鉄砲木ノ頭・不老山:絶景かな絶景かな富士山、半袖隊長、冬木立の神奈川静岡県境尾根を行く
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- GPS
- 07:46
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 1,062m
- 下り
- 1,923m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:43
★EK度数:50.965=25.07+(1438÷100)+(2303÷100÷2)
→→→判定「●EK50〜60未満 超きつい、止めた方が無難」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
合計距離: 25.07km / 最高点の標高: 1314m / 最低点の標高: 114m
累積標高(上り): 1438m / 累積標高(下り): 2303m
【参考文献】新・分県登山ガイド13神奈川県の山(山と渓谷社2015年版)
14不老山:西丹沢の入口にある静かな頂へ
15三舟山・三国山:静岡県との県境に連なる西丹沢の山稜を歩く
天候 | ![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 【復路】山北駅17:12 ![]() ![]() ![]() 【注】谷峨駅に着いたら16時ちょうど。御殿場線松田方面電車(200円)は10分前に出たばかりで次便は16:41までない。 駅周辺に商店・飲食店とも何もないし、新松田行きバス16:23便を待つか・・・? 隣の山北駅まで歩いたら……大きく蛇行する旧道は遠かった💦(゜Д゜;) 因みにに新道(R246)は歩道なくトンネルもあるのでとても歩けません(バイパスとして設計されており、歩行者通行は想定されていない?) ふじっ湖号(富士山駅⇒三国山ハイキングコース入口(770円) http://www.yamanashibus.com/pdf/fujikko/fujikko_timetable.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況(積雪状況を中心に) 【全般 ![]() ![]() ●幅広の縦走路が多く、アップダウン(凹凸)も少ないため、非常に歩きやすい ●ブナの巨木やサンショウバラ(花期:5月下旬〜6月上旬)が多く、季節に合った楽しみ方がありそう 【危険地帯 ![]() ![]() ●登山道自体に際立ったクサリ場やロープ場もなく、特に難所・危険地帯なし ●不老山から山市場BSへの下りは山と高原地図には「荒れている」と記載されているが、倒れた杉が邪魔している程度で大したことはない ●但し県道へ下る最後はかなりの急坂で、大きくジグを切りながら山腹を縫うように降るが路肩が弱いので滑落注意 ★残雪状況 ![]() 積雪あるのは以下の二ヶ所のみ。 〇姐饂灰魯ぅングコース入口から鉄砲木ノ頭まで(下の三分の一) ∋姐馥修ら三国山山頂まで(北斜面のため凍結気味、下りは軽アイゼンやスパイクがある方が好ましい) 三国山から先はほぼ積雪なし。 ★展望箇所 ![]() 三国山から湯舟山・不老山への縦走路に入ると広葉樹の林が続くが、梢の間から、左手には甲相国境尾根(大室山〜畦ヶ丸〜菰釣山)、右手には箱根連山や愛鷹連峰、背後には時折り富士山を望む 眺望に優れるのは以下の3ヶ所のみで、三国・湯舟・不老の各山頂での眺望なし ‥緩ぬ撻瞭(富士山、南アルプス〜甲斐駒から赤石まで、御坂山塊、石割・御正体、奥秩父がチラリ) ∋姐饂鎧劃困療貶の伐採地(甲相国境尾根、箱根連山) サンショウバラの丘(甲相国境尾根、丹沢主脈、箱根連山、愛鷹連山) ★水場 ![]() ★渡渉箇所 ![]() ★泥濘状況 ![]() ★蜘蛛の巣 ![]() ☆半袖 ![]() ★半袖 ![]() ☆半袖 ![]() ★入山者 ![]() 三国山ハイキングコース入口で2名(同じバスに乗車) 鉄砲木ノ頭で2名(高指山から平野まで) 三国山〜湯舟山の間で3名(いずれもソロで駿河小山駅から) ⇒トレラン女子は平野まで、壮年男性2人は道の駅すばしりまでと聞いた |
その他周辺情報 | ★登山ポスト![]() ★トイレ ![]() ★駐車場 ![]() ★携帯 ![]() ★温泉 ![]() ★飲食店 ![]() ★酒類調達処 ![]() ![]() 【注】ニューヤマザキデイリーストア山北駅前店あり ★前泊施設 ![]() |
写真
感想
先週、残雪が多かった甲相国境尾根(畦ヶ丸・菰釣山・山中湖)でしんどい思いをしたので、今週は大人しく里山の花巡りをする積りであった。
しかし・・・4日(土)の天気予報が好過ぎる
里山(低山)を歩くよりは、もう少し高い山で、富士山を眺めながら縦走すべきではないか???
