。
そして、ちゃんとした冬靴でも、指が痛くなるんですね。
来季靴を買うときの参考にします。
naoki99999さん こんちは。
冬靴でも人によるんじゃないかと思います。
私は比較的、足先が冷たくなるようで、大丈夫な方は
大丈夫だと小屋で話したことがありました。
でも、安い買い物ではないので、信頼のおけるショップ
の方に相談したほうがいいと思います。
2日連続のダメージは私も初めてだったので、失敗しましたが、
いい勉強をさせてもらいました。
onsen♨
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