穂高岳
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- GPS
- 36:30
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,191m
- 下り
- 2,188m
コースタイム
6日:涸沢-白出乗越-奥穂-前穂-岳沢-上高地
天候 | 10月5日:晴れ 10月6日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2002年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
写真
感想
毎年恒例の涸沢紅葉山行。
この週末は天気も良さそうなので張り切って出かけました。ワクワクしてしまって前夜は眠れない。と言うか、朝一で上高地入りするには、この時期、4時半には沢渡でタクシーに並ばねばならず、その時間にも関わらず道路は込み合うので3時には家を出ないといけない。したがって不眠です。まぁ、一旦寝てしまったら起きれない、その起床の困難さより、不眠による睡魔の方が難度は低いという個人的理由も大きいのですがね。私は上高地へ朝一で入る時はまず不眠ですよ、今でも。
また、翌週の三連休に奥多摩とやらで行われる日本山岳耐久レースとやらに出るつもりだったので、今回はその練習も兼ねて、涸沢だけでなく奥穂へも行ってみようと思う。まぁ、ハセツネカップとか言うハイキング大会は、制限時間内に完走するだけであれば、コースも時間もゆるゆる設定のお散歩イベントなので別に練習は必要ないですよね。ただし、負担重量が20キロ以上とか、あるいは制限時間が15時間より短い設定なら一気に難度が高くなる大会ではある。
さて、さすがは好天確実の休日。沢渡は想像以上の混みようで、上高地入りは予定より少し遅れました。5時半のスタートだったかな、飛ばして歩きましたが徳沢でのウ○チタイムで時間短縮貯金は使い切ってしまった。とは言え、新村橋を渡れば登山者もまばら。
本日の当面の目標は穂高連峰展望一等地でもある屏風の耳からの景色。絶対条件は順光、すなわち太陽が西へ傾く前に到着し眺めること。この時期、この天候においてはガスがあがる心配はないと思われましたが、早ければ早いほど良いのは間違いないです。したがってペースは速め、そしてそれは練習にもなる。大渋滞の本谷橋コースに比べたら、こちらは登山者は少ないのですが、それでも上部へ行くに連れ下山者が増えてきました。さすがにこの天気、素晴らしい展望を眺めたであろう下山の方は皆満足げです。
私も屏風からの展望に心を躍らせつつ頑張って歩いて9時半にはコルの到着。紅葉も良い感じで、写真も撮りまくりでしたね。荷物をデポして屏風の耳へ。究極とまでは行かないけど、今年も素晴らしい天気と展望に大満足。コル付近から紅葉越しの眺めも、耳からの大展望も素晴らしいですね。欲を言えば雲、棚引く雲があったら究極になったでしょうけど、それは欲張りすぎですね。
でも、正直言えば北アルプスや涸沢の紅葉は赤が弱いと思う。いや、赤が無い。ただ、景観が極上なので多少色付きが劣ったとしても映えるんですね。紅葉自体はもっときれいな山はいっぱいあると思いますが、涸沢はその景観がそれを補って余りあるくらいに素晴らしい。だからこそ、私も紅葉の涸沢へ来る訳で。
耳からの大展望を楽しんでから、コルへ戻り涸沢へ。
その時の涸沢での記憶がないのですが、別サイトに残してある当レポートによりますと、そのまま北穂へ登って、白出乗越まで行き幕営するつもりでいたが、生ビール飲んで撃沈。そのままお昼寝したなどとあったので、いつもの如く涸沢でまったり過ごしたモノと思われますね。そして恐らくお昼にはカレーライスを食っているはず。確かに、写真も涸沢到着時以降は夕方まで撮っている形跡もなかった。さすが私です、その辺のまったり具合は今も昔も変わらないですね。
夕食に何食べたか覚えていないが、適当にラーメンでも作って食べたと思われる。そして夜中にも起きてビールを飲んだはず。
また翌朝も写真を撮っているところを見るとチッキリ起きて眺めて感動に浸っていたと思われます。確か、当時ヤッホートピでウルトラマラソンや山岳レースのカテゴリーで有名だった、どこの大会でも常に上位にランクしていた実力者ジョ○ンガーさんともお会いした。当時、山では珍しい下はワコールのCW-Xのみの井出達で、涸沢キャンプをベースにぐるっとトレランされていたね。帰りの上高地でも会ったし、その後のハセツネや、フジヤマ、北丹沢や某ウルトラでもお会いしたものです。
いつもの如くチンタラ準備して8時前には涸沢を出発したのかな。写真にある「文句なしの景色」で感動しましたね。良い感じの雲も出て究極の景色となった。そこは私のお気に入りの場所で、その角度から眺める涸沢槍が良いんですよね。夏は手前にお花畑があるし。
もちろん、この場所も屏風の耳と同じく午前中がベスト。順光である事が理想。もしかしたら私はこの時間にこの景色が見たくなったからこそ、前日は涸沢まででやめたのかも知れない。今になってそんな気もするね。あるいは、前日の午後から北穂経由で白出乗越した場合、幕営地がない恐れを懸念したかも知れないな。ちょうど一年前にも同じコースを歩いて白出乗越に幕営し、翌日は西穂から上高地へ下りているが、その時期の白出乗越も満員御礼だったはずだから。
そして、白出乗越から奥穂へ。空は少し雲が出た。更に前穂へ。そして岳沢へ。
ヒュッテで生ビール飲んで一日何食か限定の何とかカレーを食っていたらNHKの「お〜い、ニッポン 今日はとことん 信州」とやらの生中継が始まった。
レポーターは桂氏で、今は無き岳沢のご主人のインタビューのあと、一般者のインタビューは私だな!いよいよ私もテレビデビューかぁ?っと身構えていたら隣のオバチャンにインタビューしとったっけ。結局、チラっとしか映らなかったようです。
そして上高地へ戻り、遅くまでバスを待って帰りました。
後半は手抜きですみません。
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