・・・と考えた末、甲相国境尾根歩き三部作の最後の一つを敢行することにした。
【参考:他の二部】
2017年1月3日:大室山(神の川入口BS→西丹沢自然教室BS)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1038737.html
2017年1月28日:菰釣山(大滝橋BS→山中湖・旭日丘BT)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1054074.html
本コースの取付きは色んな地点が考えられるが、山中湖周辺でも富士山展望ではトップクラスの鉄砲木ノ頭にまず登ることにした。
拙宅から山中湖周辺へは、始発電車バス利用でも9時過ぎにしか着けないので、日没リスクを回避するため、当初予定の平野BTからではなく、三国山ハイキングコースBSから取付くことにした。
これは、先週、最終バス便を逃したが故に、平野BSから旭日丘BTまで歩かざるを得なくなり、偶々、三国山ハイキングコースBSを通過していたことが幸いした。
その結果、既に同BSには赤線が存在することになったからである。
朝4時半過ぎに拙宅を出て、ほぼ4時間半の電車バス旅は長い。
特に最後に乗るふじっ湖号(バス)は、忍野八海や紅富士の湯などを周回して行くので、なんだか観光気分にされてしまう。
イカン、イカン!今日はロングの山歩きだぞ!!と気を引き締めて歩き始める。
しかし鉄砲木ノ頭からの眺望は素晴らしいですね。
その後は、三国山から不老山へと地味な神奈川・静岡県境の尾根筋を辿るが、眺望はイマイチではあるが、冬枯れた山稜歩きは実に素晴らしい。
最後の不老山から山市場へは意外な急坂に緊張しながらの下り道だったが、それまでは比較的緩やかな起伏で、幅広の広葉樹林帯の尾根道なので、冬枯れた日に歩くには打って付けだ。
富士山を背にして歩くのが難点だが、駿河小山から登って来られたお三方は、さぞかし爽快な登り道だったことであろう。
拙者も、再び不老山へ登る機会があるとすれば、駿河小山から取付き須走へ抜ける道を選択したい。
うん、そうだ!時期は5月下旬・・・サンショウバラが咲く頃がいいのではないか?
そもそも今回、終点を谷峨駅にしたのは、ポツンと浮いている赤線(大野山・日影山・シダンゴ山を辿って寄BSまで)を回収するためだ。
一般的には商業施設などが整っている駿河小山へと下るのが主流らしい。
また、駿河小山への山道の方が整っている(かつ、安全)ような気がする。
しかし谷峨駅で40分間の電車待ちには耐えれらなかった・・・周囲には、ホント、何も商業施設がないんです。
そんでもって、思わず山北駅へ歩くことにしてしまったが・・・遠かった。
距離は5kmほどだったが、旧道をクネクネ(新道のR246は直線的)歩いたので、心理的に遠回りしている気分になったことと、やはり道路歩き追加は堪えますね。
でも、山北駅からは1時間半で地元駅へ到着…往路とのギャップがスゴイ!
でも、今回歩いて気付いたのだが、甲相国境尾根歩きのうち「高指山〜大洞山」がまだ残っている。
いずれまた、挑戦する機会があろうが、山中湖側へ下って山中湖畔一周も完成させたいし、須走(道の駅すばしり)側に下ってみたい気もする。
いい日旅立ち(*^^)v
お疲れさんどしたm(__)m
隊長
コメント
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続けてのロング お疲れ様です!
道のアップダウンはもちろん違いますが
やっぱり山中湖から東に向かうほうが楽そうな感じですねー
土曜日は僕らのいたとこを除いて、どこも快晴だったようですね(笑)
早朝4時半出発&なが〜いコースお疲れ様です。
一気に山北駅までいかれるとは、さすが
山中湖の周りを赤線で囲みたくなるのではと気になるhamburg
半袖隊長♪おこんばんは〜。
土曜日、私もcyberdocさまと なが〜いロードを歩きました。どうもロード歩きは苦手です。
さて、青空に冬枯れた見晴らしの良い尾根歩き、ん〜マンダム。
最高ですね〜!
