記録ID: 1060535
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥秩父
冬の甲武信ヶ岳
2017年02月04日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,614m
- 下り
- 1,597m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 11:00
17:30
帰りは別ルートでと思って降った近丸新道の崩壊がひどくて難儀しました。通行止めにした方がいいですね。特に上からだと、もう戻れないあたりで崩壊が始まるので困ります。下からなら、すぐに引き返せるところなので、諦めもつくのでしょうが。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
朝6時半出発。徳ちゃん新道から登った。登山道入り口からしばらくは全く雪がない状態で快適。 近丸新道分岐に近づくに連れて徐々に残雪っぽい状態になる。 2000mを超えるあたりから雪山となり、凍りついているところもあるので、アイゼンを装着。木賊山の山頂周辺は新雪で50cmほど積雪している中をつぼ足で歩く。つぼ足で歩いていたらアイゼンが外れたので、その後は外してしまいましたが、新雪ではどうせ効かないのでこのあたりまでくると不要ですね。 甲武信小屋まで約5時間半、ここで一休憩。ちょうど12時前後。 山頂までは20分もかからずに登れる。南西に富士山が見え、右手に八ヶ岳、さらに右手の北方には雪の壁のように見える山脈が。あれは北アルプスでしょう。 そこから、甲武信小屋へ引き返して昼食。お湯を沸かしてアルファ米をふやかして、それは食べずにカップラーメンのリフィルを調理して食べます。アルファ米は下りの途中で食べるとちょうど柔らかくなっていい具合になるのです。 13時半に出発して、帰りは木賊山を回り込む「まわりみち」を戻ります。誰かが歩いた後があったので辿っていきましたが、破風山へ続くルートにぶつかってから右手へ登っていくところの積雪がひどく、木賊山をまいたにも関わらず体力を消耗。 戸渡尾根をずんずん下って、近丸新道の分岐を左へ。下りは近丸新道を通ってみます。 しかし、これが失敗。尾根を下ってヌク沢の渡渉地点へ出るまでは気持ちのいい道が続きますが、その後は崩壊箇所の連続。 ロープの張ってあるところもありますが、まったく手がかりなしでどう考えても落ちるだろうと思われるところを下へ巻いて(本来は上へ巻くべきだったと後で思いました)切り抜けたりしましたが、慣れてない人だと通行出来ないと思います。 トロッコのレールの跡を辿りながら崩壊箇所を5〜6箇所切り抜けるとようやっともときた林道へ出ることが出来ました。山梨県の関係者のみなさん、ぜひここは通行禁止にしてください。 下山時刻は17時半でしたので、都合11時間となります。 |
その他周辺情報 | 下山後、車で近くの笛吹の湯へ。Googleマップで日帰り温泉と検索すると最も近い場所で出てきました。内湯と露天風呂もある温泉施設ですが、まあ地元の先頭に毛が生えたような印象です。泉質は悪くないですが、露天風呂はぬるすぎ。また、駐車場が暗いので、本当に営業しているの?と思ってしまいました。もう少し改善するとお客さん呼べると思うんですけどね。 |
写真
そして、カップラーメンを作って食べます。今回はリフィルを持って行って食べたのですが、これパッケージからスポット出ないので、バキバキになってしまいます。普通にカップで持っていった方が良さそう。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
靴下
グローブ
アウター手袋
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
タオル
ツェルト
ストック
|
---|---|
備考 | ピッケルを持っていきましたが、使うところはありませんでした。帰りの着替えを持って行って車に積んであったのですが、靴下を忘れたのが失敗。臭い靴下をまた履く羽目に。(^_^;) |
感想
雪山を期待してましたが、西沢渓谷は無積雪。登山道にはいっても、近丸新道分岐まではほとんど雪がなく残雪が少々あるくらい。しかし、破風山分岐あたりへ近づくに連れてだんだん雪が増えてきて、木賊山は膝くらいまでの積雪。つぼ足でズボズボ歩いて越えました。そこから甲武信小屋までの尾根はバリバリといい感じに固まっていて、小屋の前から甲武信ヶ岳山頂までは場所によって膝くらいの積雪だけど、全体的に雪は少なめ。翌週は相当積もったようですが、木賊山レベルだとワカンがないと厳しいですね。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3188人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する