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Yamareco

記録ID: 1051752
全員に公開
雪山ハイキング
京都・北摂

京都北山の雲取山 (寺山峠〜地蔵杉山〜雲取山〜ニノ谷周回

2017年01月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:38
距離
11.0km
登り
655m
下り
661m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:36
休憩
1:01
合計
6:37
7:57
59
8:56
9:09
92
10:41
10:45
11
10:56
11:03
16
11:19
11:48
122
13:50
13:54
31
14:25
14:29
5
14:34
ゴール地点
天候 曇り時々小雪、午後から晴れ間のぞく
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
花背別所集落のおけや駐車場(1日300円)に駐車。駐車場はほとんど除雪されておらず、数台しか駐車できない状況でした。
コース状況/
危険箇所等
前日1/21(土)に入山されたと思われる方一名分の薄いトレースが登山口の花背高原バス停から寺山峠経由で稜線伝いに雲取峠まで残っていましたが、その後はトレースなく、気ままにバージンスノーを楽しみつつ適当に歩いていますので、GPSルートは参考程度にしてください。特に地蔵杉山周辺と一ノ谷出合から寺山峠への沢道は夏道とは大きく異なり、雪山ならではの自由な徘徊です。
駐車場はかろうじて2筋除雪されてましたので、そのうちの一つに駐車。料金箱に300円入れて出発です。
2017年01月22日 07:51撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
2
1/22 7:51
駐車場はかろうじて2筋除雪されてましたので、そのうちの一つに駐車。料金箱に300円入れて出発です。
花背高原バス停から花背スキー場跡へ向かいます。
2017年01月22日 07:53撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/22 7:53
花背高原バス停から花背スキー場跡へ向かいます。
花背スキー場跡横を植林地沿いに緩やかに登ります。
2017年01月22日 08:07撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/22 8:07
花背スキー場跡横を植林地沿いに緩やかに登ります。
寺山峠。稜線を行く一人分の足跡が残っていました。私も同じ道を行きます。
2017年01月22日 09:00撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/22 9:00
寺山峠。稜線を行く一人分の足跡が残っていました。私も同じ道を行きます。
辻山着。凌雪荘手前からはノートレースの新雪の中を歩くのでワカンを着用します。
2017年01月22日 09:35撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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辻山着。凌雪荘手前からはノートレースの新雪の中を歩くのでワカンを着用します。
本日1つ目の山小屋、京産大WV部の凌雪荘、すっかり深い雪に覆われ、ワンダラーが遊びに来るのを待っています。ここからは地蔵杉山山頂を目指して直登します。しばしのラッセルで汗が噴き出てきました。
2017年01月22日 09:59撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/22 9:59
本日1つ目の山小屋、京産大WV部の凌雪荘、すっかり深い雪に覆われ、ワンダラーが遊びに来るのを待っています。ここからは地蔵杉山山頂を目指して直登します。しばしのラッセルで汗が噴き出てきました。
地蔵杉山着。植林地で視界はありません。
2017年01月22日 10:13撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/22 10:13
地蔵杉山着。植林地で視界はありません。
しかし、地蔵杉山山頂南面は少し空間があります。
2017年01月22日 10:23撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/22 10:23
しかし、地蔵杉山山頂南面は少し空間があります。
この辺りからは気持ちの良い自然林の中を歩きます。
2017年01月22日 10:46撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/22 10:46
この辺りからは気持ちの良い自然林の中を歩きます。
雪深いところでは稜線もこんな感じです。
2017年01月22日 10:50撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/22 10:50
雪深いところでは稜線もこんな感じです。
本日2つ目の山小屋、雲取峠直下にある京都府立大WV部りょうぶの小屋。こじんまりしたかわいい小屋です。
2017年01月22日 11:00撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/22 11:00
本日2つ目の山小屋、雲取峠直下にある京都府立大WV部りょうぶの小屋。こじんまりしたかわいい小屋です。
雲取峠、明るい峠です。前日のトレースはここから一ノ谷を下っていました。私は更にここからノートレースの斜面を登り、雲取山山頂を目指します。
2017年01月22日 11:03撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/22 11:03
雲取峠、明るい峠です。前日のトレースはここから一ノ谷を下っていました。私は更にここからノートレースの斜面を登り、雲取山山頂を目指します。
途中で見かけたブナの木に生えたコケの造形美。正倉院の宝物にある繧繝彩色を思い出させる美しさです。
2017年01月22日 11:18撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/22 11:18
途中で見かけたブナの木に生えたコケの造形美。正倉院の宝物にある繧繝彩色を思い出させる美しさです。
今日は雲が多く、遠景は望めませんでしたが、少し青空も見えてくるようになってきました。山頂で昼食を取り、出発する準備をしているとこの日初めての登山者ご夫婦に出会いました。
2017年01月22日 11:26撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/22 11:26
今日は雲が多く、遠景は望めませんでしたが、少し青空も見えてくるようになってきました。山頂で昼食を取り、出発する準備をしているとこの日初めての登山者ご夫婦に出会いました。
雲取山山頂からはふっかふかの雪を重力を味方につけての二ノ谷の楽しい下り。沢の底は避けつつ下りますが、時折深い雪の落とし穴にはまり苦労します。
2017年01月22日 11:50撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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雲取山山頂からはふっかふかの雪を重力を味方につけての二ノ谷の楽しい下り。沢の底は避けつつ下りますが、時折深い雪の落とし穴にはまり苦労します。
本日3つ目の山小屋、立命館大の立命ワンゲル小屋。小屋の温度計は−1度でした。山と高原地図「京都北山」に記載されている位置は随分ズレていますね。
2017年01月22日 12:04撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/22 12:04
本日3つ目の山小屋、立命館大の立命ワンゲル小屋。小屋の温度計は−1度でした。山と高原地図「京都北山」に記載されている位置は随分ズレていますね。
立命ワンゲル小屋にはドラム缶風呂もありました。雪見風呂、楽しいでしょうね〜
2017年01月22日 12:06撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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立命ワンゲル小屋にはドラム缶風呂もありました。雪見風呂、楽しいでしょうね〜
モフモフの沢の縁を時折渡渉したり、対岸までジャンプしたりして下ります。
2017年01月22日 12:08撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/22 12:08
モフモフの沢の縁を時折渡渉したり、対岸までジャンプしたりして下ります。
一ノ谷出合着。ここからは広い林道をしばらく歩きますが、すぐにまた渡渉やジャンプをしつつ一ノ谷をつめていくことになります。
2017年01月22日 12:34撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/22 12:34
一ノ谷出合着。ここからは広い林道をしばらく歩きますが、すぐにまた渡渉やジャンプをしつつ一ノ谷をつめていくことになります。
地形図には記載されていませんが、沢の上部に林道が作られているようなので、渡渉の判断をしつつ歩くよりは楽かと上に登り、少し沢底を離れて沢と平行する林道を歩きましたが、すぐに林道は終点でした。終点地点からはまた沢底へ下り一ノ谷の沢を詰めていきます。
2017年01月22日 13:07撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/22 13:07
地形図には記載されていませんが、沢の上部に林道が作られているようなので、渡渉の判断をしつつ歩くよりは楽かと上に登り、少し沢底を離れて沢と平行する林道を歩きましたが、すぐに林道は終点でした。終点地点からはまた沢底へ下り一ノ谷の沢を詰めていきます。
寺山峠への分岐点着。せっかくなのでこの先の一ノ谷上部にある雲取山荘へと向かいます。
2017年01月22日 13:19撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/22 13:19
寺山峠への分岐点着。せっかくなのでこの先の一ノ谷上部にある雲取山荘へと向かいます。
絵になる素敵な山小屋、雲取山荘。こんなに雪を抱いて遊びに来てくれる人を待ってますよ^_^
2017年01月22日 13:32撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/22 13:32
絵になる素敵な山小屋、雲取山荘。こんなに雪を抱いて遊びに来てくれる人を待ってますよ^_^
寺山峠への分岐点まで戻り、青空と北山杉を眺めながら寺山峠へ最後の登り。
2017年01月22日 13:51撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/22 13:51
寺山峠への分岐点まで戻り、青空と北山杉を眺めながら寺山峠へ最後の登り。
寺山峠着。朝来た峠には、いくつもの足跡が…。山中で出会った登山者は6名だけでしたが、その他にも入山された方がいたようです。
2017年01月22日 13:56撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/22 13:56
寺山峠着。朝来た峠には、いくつもの足跡が…。山中で出会った登山者は6名だけでしたが、その他にも入山された方がいたようです。
花背スキー場跡、山板持って来ても良かったかなあ
2017年01月22日 14:15撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/22 14:15
花背スキー場跡、山板持って来ても良かったかなあ
花背別所集落まで戻ってきました。
2017年01月22日 14:23撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/22 14:23
花背別所集落まで戻ってきました。
駐車場に戻ってきました。隣に車が一台、雲取山山頂でお会いしたご夫婦の車のようでした。
2017年01月22日 14:37撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/22 14:37
駐車場に戻ってきました。隣に車が一台、雲取山山頂でお会いしたご夫婦の車のようでした。
帰りは京都の銭湯の代表格、船岡温泉で汗を流しました。欧米からの外国人客が多くなっていました。もはや国際的に有名になりつつある船岡温泉です。
2017年01月22日 15:38撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/22 15:38
帰りは京都の銭湯の代表格、船岡温泉で汗を流しました。欧米からの外国人客が多くなっていました。もはや国際的に有名になりつつある船岡温泉です。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 ザック 6本爪アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 タオル ストック カメラ ワカン オーバーズボン
備考 ワカン必須