個人的には、トレラン女子との出会いが一番羨ましいですが (>_<)
お疲れさまでした〜♪
冬季も すごい 雪中行軍 お疲れ様でしたー。
前回といい 前々回といい すごいですねー、雪の中
&富士山
私も 山中湖辺りまで伸びてる赤線と
単独で浮いている 矢倉岳~金時山 周辺の赤線を
どうやって つなげようかなーと思ってましたので
早速 パクリスト(お気に入り)に入れさせていただきました。
でも 寒がり& 夜怖い 怖がり の私は
もう少し あったかくなって 日が長くなってからにします、
では tsui
半袖隊長、こんにちは。
昨年に渋描き隊長と私が歩いた道がすべて入っていますので、様子は手に取るようにわかります。私は尾根自体も急登り、急下りの連続で、不老山から山市場までの下りは「こりゃ生きるか死ぬかの・・・!!!!」という感じで下ってきました。
それを、いとも簡単に、あっさりと、より長いコースで成し遂げられるとは、素晴らしいです。関東界隈をまさに縦横無尽に歩き回っている感じです。ひょっとして、けがで体重が落ちたせいで、快足度に拍車がかかったのかもと思っています。
私の2回分の山行を1度で行ってしまうワイドな山行、また楽しみにしていおります。
個人的には「樹下の二人」という地名、好きです・・・。
aideieiでした。
今回も絶好のロングハイク、お疲れ様です。
鉄砲木ノ頭からは、やっぱり素晴らしい絶景ですね。このあたりは、石割山付近だけは歩いたことはあるんですが、三国山コースは歩いてみたいですね。
そういえば、そろそろ山中湖のダイヤモンド富士が見られる頃ですね。ひさしぶりに行ってみたくなりました。
前回歩いた高指山も周囲が茅との原ですから、鉄砲木ノ頭と並んで好展望を誇っています。
個人的には、山伏峠から稜線に上がり、富士岬峠、高指山、切通峠、鉄砲木ノ頭と縦走すると、富士山パラダイスの世界に浸れると思います。
石割山から大平山に向かう山中湖北側も展望路ですね。
あまり芸があるとは言えませんが、山中湖を一周するのも、手っ取り早く富士山三昧にどっぷりと浸かれます。
快晴、無風、気温8度未満……だと、富士山展望は約束されているかな?
気温が上がり過ぎると、水蒸気が蔓延して富士山を隠してしまいますからね
半袖隊長
yamabeeryuさん、こん○×は(^o^)/
この路はいずれ歩きたいのですが、お嬢
青々とした時期もいいですが、スッキリ晴れ渡る冬枯れの時期の稜線歩きも景色がちらちら見えていいモノですね
なんかひさびさにバルタン
その後、肉離れの回復具合はいかがですか?
サンショウバラのことはよく知りませんでしたが、大きめの花を咲かせるそうですね。
あれだけ密集して生えていると、開花時期になるとハイカーが押し寄せるのも宜なるかな……と思います。
三国山からサンショウバラの丘までは幅広い尾根道なので、お嬢も駆け回れる絶好の運動コースです。
ハイカーが押し寄せる前の新緑の頃がよいかもしれませんね。
バルタン星人、上半身の屹立感に難ありです
半袖隊長
yamabeeryuさん、おはようごぎいます。
またまた、長歩きお疲れ様です。
しかし、いい天気
このコースの中間部、三国山〜不老山を一昨年の秋歩いてますが、小生の時は超ガッスガス
このコースで特徴的な手作り道標、まだ健在のようで安心しました。不老山の先にはありましたか?晴天時にぶらっと再訪しようかな。
しかし、相変わらずの健脚
こりゃ、もし隊長と歩くとしたら、このペースには3分と持ちそうもありません
でも、ベンチにへたった小生に、息が整う間もなく隊長すっくと立ちあがり「1分経過!」と促されそう
PS 写真18の雪山は八では?
