清(聖)水を求めて・・・御坂峠〜黒岳〜釈迦ヶ岳〜大栃山
- GPS
- 07:46
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,462m
- 下り
- 1,777m
コースタイム
<高速バス>
06:00 新宿西口バスターミナル発〜07:49 河口湖駅(ネットで1,660円)
<富士急バス>
08:28 河口湖駅〜08:44 三ツ峠入口バス停下車(460円)
08:53 登山スタート
09:45 御坂峠
09:56 軽アイゼン装着
10:36 黒岳(1792.7m)
10:42 黒岳展望台〜10:51
11:32 日向坂峠(どんべえ峠)
11:52 府駒山(1562.4m)
12:25 釈迦ヶ岳(1641m)〜13:05
13:18 分岐(檜峰神社への近道急坂にある十字路)
13:38 分岐(右手に檜峰神社への下山路)
13:44 軽アイゼン〜13:54
14:10 檜峰神社(水場⇒ここで空の2Lペット6本に給水)
14:28 登山再開
14:40 トビス峠
15:10 大栃山(1415m)〜15:18
15:56 尾根を左折=奈良原バス停がある県道36号線を目指す
16:39 ゴルフ場「ウッドストックC.C.」にたどり着く
⇒ 17:25奈良原バス停発のバスで石和温泉駅に向かうつもりで準備
<自動車>
17:21 ゴルフ場スタッフのご厚意により車で石和バス停まで
17:40 高速バス「石和バス停」着〜あし湯などで時間を潰す
<高速バス>
18:07 新宿行き高速バスに乗車(定刻は18:05)
19:53 新宿西口バスターミナル(1,800円)
天候 | 晴れ時々薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
■下山後:甲府駅発高速バス「石和」バス停〜新宿西口バスターミナル |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 ・南面は雪がなく、北面に雪あり(場所によりますが積雪10cmくらい) 一番雪があったのは御坂峠か黒岳山頂の北。 ・御坂峠から黒岳〜どんべい峠の中間くらいまで軽アイゼン使用。段々雪が少なくなってきて、黒岳山頂までの区間、いつ外そうかとタイミングが難しかった。黒岳山頂から北へ降りる箇所は雪多し。 ・2回目のアイゼンは釈迦ヶ岳からの尾根を右折し檜峰神社へ下り始めるところ。わずか10分でしたが傾斜がキツく雪もあって、面倒でもつけました。 ・全般的に、雪がないところは枯葉がかぶっていますが、その乾いた枯葉の下が大抵ぬかるんでいて滑りやすいことこの上なし! ・大栃山山頂から北西に尾根を進んでいって、しばらく行くとそこそこの傾斜の真っ直ぐな直線の下りがあり、トラロープが張ってあります。大したことないと思いきや、前述の「枯葉onぬかるみ」状態で意外と滑りやすかった。 |
写真
感想
GPSロガーが不調でログが取れておらず、手書きでルートを作っていたらPCがボカんしたので、また後ほど、というか明日かな、ルート作ってみます。
⇒4/6更新・・・やっとルートを手書きし終えました。PCがフリーズしかけたりで超時間がかかりました(涙) ちなみにタイトルの「聖水」がアレを想像させる、と知り合いから指摘があったので(苦笑)清水に変えました。どうでもいいですね、ハイ。
3月11日に東日本を襲った大地震とその後の災害で被災された皆様には衷心よりお見舞い申し上げます。
実は翌12日(土)に山へ行くつもりで準備万端でしたが、当然中止に。
その後も私が暮らす関東地方でも大気、水ともに放射性物質が検出されたりで、不安定な情勢が続いています。当然妻も「山へ行くなんてもってのほか」という話だったのですが。
そこで1つアイディアが。飲料水不足、、、店頭からペットボトルの水(特に2L)がことごとく消えて久しいわけですが、山に行けば美味しい天然水が取れるじゃないですか。これぞ家族サービス。そこで妻に「水、とってきてやるよ」という理由付けで山行を切り出したら、あっさりOKが出ました。
あとはルート。重い荷物を持つ距離を出来るだけ短くしたいので、給水は下山地近くがよい。水が建前上の目的とはいえ、山行としても自分がそこそこ満足する内容にしたい(=わがまま!)。で、パっと思いついたのは昨年12月に行った毛無山(富士山の西側)。ただ、ヤマレコで最近の記録を見たら、水場が凍っている可能性があったので却下。いろいろ検証した結果、南側から御坂峠に入り西へ尾根を歩き黒岳〜釈迦ヶ岳を経て、檜峰神社の水場で給水して、そのままバス停まで歩いて帰る、というプラン。地図に「水」マークがあった、というくらいしか知らなくて、どんな水かもよく調べず出発しました。
