記録ID: 1052200
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山滑走
志賀・草津・四阿山・浅間
1日2座ピストン 四阿山編☆暗闇ラッセルで山頂50m手前で力尽きる [あずまや高原ホテル-四阿山]
2017年01月22日(日) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:39
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 954m
- 下り
- 945m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 6:20
10:25
*登り下りとも所々ルートミスをしていますので参考にはなさらないでください。
*GPSでは四阿山登頂したことになってますが、山頂手前50mで撤退してます。
*当日は樹林帯以外はトレースなくラッセル状態。また視界不良のためGPSをこまめに確認しながらのハイクアップでしたので、通常よりも大幅に時間がかかっています。
*下りについては沢ルートを滑走してますが、終盤30mほど登り返しがあり、シール脱着・ハイクアップ等で牧場を滑るルートに比べ大幅に時間がかかっています。
*GPSでは四阿山登頂したことになってますが、山頂手前50mで撤退してます。
*当日は樹林帯以外はトレースなくラッセル状態。また視界不良のためGPSをこまめに確認しながらのハイクアップでしたので、通常よりも大幅に時間がかかっています。
*下りについては沢ルートを滑走してますが、終盤30mほど登り返しがあり、シール脱着・ハイクアップ等で牧場を滑るルートに比べ大幅に時間がかかっています。
天候 | 星空→一瞬御来光→強風&ホワイトアウト→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
あずまや高原ホテルの登山者用駐車場に駐車。この時期でも全部で12〜13台ほど停められそうでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■当日の状況-------------------------------------------------------------- 雪質はパウダー。樹林の中では所々前日のトレース残っていましたが、その他はトレースが全くなく、暗闇のなかGPSを頼りに右往左往しながら歩きました。 積雪量は山スキーを履いた状態で牧場付近はくるぶしラッセル程度。 標高をあげるにつれ、足首→脛→膝下→膝ラッセル状態になり、山頂直下ではストックが完全に埋まる積雪量に苦闘。 山頂へと続く稜線に出ると強風&ホワイトアウトで視界が数m。その状態で稜線を歩くのは危険と判断し一旦稜線を右に外して迂回。再び稜線に登り返すもさらに天候悪化し先に進める状況ではなかったため、山頂50m手前で撤退。 |
写真
樹林帯を抜けるとあるのはアニマルトレースのみ。仕方ない…。頑張るか。。。
ラッセルはともかくとして、真っ暗&だだっ広い尾根なので方向を小まめに修正しながら歩きましたが、それでも右往左往。
変なトレース付けまくってしまい、後続の方ホントすいませんでした…。
ラッセルはともかくとして、真っ暗&だだっ広い尾根なので方向を小まめに修正しながら歩きましたが、それでも右往左往。
変なトレース付けまくってしまい、後続の方ホントすいませんでした…。
撤退理由
A地点で強烈な南風とホワイトアウト、雪庇とツリーホールに阻まれ、稜線から一旦右に退避。
B地点に10mほど滑り降りたところ転倒σ^_^; 底なしのパウダーに板ごと埋もれ、立ち上がるのに10分も要し体力↓↓。
なんとか再び稜線に復帰するもさらに天候悪化で視界数m。風も酷くなる一方で収まる気配なし。
山頂は祠のある地点ではなく三角点だと思い込んでいたため、この状況であと200m進むのは困難と判断し撤退。
という顛末でした。
A地点で強烈な南風とホワイトアウト、雪庇とツリーホールに阻まれ、稜線から一旦右に退避。
B地点に10mほど滑り降りたところ転倒σ^_^; 底なしのパウダーに板ごと埋もれ、立ち上がるのに10分も要し体力↓↓。
なんとか再び稜線に復帰するもさらに天候悪化で視界数m。風も酷くなる一方で収まる気配なし。
山頂は祠のある地点ではなく三角点だと思い込んでいたため、この状況であと200m進むのは困難と判断し撤退。
という顛末でした。
いざ撤退と決めたものの視界不良のため、小まめに方向を確認しながら滑走。
といきたかったのですが、緩い傾斜に大量のパウダーで板が全く進まず、滑るというよりは雪漕ぎ状態。たった250m下るのに45分も時間がかかってしまいました。
といきたかったのですが、緩い傾斜に大量のパウダーで板が全く進まず、滑るというよりは雪漕ぎ状態。たった250m下るのに45分も時間がかかってしまいました。
mmと合流し本日の2座目、根子岳に向かうのでありました。
しかし既に太腿パンパンなんだが、だ、大丈夫か?
根子岳編はこちら↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1053015.html
しかし既に太腿パンパンなんだが、だ、大丈夫か?
根子岳編はこちら↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1053015.html
感想
ようやく今シーズンのBC始動となりました。
レコのアップも2ヶ月ぶりとなりましたが、家で引きこもっていた訳ではなく、スキーを意識してジムトレしたり、12月に入ってからは週1〜2回ペースでずっとゲレンデで滑っていました。山スキーも楽しいですが、ゲレンデで滑るのもやっぱ楽しい! カービングで切り刻むのがなんともいえず、グフフふふ…。
ということで本当に久々の山。その結果は撤退という形になりましたが、自分の中でキチンと順序立てて考えたなかでの撤退だったので、あの時のあの判断は間違いなかったと思います。
(ただし下山した翌日、四阿山の山頂は三角点ではなく祠のある最高点である事に気付くまでは。。。σ^_^;)
「あの状況で200m歩くのは絶対無理だったけど、50mならなんとかいけたかなぁ」という気持ちもなくはない、というのが正直なところではあります。
でも、また登ればいいや!今度はどのルートで行こうかなぁ。
年明け早々、山を歩いている者にとっては最も辛く哀しい知らせが届きました。それ以来ずっと自分は山とどう向き合っていくべきか考え続けています。
"山は臆病なくらいでちょうどいい"
これは自分のモットーであります。
そのため、
「もうちょっと粘ってれば、頑張ってれば、山頂立てたかも」
「あー、晴れちゃったかぁ。やっぱ行けば良かったかなぁ。山〜」
そんな事も多々あります。そんな事をやってると山はドンドン逃げていくかもしれません。
"でも、逃げてもいい"
これからも楽しくムチャせず安全に。
そして今年こそは怪我をしないように^^;
その為に頑張っていってみよー!
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