青空が濃い雪の滝子山（寂ショウ尾根）

2017年01月22日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,086m
• 下り: 1,099m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:30
• 休憩: 0:20
• 合計: 7:50

7:45 笹子駅
8:10 8:10 桜森林公園
8:25 8:25 寂悄荘入口分岐
11:55 12:15 滝子山
12:20 12:20 滝子山・三角点峰
12:45 12:45 鎮西ヶ池
13:50 13:50 モチガ滝
13:40 13:40 道証地蔵
15:25 笹子駅

コースは適当な手書きです。

■寂ショウ尾根
山と高原地図では破線でコースタイムなし。「危」と「迷」マーク。
地理院地図にはコース記載なし。
道中に標識はほぼないものの、尾根沿いなので迷うことはないと思います。
南面で明るく気持ちの良い尾根歩きですが、後半は岩場の急登です。
岩や木を掴んでの登りは個人的には楽しく登りがいのあるコースです。
ただし、下りに使うのは危険だと思います。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

JR笹子駅（無人駅）
駅にトイレあり。駅周辺にコンビニ等はない。

写真

1/22 7:43

約1か月ぶりの笹子駅。今回のターゲットは滝子山。人気の山だから避けてたけど、この季節なら人も少ないことでしょう。

1/22 7:45

前回購入した笹団子。駅からすぐなので山行のお供に、下山後のご褒美に良いのでは？

1/22 7:47

甲州街道沿いの表示は「-3°C」。でもそんなに寒くないです。

1/22 8:02

吉久保入口を左折。神社にあった案内看板。神社の左を道なりに進みます。

1/22 8:09

中央道の上から眺めるのは、前回のお坊山〜笹子雁ヶ腹摺山（破線ルート）の登山口となる山。

1/22 8:11

中央道を越えた桜森林公園にあった案内看板。我々は寂ショウ尾根で滝子山を目指します。

1/22 8:27

林道を少し進んだ所（一つ目の橋と二つ目の橋の中間くらい）から寂ショウ尾根へ。

1/22 14:57

目印の標識。何だか良く分からないけど「寂」と書いてあるような・・・。※帰りに撮影。

1/22 8:29

すぐに雪道に。雪は現れたり消えたり。山頂までは滑り止め無しで靴のまま登りました。

1/22 8:32

山の中に何だか素敵な小屋が出現。「寂惝苑」とあります。

1/22 8:32

TOMORROWLAND共和国の山小屋？気になってググるも、かつてあったホームページは閉鎖してる模様。

1/22 8:32

小屋の前から寂ショウ尾根へ向かいます。

1/22 8:59

鉄塔を抜けると、

1/22 9:09

林道に合流。奥は、入道山とか棚洞山あたりか。

1/22 9:10

林道を横切り、本格的に登りが始まります。

1/22 9:18

南稜なので明るく気持ちの良い稜線歩き。

1/22 10:14

雪の痩せ尾根は慎重に通過。風が強くて寒い。

1/22 10:21

後半は岩岩ゾーン。よじ登る感じが好きですが、怖いと感じる人もいるでしょう。

1/22 10:49

だいぶ登ってきました。

1/22 10:58

寂ショウ尾根は「滑落多発！危険」との表示。登りはまだしも下りは避けるべきかと思います。

1/22 11:25

滝子山と浜立山を結ぶ尾根に到着。当初は浜立山へも寄ろうと思ってましたが、踏み跡ないし、ここまで時間も掛かったんでスルー。

1/22 11:29

浜立山の分岐から先は雪が増えズボズボ踏み抜きました。これは誰の足跡？

1/22 11:33

登りより下りの方が怖いけど、モフモフなので大丈夫。

1/22 11:48

いよいよ山頂へ。青空に向かってラストスパート。ワクワクします。

1/22 11:56

滝子山到着。山頂は風も穏やかで最高！

1/22 11:57

秀麗富嶽十二景の四番山頂。

1/22 12:01

さすが富士山も大迫力。右は三ツ峠山ですね。

1/22 12:00

真北に続く小金沢連峰。真ん中が黒岳で、右は雁ヶ腹摺山か？

1/22 12:03

北西方面の金峰山〜国師ヶ岳あたり。

1/22 12:04

手前の山の左奥は甲武信ヶ岳で右奥は破風山かと。

1/22 12:13

青空を見上げ、陽の光をいっぱい浴び、きれいな空気を吸って、大満足の山頂を後にします。

1/22 12:16

山頂から東に下ると下山ルート（すみ沢方面）への分岐。このまま少し東に進みます。

1/22 12:19

山頂ではなくここに三角点あり。このまま初狩駅へも下れます。

1/22 12:31

三角点をピストンし下山ルートへ。ここからは北面なので軽アイゼンを装着。

1/22 12:40

うす暗い雪の北面を軽アイゼンで快適に下ります。

1/22 12:45

ひっそりと白縫神社。鎮西ヶ池山頂ってどういうこと？

1/22 12:51

防火帯か？開放的な空間。斜度も緩やかでホッとする場所。

1/22 13:01

大谷ヶ丸への破線ルート分岐あたりにあった味わい深い標識。奥から下りて来ました。

1/22 13:09

下りはすみ沢コース。水がめっちゃ澄んでてキレイでした。

1/22 13:14

見上げれば濃い青。

1/22 13:22

沢沿いなんで夏でも快適？

1/22 13:28

後で交わる分岐。左の難路を選択。

1/22 13:34

水の流れを横目に見ながらの難路。と言っても心配するほどじゃありません。

1/22 13:34

小さな滝を眺めながらスイスイ進みます。

1/22 13:39

ズリズリの斜面もあったけど難路ってほどではない。

1/22 13:45

モチガ滝は離れてて木にも邪魔されてました。その手前の小滝。

1/22 14:00

一般道と合流。一般道の方は途中に大鹿山への分岐があります。

1/22 14:23

雪が掘られた道には落ち葉が積もってます。

1/22 14:38

やっと道証地蔵。この後は林道歩きです。

1/22 15:25

雪の滝子山を堪能。お疲れ様でした。

撮影機器：

OLYMPUS PEN E-P5 オリンパス

感想

kubo_daita

先月来たばかりの笹子駅。
なるべく同じ山域が続かないように山行を考えてるものの、
冬季は登れる山にも限りがあるから、あっちこっちに行くのは難しいですね。
登山口までのバスがないとか、我が家の車で行くのは雪で難しいとか・・・。

ってことで、1回秩父（南天山）を挟んでの笹子駅。
7:33着で降りたのは5人程度。

滝子山はメジャーな山ですが、滝子山に向かった方はいなかったような・・・。
季節が良ければ多くの登山者で賑わうことでしょう。
さすがにこの季節は人も少なく静かでした。

しかも登りに寂ショウ尾根を選択したので、山頂までは誰にも会わず。
岩場を攀じ登る楽しいコースなので、登りで使うことはあっても、
あのコースをこの季節に下ってくる人はいないでしょう。
かなり危険だと思いますので、夏でも避けた方が宜しいかと。

下山はすみ沢コースを選択。
登ってくる2組のパーティーに出会いました。
防火帯と沢が印象的で下りに最適な雰囲気です。

笹子駅の周辺は北側も南側も色々とコースが豊富。
まだまだ楽しめそうです。