富士見高原から編笠山〜権現岳〜西岳周回


- GPS
- 09:54
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,690m
- 下り
- 1,689m
コースタイム
- 山行
- 8:03
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 9:55
天候 | 稜線で霧、後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ゲートを過ぎて直ぐに登山道の案内、登山ポストがある。 |
写真
感想
冬の権現岳には今年の正月4日に天女山から登ったが、編笠山からギボシを経て行くルートは過去2度企てていずれも強風・ガスで編笠山までで敗退していた。2011年の12月と、昨年12月にkuma-sanと登った時であった。さて3度目の正直は如何に。
夕食までには東京の家族宅に帰ると約束してあるので、3時前の早立ちとした。始めは道に雪がなく、次第にごく薄っすらと雪を被った道になったが、雪よりも凍結路面の為にアイゼンを着けたのが標高2250mだった。昨年kuma-sanと登った12月5日よりもさらに雪は少ない。樹林帯だが足元は岩を踏み越えて行く所が多くなり、アイゼンでは歩きにくい。編笠山頂上直下で森林限界を抜け、昨年はここで強風に怯えたが、今日は大丈夫。吹いてはいるが耐風姿勢が要るまでにはならない。
編笠山山頂で夜明け前、東の空の雲が赤く染まり富士山のシルエットが鮮やか。目指す権現岳・ギボシにも朝日が当たり始めるが、西から渡って来る雲の様子が怪しい。青年小屋に下りる北斜面ではやっとまともな雪道になった。青年小屋から権現岳方面への道にははっきりとしたトレースがあり、青年小屋でテン拍の人達が今朝既に上がっているようだ。これなら今日は問題なく権現まで行けるだろう。
ノロシバまではストックを使い、ギボシへ登る鞍部でピッケルに代えた。ガスがかかる中、時折見えるギボシへの斜面に取り付いている先行者が見えた。テン泊縦走でじっくり歩いている2人を抜き、4人ほどのアタック軽装の人達に付き、ギボシのトラバースを過ぎたあたりで先頭を代わった。ノートレースのラッセルを頑張って権現小屋に到着、さらに先行する。視界が非常に悪い中、権現山頂への登り口を少し迷って漸く到着。風で長居は出来ず、証拠写真後即退散、権現小屋で一息ついた。
下りの注意箇所はやはりギボシのトラバース。鎖はかなりの部分が出ていて頼れ、慎重に進めば大丈夫。ノロシバまで戻ってもう危ないところはないなと振り向くと、あんなにガスガスしていたギボシが見えて来ているではないか。このあと青年小屋まで戻った時にはすっきり晴れ、ちょと悔しい思いだった。
青年小屋からは、去年と同じく西岳を回って帰ろう。樹林帯の雪道を、緩く上り下りして西岳へ。最後の大展望を楽しんで富士見高原への帰路につく。直ぐに樹林帯となり、南面なので雪が少ないが凍結多いので我慢してアイゼンで下って行く。お昼に近づく時間帯、西岳を目指す人が大勢登ってくる。標高2000mを割ったところでもう良いだろうとアイゼンを外し、落ち葉の道を馳せ下りて不動清水、林道歩きとショートカット道で駐車場所に帰還した。
ニシデンさん、こんばんは。
まずまずのお天気で良かったですね。
権現岳山頂でこのガスガスでは、
大岩の上に立てませんね。
しかし、雪少ないです。
雪に関して、こちらは不自由していませんが
クマ@小樽・天狗山
はい、クマさん
権現山頂付近に居た時だけガスガスでタイミング悪かったのですが、去年クマさんと行ったときと比べればまずまずで、おかげでこのルートの権現リベンジになりました。
もともと雪の多くない八ヶ岳だけど、もう少しまともな雪山になってほしいですね。北海道から少し分けてください。
小樽天狗山良いですね。山家ではなくトラベルスキーヤーだった時代に行ったことがありますよ。小規模だけど急坂があって道場には良いスキー場ですね。
Nishidenさん、ちょっと悔しそうですが絶景にありつけて良い山旅になりましたね。
不動清水、いつか手に入れたい水です(笑)
先週くらいまでは雪が少ないのかと思っていましたが今日雨飾に行ったら雪が多くて驚きました。
場所によるのかもしれませんが・・・富山の低山も早く積もって欲しいですね。
温暖化で雨雪の境の標高が高くなりがちで、低山のスキーが難しくなってきてますね。今シーズンは上下ありますが、平年並みの気温で推移している様なので、1、2月はあちこち楽しめるように期待しましょう。
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