感想

奥多摩の雲取山は西暦と標高が同じという事で大人気なんだそうですが、京都に雪が積もった週末に京都北山にある雲取山を目指しました。
この日一番の入山者だったようで、存分に新雪と戯れることができた雪山ハイクとなりました。
この雲取山周辺には大学WV部や山岳団体の山小屋が4ヶ所も点在している珍しい山域。いずれの山小屋も雪山を楽しむ拠点として作られたのでしょうね。こうして雪山ハイクをしてみると、アプローチし安く高低差も少なくて、雪さえ降れば管理された北山杉の植林帯と灌木の自然林は歩き安く縦横無尽にコースは無限のスノーフィールドと化す山域であることが良くわかります。奈良県の岳人における明神平のような存在なのでしょうか?、京都在住の岳人にとって雪山入門の山にふさわしい場所だと思います。
ピークハンターの私ですが、今回は山頂よりも周辺に点在する山小屋がいたく気に入りました。雪が深く積もった冬にあの山小屋に泊まって仲間とワイワイとやるのは楽しいことでしょうね。大学時代をWV部で過ごした自分としては山小屋生活を想像し、大学時代の雪山の思い出に浸った一日でした。

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ハイキング 京都・北摂 [日帰り]
花背高原・寺山峠・雲取峠
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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