御嶽山 濁河温泉より
- GPS
- 09:39
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,651m
- 下り
- 1,663m
コースタイム
13:20剣ヶ峰頂上-13:40二の池本館-14:50飛騨頂上-15:25森林限界15:50-16:40登山口
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
前日の夜に用事があったので、わずかな仮眠のみで家を出発し、どうにか7:00にはスタートする。
積雪は2週間前より50cm程度減っているようだが、登山道は依然として雪の下だ。
朝は良く冷えていたが、それでも雪質はグサグサで、快適に歩ける状態ではない。
今回は夏道に沿ってトレースがあったので、それを忠実にたどる。
前回登ったばかりで面白みに欠けるが、黙々と登る。
樹林帯を抜けると、ようやく白銀の世界が始まる。
雪は確実に減っていて、黒い部分も目立ち始めているが、雪山らしさは残っている。
飛騨頂上までも夏道を登り、まずは摩利支天山へと向かう。
飛騨山頂から摩利支天乗越まではわずかで、小ピークからはすばらしい展望が広がる。
摩利支天乗越から摩利支天山までは、夏道が稜線の南斜面を通っているようなので、それに倣って南斜面をひたすらトラバースする。
途中で突然雷鳥が現れたが、自由に身動きできる状態ではなかったので、写真は撮り損ねてしまった。
雷鳥は、こちらが身動きを取れないのを分かっているかのように、数メートル後方をゲコゲコ鳴きながら通り過ぎていった。
雷鳥は初めて見たが、この辺りには多いようで、この後、この一日で4羽の雷鳥を見ることができた。
頂上へ近づくにつれ傾斜が急になりトラバースが面倒になってきたので、
稜線へ偵察に上がってみると、思いのほか歩きやすく、すぐに頂上に到着。
頂上はとくに展望に優れるわけでもなく、単に三角点があるだけの場所なのがちょっと残念。
摩利支天山からの戻りは、展望台手前まで稜線を歩いたが、特に険しい部分はなかったので、
コンディションにもよるが、展望台の直下を巻いて、すぐに稜線に戻るのが適切なルートのようだ。
摩利支天乗越からは、白竜避難小屋、二の池新館を経て、外輪山へ向かう。
途中、二の池新館の辺りで疲れが出てきたので小休止。
ここからは、摩利支天乗越から摩利支天山までが一望でき、前半のハイライトを振り返るにはぴったりのロケーションだった。
二の池新館から外輪山へ登り上がると、剣ヶ峰、一の池の雪原、地獄谷からの蒸気が見渡せるようになる。
絶好の天候だけあって、剣ヶ峰頂上には何人かの登山者の姿が見える。
外輪山の稜線の状態を心配していたが、大きな高低差や難所も無く、30分程で頂上に至ることができた。
頂上からの下山は、目に付くピークをたどりながら頂上エリアを反時計回りに歩こうとしたが、
P2897から三の池へ直接降りるルートを見つけられなかったので、そのまま摩利支天乗越を経て飛騨頂上に戻った。
飛騨山頂からも、継子岳へ向かう稜線を歩きながら、継子岳へ寄るかどうかを考えることにしたが、
稜線上の積雪が少なく、快適に歩ける状態ではなかったので、そのまま下山することにした。
abeyさん、おはようごいます
8枚目の写真の別山手前の山頂に雪が残る山は何だろう?
は川上岳と思われます。右側の位山から『天空遊歩道』の稜線が連なり、2/20にモンデウス飛騨位山から途中まで歩き、白山の下辺りで熊に遭遇しました。(プロフの写真)
28枚目の噴煙は、昨年の夏に南側の奥の院からも見えていました。死火山と思われていた御嶽山は1979年に水蒸気爆発を起こし、現在に至るようです。
http://www.yamareco.com/modules/xsns/image.php?f=t4c78329d232c30.jpg
36枚目の雄のライチョウは少し春の色に変わり始めているようですね。
参考 雷鳥の生息地が知りたい http://www.yamareco.com/modules/diary/6266-detail-18672
alpsdakeさん、はじめまして。
ヤマレコ内の各所でお名前は拝見しておりました。
なんとなく気になった山は、川上岳というのですね。
調べてみると展望がいいようなので、いつか登ります。
熊には出来れば会いたくないですが、山に登る以上覚悟するしかないでしょうね。
外輪山からだと噴出口そのものは見えなかったのですが、
割と普通な場所から噴いているのに驚きです。
それにしても、噴煙の写真にしろ、雷鳥の写真にしろ、
alpsdakeさんの引き出しには何でも入ってますね。
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