”よこしま”な目的での登山に天罰下る(山梨 扇山)
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan.png)
- GPS
- 03:59
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 993m
- 下り
- 984m
コースタイム
天候 | 快晴(早朝霧)&ぽっかぽかの陽気 ※山頂到着時はほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:鳥沢駅[10:30]−(以降、往路の単純往復) |
コース状況/ 危険箇所等 |
※最初にお詫びですが、上の行程図のGPSログに基づく今回の登山経路ですが、往路(=登山)の経路がなぜか間違って記録されていて、実際の経路より若干西側(また山頂付近ではかなり北西側)にズレて表示されています。単純ピストンでの登下山ですので、復路(=下山)のルートが正しい登下山のルートとなります。 コースは良く整備されています。道標も要所に設置されていて、道迷いの心配は少ないと思います。(折からの暖かい陽気のため、霜や凍結箇所も無く、泥濘もありませんでした。) …斬駅〜梨ノ木平:舗装された一般道です。(※一部未舗装の砂利道の部分もあります。)自動車が通れる道幅で、勾配も緩やかな坂が続きます。 ⇒ノ木平〜標高800m[水場]付近:概ね勾配の緩やかな樹林帯の中の直登が続きます。 I弦800m付近〜稜線出会い:九十九折の登山道が続きます。標高800m付近から830m付近だけやや急な坂になりますが、それ以外は緩やかな勾配が続きます。 の農出会い〜山頂:道幅が広く、まずまずの展望が広がる気持ち良い稜線です。 (※梨ノ木平から扇山山頂までは同じ程度の勾配の坂が続き、登り返しは全くなかったと記憶しています。大変登りやすい登山道だと感じました。) |
その他周辺情報 | ◎公衆トイレ…梨ノ木平にあります。(女性専用の簡易トイレは2つあります。) ※JRの鳥沢駅には公衆トイレはありません(駅の案内板では駅前の国道20号線(=甲州街道)を西側に約200m進んだ所にあるコンビニエンスストアを利用するよう表示されていました。) ◎登山ポスト…鳥沢駅待合室内(届け出用紙もありました。)及び、梨ノ木平の登山管理事務所のような建物の前にありました。 ◎公衆浴場…見かけた限り、日帰り湯等の入浴施設はありませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
熊鈴
ビニールテープ
小型三脚
災害用携帯ラジオ(充電・ブザー機能付き)
携帯カイロ
予備用靴ひも
|
---|
感想
今回久々に登山に出かけられる機会となり、約2月ぶりの登山となりました。せっかくの久々の登山ということで、今年は極低山かつマイナーな山ばかりしか出かけていなかったので、ちょっぴりメジャーな山に登るべく山梨県の大月市の「扇山」に登ってきました。
ちょっぴりメジャーな山にした目的は別にあって(というよりも、それが主目的だったのですが…)、それは”山ガールとの語らいを求めて!”という何とも下心満載での登山となりました。そのため、今回は通常の装備に加えて特別の装備品として上着のポケットの中にキャンディーを数個忍び込ませました。これは山ガールさんに出会った際に、”お近づきのしるし”としてさりげなく手渡すためだからです。
しかし登山開始時間(=結果的に下山)が早すぎたためか、登山中は山ガールさんはもとより、誰一人出会うこともありませんでした。
そして”満を持して”期待を持って臨んだ「下山」ですが、下れども下れども山ガールさんは現れて来ません。(熟年のカップルの方や、ソロの若い男性にはすれ違いましたが…)
”ちぇっ!つまんないなぁ〜”と心の中で何度もつぶやきながら、実質の登山道入り口でもある「梨木平」まであと約10分程の所で【天罰】が下ってしまいました!
