【三角点探訪03】古代東山道から網掛山〜浄源棚
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- GPS
- 06:46
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,252m
- 下り
- 1,253m
コースタイム
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 6:51
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
同地が登山口(古代東山道・殿島口)になります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
網掛峠から西は一般コースではありません。 殿島から矢平集落へは、鉄塔巡視路を兼ねていますが、ルートが一部荒れています。 矢平集落から網掛峠への道も迷う要素はないものの、あまり整備されていないので、橋などは古くなっており注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 野熊の庄 月川 いつものように物見湯産手形を利用。 |
写真
これも地形図には載っていない道。
Googleマップの衛星写真を見ると、どうやらあららぎ高原と弓ノ股を結ぶ林道のようです。一般車も入れるのかな?
装備
個人装備 |
長靴
防寒着
行動食
非常食
飲料
タオル
帽子
地形図or登山地図
シルバコンパス
ナイフ
山行記録メモ
時計
携帯電話
カメラ
ヘッドランプ
救急医療セット
ザックカバー
防寒手袋
ネックウォーマー
|
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感想
夜烏山・梨子野山に続く、三角点探しの第三弾。
網掛山周辺の三角点をまとめて1本の周回コースにできそうだったので、晴れ間を狙って登ってきました。
殿島から矢平集落までは、古代東山道が残っているらしいことは知っていたものの、ほとんど鉄塔巡視路でしたね。鉄塔巡視路は地図に載っていない一方で、ほぼ確実に踏み跡がついているので、地図読みの練習に最適だと勝手に思っています。今回もひさびさに実地訓練させてもらいました。
沢を渡る箇所など多少荒れていたものの、楽しい探検コースだったと思います。
矢平から網掛峠への道も古代東山道ですが、踏み跡が明瞭なわりには放ったらかしにされているなと感じました。所どころに架けてある橋だけでも新しく直せば、歴史好きな方々が歩くと思うんですが・・・。阿智セブンサミットなんかよりも貴重な観光資源なのに。
網掛山はその阿智7峰のひとつなので、峠から先はとても整備された道です。
今回はちゃんと三角点も記録して、ついでに前回薄曇りだった南アルプスの展望もバッチリ眺めてきました。ここで夕焼けに染まる南アルプスなんか見れたら最高ですね。
そして網掛峠に戻り、本日のメインイベントとなる尾根歩きへ。
最初のピークへの藪漕ぎは踏み跡がわかりやすかったので楽勝でした。そしていざ次のピークへと向かうと・・・。なんとしっかり拓かれた林道があるではありませんか!
予定していたコースは尾根直登、しかし林道は尾根の南側を巻きつつ、徐々に標高を稼いでいるようだったので、様子を見て主尾根への直登に切り替えようかと思いながら林道をたどってみました。
結果的に三角点の少し先で主尾根に合流したので、直登なしでほぼ狙い通りの場所に出られてしまいました。
御岳山の三角点の発見は、これまた前回の梨子野山に続くラッキーでした。
捜索をあきらめ、ふと足元に目をやると・・・!って感じでした。
御岳山から1285mピーク、そして浄源棚までの道もさんざん林道にお世話になり、浄源棚の三角点は難なく発見。
続いて肉棚への下りは、「目立つ尾根のひとつ隣に目的とする目立たない尾根がある」という地形のため、慎重に地形を見極めてなんとかルートを発見(踏み跡はなし)。
勇んで下っていった矢先、なんと手に持っていたシルバコンパスを紛失するという大ポカをやらかす。当然、どこを通ったか正確な道筋もわからない上で、透明なコンパスを探すことなど不可能なわけで、かなり危機的状況に陥りました。ですが幸い、ルートを見誤りやすい難所を突破した直後だったこと、携帯電話のGPSを利用して現在地が随時特定できること、そして万が一、尾根を間違えて下山したとしても、殿島口までは比較的簡単に戻れることなどを理由に先へ進むことにしました。(極端な話、太陽の位置を基に大まかな四方位さえわかれば迷わず下山できる状況でした。これもラッキーとしか言いようがありません。)
約40分後に肉棚の三角点を見つけ、その後も迷うことなくスムーズに尾根を下り、目的通りの場所(No.14の鉄塔の巡視路)に下山することができました。
コメント
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こんばんは。しっかり歩いていますね。
ワタシは1202m御岳山を見ることなく先に進んだようでした。
何か道具使っていますか? ワタシは靴の踵とつま先のみ。ストックがあれば良いなぁと思うことがあるけど、たいていは持って行っていない。
コンパス無くすのは痛いです。
ヘンなところ(ワタシから見ると素敵なトコロ)がお好きなようですから、万一のことも考えて計画書をしかるべき所に残すことが大切でしょうネ。 これからもお気をつけて
三角点を探すとき、地面に埋まっていそうなときは手近な棒であたりを突き刺しながら探し(表現がアレですが、ゾンデ棒で雪崩の跡を捜索するような感じ)、ここはという場所では百均の園芸用草かきを使っています。場所の絞り込みには携帯電話の地形図アプリですね。
コンパスの予備はあって損じゃないなと今回思いました。
こんにちは〜。
浄源棚の文字を見て、びっくりしましたよ、
行く人、いるんだ、と思って・・・。
すごく親近感が湧きました。
コンパスを落としたんですね。
やっぱり落とす人、いるんだ、と思いました。
これまでに二個、コンパスを拾いましたからね。
コンパスは、ピッケル、アイゼン同様、失うと命取りになるので、
細いザイルを通して、ザックのベルトに括り付けていますが、
相当酷い藪漕ぎをしても、紛失しませんでしたよ。
ちなみにぼくたちは、二人パーティーですが、それぞれコンパスは、三個山に持って行きます。
はじめまして。
秋〜初冬に藪漕ぎをしていて、たまにfloat cloudさんのブログの地図を参考にさせていただいています。
浄源棚は地形図を見ながら三角点探訪のコースを考えているときにたまたま見つけて、行ってみたら意外と歩きやすい尾根道で驚きました。
コンパスに関しては、あのときは手に持ったまま歩いていて落としてしまったので、あれ以来、必ず止まっているときに出し入れする&予備を1個持ち歩くようにしています。GPS等でなんとかなるうちはまだいいのですが、やはり地図&コンパスはいかなる山行にも欠かせませんね。
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