甘くは無かった木曽駒ヶ岳

2016年12月17日(土) [日帰り]

• GPS: 04:04
• 距離: 3.7km
• 登り: 476m
• 下り: 479m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:39
• 休憩: 0:23
• 合計: 4:02

9:57 千畳敷駅
11:06 11:13 乗越浄土
11:21 11:22 宝剣山荘
11:24 11:25 天狗荘
11:48 中岳
12:00 12:02 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
12:20 12:21 木曽駒ヶ岳
12:35 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
12:48 12:50 中岳
13:02 13:04 天狗荘
13:09 13:16 乗越浄土
13:59 千畳敷駅

天候

吹雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆自宅を夕方出発、途中諏訪湖SAで車中泊
　翌朝、菅の台バスセンター駐車場に移動、1日600円
◆バス・ロープウェイ往復券
　割引券3,670円(モンベルカード提示)

コース状況／危険箇所等

　この日の状況
◆千畳敷カール内
　積雪＋新雪30�儖�(ラッセル)
◆乗越浄土〜木曽駒ヶ岳
　15m前後の強風、ホワイトアウト
　時々20m超える突風
　

写真

12/17 10:16

先頭の方々、ラッセルありがとうございます

12/17 10:25

乗越浄土に向け一列で進む登山隊、何かカッコイイ！

12/17 10:25

雪で視界不良

12/17 10:25

先頭の方々ラッセル大変そうでした、改めて感謝！

12/17 11:06

乗越浄土で皆さん一息

12/17 11:07

振り向くと最後の急登から現れた後続の方

12/17 11:13

撮って頂きありがとうございます

12/17 11:13

ルートはあっちです、真っ白です

12/17 11:17

雪に埋もれる宝剣山荘

12/17 11:55

駒ヶ岳頂上山荘付近で突如視界が開ける、小屋と先行者を確認

12/17 11:55

振り返ると、越えて来た中岳

12/17 11:55

青空〜来たかぁ〜？

12/17 11:55

天気の激変は感動的

12/17 11:55

夢中でシャッターを押す(写りこんだ方々断り無く載せてお許しあれ)

12/17 11:55

山頂は見えそうで見えない

12/17 11:56

強風は相変わらずだが、山頂までもう少しだ

12/17 11:56

中岳と青空

12/17 11:56

天は我に味方し天候回復か？

12/17 11:56

1〜2分の青空でした、残念〜！

12/17 12:20

木曽駒ヶ岳山頂到着

12/17 12:21

先行の方々は下山して行きます

12/17 12:22

マイピッケルで証拠写真

12/17 13:11

視界は20m位でしょうか、一人ぼっちにはなりたくない

12/17 14:00

千畳敷に無事下山

12/17 14:00

ホテル千畳敷、今日泊まれば明日は天気良さそうなのだが

12/17 15:26

帰りのバスの車窓にはカモシカ君、また来いよッてか。今度は最高の天気お願いします

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

備考

今シーズン投入の新アイテム
風速計・・・結構使える
防寒テムレス・・・いい感じ

感想

makoyan2150

雪山シーズンインは木曽駒ヶ岳へ！

中央アルプスは行った事が無かったので、足慣らしも兼ねてと思い
バス・ロープウェイで楽チンプランの木曽駒ヶ岳へ
風は強そうだが、そこそこの展望を期待して出かけてみた。

土曜日だと言うのに、菅の台バスセンターの駐車場は十数台と少なめ
始発八時十五分のバスに乗り、小雪舞うしらび平へ
RWに乗り継ぎ、着いた千畳敷カールは真っ白け
予想以上に天気が悪い
絶景は望めそうに無い、残念〜。

準備が整った人たちが、雪が舞う中出発して行きます
本日のアタック隊は約30人ほど
カール内は新雪が30�儖未△辰栃發�にくい
トレースを追って進んでいくと、斜面の途中で先発パーティに追いつく
一列で新雪の中を突き進む
自分は20番手位だ
先頭の方々ラッセルお疲れ様でした
改めて御礼申し上げます、ありがとうございました。感謝！

乗越浄土に着くとカール内とは一変し、風雪荒れ狂う厳しい世界が待ち受けていた
視界は20〜30m位、ホワイトアウト状態〜!!
進むか、撤退か・・・　厳しい状況ではある・・・
先に進んだのは半数の十数人だったと思う
先行の7人パーティーさんに続き真っ白な世界へ
視界ゼロの中、時々GPSで位置確認
吹雪の中に先行者の姿が見えただけで心強いものだ
何しろ天地・前後左右、色の無い世界
恐ろしかぁ〜！

途中、駒ヶ岳頂上山荘付近で奇跡的に一瞬の青空
ほんの1〜2分の出来事でした
天候激回復かと思いきや、残念・・・
木曽駒ヶ岳頂上では、感慨に浸るまもなく写真を撮って速攻下山

今回は楽チンプランのはずが、厳しいシーズンインとなってしまいましたが
結果、先行する方たちにも助けられ、自分のスキルではぎりぎりの登頂でした
登山者の少ない平日で1人だったら撤退していたと思います
天候次第では、決して甘くない木曽駒ヶ岳
冬山の厳しさを改めて感じた山行でした。

PS：噂の防寒テムレス使えます！安い！
　　山頂気温−12℃でしたが指先が冷たく感じる事は無かった