昼下がりの雪山ハイク「蓼科山」(日本百名山)[蓼科山登山口からピストン]
- GPS
- 03:46
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 804m
- 下り
- 798m
コースタイム
天候 | 晴れ♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車道の両サイドを合わせると約30台の駐車可能なスペース有り 駐車場には、冬期間も利用できるトイレ有り 登山口までの車道は、綺麗に除雪されているが、部分的に圧雪や凍結が見られるので、滑り止め対策が必要 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:4?(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :2(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :2(難5・4・3・2・1易)アイゼン、ピッケル、藪等の頻度 ★登山道の眺望:3(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :4.5(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:20人程度】 ◆蓼科登山口から山頂までのルートは、全区間で積雪道となっている。ルートは明瞭で道迷いの心配はないが、大雪後で踏み跡がない場合、緩勾配の序盤区間は、取付きが分かり難いかも(登山者が多いので問題ないと思うが)。 ◆ルートの大半は急登の直登が続き、夏道にある多くの転石は雪で隠れているので、冬期間は雪道を直登する必要がある。本日は、簡易アイゼン:3割、10本爪以上アイゼン:7割、ツボ足は誰もいなかった。簡易アイゼンの人は、急登な下りで四苦八苦している姿も見られ、全線雪道の場合は、普通のアイゼンの方が良いかもしれない。(私は、岩がある程度は出ていると予想し、ピン付長靴にしたが、ややグリップ不足だった。) ◆森林限界は、山頂の周辺のみであるため、ルートの大半は樹林帯歩きで眺望は悪いが、時折、南西側が少し開けるポイントがある。山頂直下の岩場以降は、北八ヶ岳の山域が見渡せる大展望が開ける。山頂は、360度の展望が広がり周囲の山々を確認することができるが、平坦でかなり広いため、視界不良時は、道迷いに十分注意が必要だと感じた。 ◆昼から登ったこともあり、樹林帯区間は暖かく感じ、薄手のグローブでちょうど良かったが、山頂付近は、やや風もあり、午後2時半で気温は−8度程度であった。 |
写真
感想
この土日は、高気圧に覆われて、全国的に安定した空模様になりそう。
そんな予報を確認し、直前まで北八ヶ岳をゆったり雪山ハイキングしようと思っていましたが、思いのほか風が弱そうなので、ピークハントにプランを変更して北八周辺の名峰を楽しむことにしました。
午前中に登った天狗岳から下山し、渋御殿湯から車で約30分移動して蓼科登山口へ。
登山口の駐車場は、少し前まで満車のようでしたが、昼前に帰られた方がいたようで、ちょうど数台のスペースが空いてラッキーでした。
駐車場で昼食を食べ、午後の部スタートです!
再出発にあたり、靴の選定に迷いました。
本格アイゼンorチェーンスパイクorピン付長靴どれにしよう?
10日ほど前のレコでは、まだ岩が出ていて、簡易アイゼンで十分と書いていた方がいたので、機動性の良い履き慣れたピン付長靴をチョイスしてみました。
しかし、登ってみると「えっ、全線、雪道?」
しかも、急登の区間が思った以上長くて、若干グリップ不足が否めません。
やはり、午前中の天狗岳同様にアイゼンにすれば良かったと反省!
更に、P2113を過ぎてから、山頂の山容が見えているのに、最後の急登がバテバテになってしまい、何度も息を整えながら登りました。
本日、2座目ということもありますが、最近のトレーニング不足に反省!
でも、山頂直下まで登ると疲れが一気に吹き飛ぶ絶景が広がっていました。
眼下には北八ヶ岳特有の優しい山体が一望でき、午前中に登った天狗岳をはじめ、最高峰の赤岳までの雄大な八ヶ岳の稜線が続いていました。
初登頂となった蓼科山。
山頂は思った以上に広大で「どこが山頂?」と思える平坦な頂きでした。
昼時は賑わったであろう山頂も現在は午後3時で人影もポツポツ。
太陽光が傾き、寒さが戻り始めた静かな山頂を一人で満足し、ニンマリしながら下山しました。
本日は、穏やかな冬晴れに恵まれ、存分に北八ヶ岳周辺を満喫できた1日でした。
土曜泊は、どこの小屋も混雑しているようですが、次回は、平日にでも小屋泊してゆったりと縦走したいと思います。
ー二日目のめ茅ヶ岳に続くー
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