鎌ヶ岳・雨乞岳 鈴鹿スカイライン滋賀料金所跡より
- GPS
- 08:56
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,758m
- 下り
- 1,750m
コースタイム
天候 | 曇・晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
滋賀県側の料金所ゲートから武平峠までは5km弱。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
国道から鎌ヶ岳にかけてGPSが停止していたので、その部分のデータは後から合成したもの。 |
写真
感想
当初の予定は、武平峠から入道ヶ岳へのピストンだったが、
いざ行ってみると、鈴鹿スカイラインの冬季通行止めが終わっておらず、料金所ゲートまでしか入れない。
やる気と時間の問題から、この時点で入道ヶ岳は諦めて、鎌ヶ岳や御在所岳辺りを適当に登ることにした。
国道上の積雪は、吹き溜まりを除いて5-10cm程度で、歩行に支障はない。
下山時には大半が融けていたので、通行止めの解除もそう先のことではなさそう。
国道歩きの途中で雨乞岳への登山口を見つけ、とりあえず登り始めてみるが、
積雪が中途半端で歩きづらく、ルートも不明瞭で、あまり気乗りがしないので引き返す。
結局、1時間強掛けて武平トンネルに到着。
選択肢は、雨乞岳、鎌ヶ岳、御在所岳だが、どれも一山だけ登るには中途半端。
とりあえず、鎌ヶ岳に登って、その後のことはそれから考えることに。
前日か前々日の積雪は思ったより多く20-30cm程度だったが、
先行者のトレースがあったこともあり、不自由なく登れる。
ダラダラ登って頂上に着くが、天気は良くなく、展望も微妙。
武平峠へ戻るとまだお昼前で、やる気も若干回復してきたこともあり、次は雨乞岳へ登ることにした。
雨乞岳への登山道にトレースはなく、新雪を楽しめる。
武平峠から雨乞岳へは、クラ谷ルートが一般登山道となっているが、
雰囲気のいい愛知川源流部と引き換えに、最後の笹トンネルが非常に不快。
十分な積雪があればトンネルの外を歩けるのではないかと思うが、
念の為、東雨乞岳へダイレクトへ向かう郡界尾根ルートを行く。
このルートは、一般登山道ではないが良く歩かれており、
尾根筋なのでルートも明瞭で、藪も少なく夏でも歩けるいいルートだ。
最後の単調で長い坂を登りきると東雨乞岳山頂にでる。
天候が良くなってきたこともあり、まずまずの展望が得られた。
雨乞岳は東雨乞岳の目の前で、わずらわしい深い笹薮と積雪を越えるとすぐに着く。
目立った展望は無いが、北西には琵琶湖方面が望める。
下山路は、登りルートを引き返すか、稲ヶ谷ルートの二択。
登山路を引き返すのは確実だが、面白みに欠ける上、1時間の国道歩きが付いてくる。
稲ヶ谷ルートは、スタート地点とゴール地点しか分からず、間のルートは不明。
多少悩んだ末に、どうにかなるだろうと稲ヶ谷ルートを選んだのだが、結果的にはミスチョイス。
所々にテープは見つかるが、登りを想定したテープのようで、次のテープが見つからないことが多い。
積雪で踏み跡が見えない状況では、ルートをたどることは非常に困難だった。
谷筋なのでルートを誤ると簡単に行き詰り、最後は左岸の尾根に追い詰められた。
尾根上もなかなか険しく、スタンスやホールドを覆い隠すだけで体重を支えてはくれない微妙な積雪に苦労する。
何とか事故無く下山することができたが、限度を超えてしまった感は否めず、後味が悪い思いを残すこととなった。
コメント
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無事下山できて何よりです(^-^)
こないだ竜ヶ岳でも鹿が1頭死んでました(ノ_・。)
tsugioさん、はじめまして。
正しいルートは右岸を高巻くらしいです。
地形図だけで登山地図は持って行かなかったので、痛い目に会いました。
私は、鈴鹿には滋賀側から登ってます。
車で標高を稼げるのは楽ですが、登山口が鞍掛峠・石榑峠・武平峠に限られるので、
ロングルートを強いられることが多いです.
ロングルートは時間が掛かるからちゃんと計画しとかないと大変ですね(^-^;)
ボクは公共交通機関利用なんで三重県側からです(・∀・)
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