緩やかな坂にもかかわらず、やや斜めになっていた平らな石に足を滑らせ、体勢を立て直す間も無く、一瞬にして背中とお尻からひっくり返ってしまいました。(幸い無意識のうちに柔道の受け身の体勢をとることができていたようで、頭を打つことなく左ひじを少し擦りむいた程度で済みましたが…)
恐る恐る立ち上がって身の回りを見てガックリ…、ズボンのお尻の部分と、上着のジャンパーの左腕部分が泥だらけ…、手も土がベットリ付いて汚いことこの上ありませんでした。
失意の中下山を再開すると、今までがウソだったかのように、山ガールさん達がどんどん登ってくるではありませんか!もうこの状態では泥だらけの後姿を見られないようなヘンテコな体勢で”こんにちは!”と作り笑顔で挨拶するのが精いっぱいでした。もちろん汚い手ではキャンディーを渡すことすら叶いませんし…。
幸い「梨ノ木平」には洗面所があって、水道水が利用できたので、最低限の泥除去の処置をして駅までなんとか辿り着くこととなりました。
帰りの電車の中で一人寂しく舐めたキャンディーは、心なしか”しょっぱい”味がしました………。
aochanman777さん、こんにちは。
随分とド派手に転倒してしまったのですね。肘を擦りむかれたとか?でも転落などの大ごとにならず、良かったです。その後、他の箇所に痛みは出ていませんか?
扇山、自分は未踏です。山頂付近の広々とした稜線歩きが、とても気持ち良さそうです。雪が降ったら行ってみようかなぁと思います。^ ^
aochanmanさんが山ガールとの出会いを求めて山に行かれるのとは正反対に、どうも自分の場合は山ではヒトを避けているような感じです。何だか徐々に自分が偏屈な人間になって来ているような気がしてなりません。💦
aochanmanさん、来年はどんな山行をされるのでしょうか?引き続きよろしくお願い致します!😀
Takeshi1108様
コメントお寄せしていただきまして大変ありがとうございました!
はいっ、「怪我」の事でご心配頂きまして大変ありがとうございます。実は「本文」中では”軽傷”のように記載させていただきましたが、実はかなりひどい”重症”状態で、未だに傷がちっとも癒えません。
あっ、誤解されるといけないのでもう少し詳しく説明させて頂きますと、「左ひじ」の擦りむいた傷は全く痛みも無くほぼ完治しているのですが、問題なのはズバリ『心の傷』です。結果的には山ガールさん達と会えたにも関わらず、念願の”会話”は断念せざるをえず、また秘策中の秘策だった”キャンディー手渡し作戦”も全て「計画倒れ」に終わってしまい、真冬の吹雪のような凍え切った風が私の心の中を未だに吹き荒れている状況です。街中で響き渡る「クリスマスソング」が私への葬送行進曲に聞こえてなりません…。
ところで、Takeshi1108様の場合は”山ガールさん”どころか”にんげん”に出会うこともほとんど無いようなルートが多いですよネ!(まぁ、本当の目的が”徳川埋蔵金発掘&独り占め”であるのならば当然かもしれませんけど…)
ちなみに「矢さん」や「熊ちゃん」で”山ガールさん”と遭遇したご経験は今まであったのでしょうか???
来年はTakeshi1108様の登山スタイルを見習って、”山ガールさん達との語らいを求めて”などという邪念を捨て、ただただ”山の頂を目指す”という純粋な目的での登山にしていきたいと思います。(←山ガールさんに出会った瞬間、脆くもその信念は崩れるに決まってますけど…)
笑っていいやら同情していいやら何とも複雑な気持ち
あめちゃんはまだ日持ちするよ
今度に期待(≧∀≦)
deja_vu様
はい!コメント大変ありがとうございました!
”アメで釣る”というような表現もありますが、全く成果が得られなかったので次回は”作戦”を変更しようと思います。(deja_vu様でしたら、登山中にバッタリすれ違った男の人から何かしら”もらう”としたら何がいいですか?コッソリ教えてくださいね!但し、”現金”はダメですよ!)
ちなみに写真のキャンディーはぜぇ〜んぶ私のお腹の中で処分してしまいました。”涙”のような味がして、あんまし美味しくなかったです。クリスマスなんて大っ嫌いっ!!!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する