忘年山行は快晴の赤岳で!
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- GPS
- 26:49
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,601m
- 下り
- 1,608m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 7:22
天候 | 晴れ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂手前のルンゼとその迂回路は雪で鎖が隠れており危険です。前爪とピッケルを確実に効かせる必要があり、落ちるとアウトです。よく滑落事故があるのもこのエリアだとのことでした。 |
その他周辺情報 | 元旦で「もみの木荘」の営業は午後からだった為、「玉宮温泉 望岳の湯」に入湯。湯船から八ヶ岳連峰が一望でオススメです。茅野市民以外は600円也。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
サブザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
12月中旬から仕事が立て込み、クリスマスの連休も仕事で潰れ、残るはチャンスは年末年始の連休のみ。こうなったら以前から狙ってた冬季八ヶ岳テン泊にトライすることに!。年末の天候が安定していることもこれを後押ししました。
コースは美濃戸山荘から行者小屋でテン泊&赤岳ピストンか、余裕があれば阿弥陀か横岳周回の予定です。
30日の夕方に出発し、途中諏訪SAの温泉に立ち寄り美濃戸口へ。美濃戸への林道は7、8年前に通りましたが相変わらずのダートで、且つ凍結しまくりで四駆+スタッドレスでないと厳しい感じです。一番上の赤岳山荘の駐車場は7割くらいの埋まり具合で、車中泊の間に何台か到着し朝には満車になりました。
朝6時予定が寝過ごし7時発スタート、久々のテント泊装備で息があがります。行者小屋までは徐々に雪が増え小屋手前のフラットになった辺りから樹氷も出始め雪山って感じになります。冬場は初めてですが、何だか雪少ないんでしょうか。アイゼンなしでゆっくり登り小屋着です。早速小屋でテントの受付をし設営後、お腹がすいたので小屋でカレーライスを頼んだところ、インド以外にスリランカ等、4種程の選択を迫られよくわからないのでインドカレーを発注、適度な辛さで美味しかったです。
この時点で12時位、空は晴天のため装備を整え文三郎尾根から赤岳を目指します。小屋からは終始急登で登るに連れ一気に標高が上がり周囲が開けてきます。
まだある程度鎖は出ており、よく踏まれていることから快調に登っていけますが、午後を回り日当たりのよい場所は雪面が緩んでくるため注意が必要です。山頂に近付くにつれ更に急斜面となり、岩場の上から緩んだ氷の塊がバラバラ落ちてくるため、メットが欲しいと感じました。
最後の急斜面でルンゼを右に迂回する部分は、前爪とアックスをよく効かせながら登りきります。ここはよく滑落事故がある所らしく、場合によってはルンゼを直登した方が良いかもしれません。ここを抜ければあとはひと登りで赤岳山頂に到着です。
頂上からの展望は素晴らしく快晴のもと回りの山々が一望できます。南、中央、北アルプスに御岳、信越方面の山々、そして先日弥山から見えた富士山が一際大きく目前に!。素晴らしい大展望が広がり、道中前後していた方たちからも歓声が上がります。頂上は風も弱く快適でしたが込み合ってきたため下山します。下りはアイゼンを効かせ、ステップが緩んできているところは注意しながら順調に下ります。特にクライムダウンの必要性は感じませんでした。
テン場に戻り周りを整地して、FM長野を聴きながらおやつを食べコーヒーを飲みマッタリ過ごします。日が傾き出す頃にはテン場も夕食どきとなり、バーナーの燃焼音と談笑する声が響きます。大晦日ということもあり皆さん賑やかです。
日が落ちるとともに一気に気温が下がりだし既にこの時点でマイナス5度。夜半にはマイナス10度を下回り更に下がる勢いです。飲料水もすぐ凍るためシュラフ内に入れて就寝です。何度か寒さで目覚めましたが、朝5時半ごろ寒さに耐え切れず起きだし温度計を見たところマイナス13℃まで下がっていました。早速火を焚き朝ごはんを食べながら外を見ると、ヘッドライトの明かりが点々と山頂に向かっています。自分は昨日大展望を満喫したので、今日は下山するだけです。
ゆっくり朝ごはんを食べ8時には撤収を完了し下山開始です。朝方ガスっていた山頂部分も徐々にガスが抜け今日も天気良さそうです。約2時間で駐車場に到着、玉宮温泉で初風呂に入った後、家族が帰省している静岡に向かいました。
雪は少な目でしたが快晴の中、雪山を満喫した2日間でした。
おわり
お話し聞かせてください〜
では、今週末でも年始山行にて‼
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