早くも春眠(花粉)シーズン突入?のodaxでした
地図を見ていると錯覚しますけど、山中湖自体が標高950m付近に位置しており、不老山はそれより低いんです。
今回に限らず、西丹沢の各登山口の標高は400~500mぐらいですから、やはり「西から東へ」の方が楽を出来ますね。
でも今回の累積標高差(下り↓)が2300mも・・・
びっくりもんです
「僕らのいたとこを除いて」
・・・隣の芝生は青いものです
山中湖周辺に辿りつくのは遠いです。
新宿から直行(高速)バスだと、乗車時間は短いのですが、もっとも早くて9時半過ぎの到着になるので・・・もっと日が長い時期でないと使えません。
山中湖一周・・・そんな考えは一蹴しません
既に北岸は制覇済み(⇒仕方なく歩いたのですが)。
南岸も平野から旭日丘へは完了(⇒これも仕方なくでしたが)。
残るは旭日丘から富士山山中湖までです。
篭坂峠まで歩く機会があれば、そのまま繋いでしまうのも一手かと
トレラン女子の秦野さんは、拙者が三国山山頂で
聞けば朝7時に駿河小山駅を出発したとのこと。
拙者が朝9時を過ぎて歩き始めましたから、実働2時間の差があったんですね。
高指山から平野に下って、石割の湯に行くのだと聞き、
拙者も実はそうなんですよ
でも正直者なので、つい、三国山ハイキングコース入口BSからだと言ってしまいました
いつもは丹沢周辺でトレーニングを積んでるそうですよ。
「山中湖辺り」と「矢倉岳~金時山周辺」をつなぐとなると、拙者とは異なり、駿河小山駅に下るのが効率的ですね。
今回歩いた道の大半は小山町が「富士箱根トレイル」と銘打って、整備・振興に努めています.
同じように駿河小山駅から金時山に向かう道も同じく整備されていますよ。
http://www.fuji-oyama.jp/fujihakone/
ついでに富士山まで登ってしまえば完璧です
退院直後には10%減だった体重は、いつのまにか元に戻っています。
不老山から山市場BSへの下山路、途中も荒れていますが、最後の最後になって急坂が現れますね
足の疲れている時なので「早く言ってよ
オマケに眼下に河内川に架かる橋が見えて、視覚でも「急なんだ!」と実感してしまうところが厭らしい
「樹下の二人」の謂れは何なのでしょうね。
「樹下」と言うほどの大木はありませんし・・・。
半袖隊長、こんばんは!
1か月前に歩いたコースの大半が重なるので、懐かしく拝見しました。
私の場合、展望の良い鉄砲木の頭に寄ろうか迷いましたが先が長いので断念しました。それにしても三国山登山口を9時台で不老山を越え、山市場、山北駅まで歩かれたとは
天気も私が歩いた1/3よりもよさそうですね。(1/3は南アルプスが雲の中でした)。鬱陶しいバイク野郎ではなく、美人トレラン女子との遭遇、何とも羨ましいです
途中から轍の跡のような筋が見えだしたので、「やはりチャリやバイクが走っているんだな!」と思いました。
幸いに拙者は出逢いませんでしたが
でも富士スピードウェイから聞こえて来るモーター音が煩い道でもありました。
天気が悪いと、滑走するクルマもなく静かなのかもしれませんが・・・それでは本末転倒ですね。
山北駅まではオマケですが、拙者も赤線繋ぎのための谷峨駅行きでした。
一般的には駿河小山に下った方が、下山後の過ごし方にも選択肢がありますしね。
谷峨駅で40分間・・・う〜ん、マンダムと言っている場合ではないっす
スギ花粉、まだ、飛散していませんでした……目視では。
でも、スギ花粉情報が天気予報で流れる時期ですから、いつ、発症してもおかしくはないですね。
今回の道は、最後の不老山からの下りを除けば、実に快適。
トレラン愛好家にとっては天国ではないでしょうか?
例の特徴ある手作り道標は、不老山の先にはありません。
駿河小山への道にはあるような気がしますが…。
歩くスピード表示、元々の山と高原地図に記載のCTからして、執筆者により、基準が異なるでしょうから、半値8掛け2割引です。
半袖隊長
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