大同心稜〜横岳
- GPS
- 10:16
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,356m
- 下り
- 1,350m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 3:45
- 合計
- 10:16
歩くペースは、普通くらいだったと思います。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ここで四駆スタッドレスにチェーン装着し、赤岳山荘へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■赤岳山荘〜北沢ルート〜赤岳鉱泉 圧雪された一般登山道。トレースありました。 ■赤岳鉱泉〜大同心稜 バリエーションルートで、前半は樹林帯の急登、後半は岩壁と岩溝。 大同心や小同心など各種クライミングのアプローチに利用されており、 大同心の基部までは、トレースあり、基部から稜線までは、トレースなしでした。 ■横岳〜地蔵ノ頭 一般登山道ですが、岩場・鎖場・雪面トラバース等、気の抜けないところが数ヶ所あります。 前々日からの降雪でトレース消滅してました。 ■地蔵尾根〜行者小屋〜南沢ルート 地蔵ノ頭直下のナイフリッジは、今シーズンから鎖の柵が設置されてます。 森林限界付近の沢筋は、雪崩も警戒。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
ビーコン
スコップ
ゾンデ
行動食
非常食
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ゴーグル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
補助ロープ
スリング
環付カラビナ
確保器
|
---|
感想
⚫︎概要
大同心や小同心のアプローチになる大同心稜。
大同心基部は、バンドを右へトラバースし、
大同心ルンゼ上部を詰めて稜線に抜ける、
横岳西壁バリエーションの中では入門ルートの位置づけです。
とはいえ、あくまでバリエーションルート。
地図読み・アイゼン&ピッケルワーク・岩稜歩き等、最低限のスキルは必須です。
⚫︎ルート
赤岳山荘〜赤岳鉱泉〜大同心沢分岐〜大同心基部〜大同心ルンゼ〜大同心ノ頭〜横岳〜三叉峰〜地蔵尾根〜行者小屋〜赤岳山荘
⚫︎状況
日曜日の低気圧通過と、
2日間続いた冬型の影響で、
いつもは黒が目立つ山肌も、美しく雪化粧してました。
北沢ルートで赤岳鉱泉に立ち寄り、装備を整える。
鉱泉から硫黄岳への一般登山道を5分ほど進むと、大同心沢の標識が出てくるので、右折。
更に5分ほど進んで、大同心ルンゼ方面への分岐を左側へ。
ここからいよいよ大同心稜の端部に乗ります。
樹林帯の急登は、
トレースの恩恵を受けつつ、
大同心基部から先は、
トレースを付けながら、
一気に高度を稼いでいきます。
大同心基部は、バンドを左へトラバース。
手掛かりは豊富ですが、沢下まで落ちるので、足元確実に。
支点もあるので、フィックス張ることも可能です。
基部を40mほど回り込んだあと、大同心ルンゼを詰めていきます。
ルンゼ内は、岩壁と浅い岩溝。
岩場のグレードは、体感ですが2級〜3級くらいでしょうか。
クライミングのムーブが必要な所も若干出てきますが、
大半は歩いて登るイメージ。
ホールドは豊富なので、崩れないよう三点支持で着実に登っていきます。
大同心ルンゼを詰めると、雪原に出て、コルから左へ行くと、大同心ノ頭。
大同心ノ頭に立ち寄ったあと、コルに戻って最後の雪面を登り切ると、
横岳への縦走路に合流します。
朝は強かった風も、昼頃には落ち着き、
赤岳へ続く神々しい稜線を、
しっかりと目に焼き付けました。
二十三夜峰では、ニホンカモシカが進路をふさいでました。
なかなか動かないので、写真や動画撮ったり、のんびり観察してましたが、
愛嬌ありますね!
後でGPSの時間調べたら、30分くらい足止めされてたようです(笑)
そんなこんなで、赤岳天望荘に着いたのが13:00。
赤岳に寄っても良かったんですが、翌日の天候悪化も予想されており、日が暮れて歩くのも嫌なので、地蔵尾根で下山することに。
終始晴天に恵まれ、気持ちよく南八ヶ岳を堪能できました!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する