少しだけ晴れた雪の蓼科山（すずらん峠から）

2016年12月24日(土) [日帰り]

• GPS: 05:17
• 距離: 6.5km
• 登り: 815m
• 下り: 799m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:41
• 休憩: 0:33
• 合計: 5:14

距離 6.5km 登り 815m 下り 819m

6:49 すずらん峠園地駐車場
8:11 8:12 標高2110m標識
8:26 幸徳平
9:35 9:40 蓼科山
9:43 9:44 蓼科神社奥宮
9:45 10:10 蓼科山
10:10 蓼科山頂ヒュッテ
10:11 10:12 蓼科山
10:55 幸徳平
11:06 標高2110m標識
12:01 女ノ神茶屋・蓼科山登山口
12:03 ゴール地点

天候

晴れときどき曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

すずらん峠に数10台駐車可能な無料駐車場があります。6時過ぎだとまだまだ余裕があり、下山時もそれほど満車というわけではありませんでした。
アクセス道路は、標高1,600mくらいから軽く雪っぽい感じでした。冬タイヤは必須ですが、まったく困難な道ではありません。2日前に気温が上がって雨が降ったはずなので、それでほとんど溶けたようです。

なお駐車場にはきれいなトイレもありますが、冬期は一番右側の1個しか使えません。

コース状況／危険箇所等

体感グレーディング：2B
それなりの急坂が続きますが、特に難しいところはありません。当日は雪が少なめだったので、もうちょっと雪が降って段差が埋まってからの方が楽に歩けそうです。

写真

12/24 6:48

朝の駐車場はまだ余裕あり。先週は雪に覆われていたようですが、どうやら2日前の雨で雪が溶けてしまったようです。
そして出発の準備中に、カメラに電池を入れ忘れていることに気付くという失態。登らずに帰りたくなりますが、とりあえずスマホで撮影することにして出発。

12/24 6:55

序盤は地面が凍っていますが、傾斜も緩いので登山靴だけで特に問題なく歩けます。雪がすべり止めになってもいますし。

12/24 7:27

傾斜がきつくなる手前でアイゼンを装着。底が柔らかい3期靴に12本爪アイゼンを付けるという、見る人が見たら激怒しそうな装備。

12/24 7:37

岩の急登は、隙間に詰まった雪が凍っていて、アイゼンがあるとすごく楽です。
でも雪がもっと多かったらさらに楽に歩けるはず。

12/24 8:04

振り返ると眺望良し。これは期待できる……とこの時点までは思っていました。

12/24 8:07

霧氷がきれい。

12/24 8:17

標高を上げていくと、雪の量が増えてきます。これくらいの方が歩きやすいですね。

12/24 9:06

森林限界付近は樹氷が成長中。まだまだですけど。
この時点ではこんなに空が青いのに……。

12/24 9:26

森林限界を越えた岩場は凍てつく世界。指導標は読めません。

12/24 9:37

蓼科山頂ヒュッテは冬期休業中。トイレも閉鎖。

12/24 9:39

山頂。ガスで眺望はなし。
ここは大きな岩が多くて夏は歩きにくいのですが、この時期になると隙間が雪で埋まってかなり歩きやすくなっています。

12/24 9:42

神社。寂寥感のある風景です。
しかし風が冷たい……。

12/24 9:44

山座同定盤の風下側が、広い山頂で数少ない、風からの避難場所。ここでガスが晴れるのを少し待ってみます。
しかし手袋を外してちょこちょこ作業していると、あっという間に手が冷えて、凍傷になるかと思いました。

12/24 9:58

すると一瞬だけガスが晴れて、白樺湖が見えました。やっぱりここは晴れると眺望がいいですね。素晴らしい。

12/24 10:59

長居しても仕方ないのでさっさと下山。
下山中、雪がパラパラと降ってきました。

12/24 11:56

登山口の近くは、夏だとドロドロですが、気温が低いと凍っているので歩きやすいですね。まあこの時間になると、表面が少し溶けてきて滑りやすいのは困りますけど。

撮影機器：

SO-03F Sony

感想

tris

今年は11月に都心で大雪が降ったりしたものの全体としては雪が少なめという中、雪を楽しめる蓼科山に登ってきました。

2日前に気温が上がって雨が降ったからか、登山口の近くはかなり雪が減った感がありますが、上の方はしっかりと雪もあり、凍っていました。

今回、全体的に天気は良かったものの、山頂だけがガスっているという登山ではよくある状態。少し待っていると辛うじて白樺湖方面だけ晴れましたが、それだけ。蓼科山は眺望的に3戦1勝。次来るときは晴れて欲しいものです。
まあ今回はカメラに電池を入れ忘れるという失態をやらかしてしまったので、晴れてもらっても逆に悔しい感はあるので、これはこれで良かったのかもしれません。

あと今回、無駄に重い荷物を背負いつつ、汗をかかないように薄着でゆっくりと登る、というのをやってみましたが、やっぱり冬山はこの方法が良いですよね。ここ最近、汗をかいたせいで汗冷えを起こして寒い、というのが何度もあったので。でもこれだと時間がかかってしまうので、ロングコースをどうするか、という問題もありますが。この時期よく行く低山でどれくらいのバランスにするか、悩ましいところです。