普段、日帰りトレッキングは35Lくらいのバックパックを使っていますが、今回はテン泊縦走用に買ってあってまだ一度も使っていなかったドイターのエアコンタクト55L+10Lの、2気室あるうちの小さい底部にいつものギアを詰め込み、広い本体の方に2Lの空ペットボトルを入るだけ(といっても6本でした)詰め込みました。
安くて速い(笑)私のお気に入り、高速バスで新宿から河口湖駅に行き、そこから路線バスで三ツ峠入口に。そういえばコースを選択する中で三ツ峠山も候補に挙がりましたが、水場が探せず却下しました。
山行自体は写真とコメントをご覧いただけば、大体わかると思います。
4/2時点ではアイゼンが必要でしたが、今後の雪解け具合でどうなるでしょうか。
で、とりあえず檜峰神社まで、まったく問題なくスムーズに来ました。時間的にも順調でした。肝心の水は、薬王水と名付けられた美味&超冷たい水で、地元でも有名なようです。
さて、ここで14:30。このまま帰っても良かったのですが、水12Lを詰め込んだバックパックを背負ってみたら「いける」と思ってしまい、登山計画書で密かにオプションとして書いておいた「ここから大栃山へ登って奈良原へ下りる」に踏み切りました。
踏み切ったはいいが、ひと山行終えてそこそこ疲労がある体に突然+12kgの負荷が加わるのは流石に急すぎてキツイ。登山口から鳶巣(トビス)峠までの短い登りで早くも踏み切ったことを後悔。けど、登山愛好家に共通するマゾヒスティックな性質がこれ幸いとばかりに、トレーニング♪トレーニング♪と思って続行。トビス峠から大栃山山頂は意外とあっという間でした。
そこからは地図にない道を歩きます。それほどわかりにくくはないのですが、事前に計画していた「竹居集落に下りる」の時間的な目安がわかりにくく、「花鳥山一本杉まで110分」とか出始めてもピンとこなくて、奈良原バス停17:25発を意識し、尾根を思いっきり左折。ちょうど眼下にゴルフ場が見えていたので方角的にも間違っていない、と。しかも目印もついていたので、ひたすら西へ下っていきました。この道、下りだからよかったものの、絶対に下から登りたくねーな、と思いながら。
赤ペンキなどの目印もあって、最終的にたどり着いたのがゴルフ場そのもの(笑)。誰が作ったルートなのかしら、と。とりあえず奈良原から大栃山に登るルートではありますが。
時間的にもバスに間に合うわけですが、いろいろお話したゴルフ場のスタッフの方の超ご厚意により、最終目的地である石和バス停まで車で送っていただきました。
余談ですが、檜峰神社で12L給水した後、体力の消耗が激しく結構喉が渇いたのですが、ハイドレーションには給水しなかったんです。で、いざとなればペットボトルの水を飲めばいいのですが、何となく意味不明な使命感から「俺はこの12Lを一滴もこぼさずに妻に届けるんじゃー!」と思って、ペットの水には一切触れず、残り少ないハイドレーションの水をちびちび飲みながら最後は喉カラっから。帰宅するまでペットの水には手をつけませんでしたよw
帰ってきてから気付きましたが、この辺りは桃の花が美しい風光明媚なところだとか。若干早かったですかね。なので今月もう1回行こうかな、と思ってます。
ドイター55L+10Lかっちょいい〜!!
って、かなり去年からお金使ってまんな〜^m^
山グッズは何から何まで高いからね。なるべく安く済むように色々考えてはおりますが…。
それにしても上半身ハダカ…って、こんな写真ヤマレコで他にアップされてるの観た事ないw
あ、そういえば野口健の文庫本の表紙は上半身ハダカだったなwww
コメントありがとうございます。
金欠ハンパないです。大晦日に10%引きに駆け込みでかったテント+ヤッケがダメ押しでした。テント、まだ使ってないし(涙)。
手元キャッシュがなくて、オートチャージPASMOに頼ろうとしてたら、山梨の方ではオートチャージされないとかPASMO使えないとか、都銀ATM使えないとか、やばいこと少なからず(苦笑)。
節約の心得は
>公共の交通機関、原則鈍行で。タクシーは使わずに
>食料は自宅のもので賄う
>着るものはユニクロ・ウェアでレイヤリング(バカ)
かなり工夫してますよ。
もうすぐ林道が開通して春山の季節になるのですが、混雑するそんな季節になる前に、もう一丁どこかへ行こうか、と。4/23〜24にどこかへ行こうかな。
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