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Yamareco

記録ID: 1065284
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白山

白山から赤兎山

1989年05月03日(水) ~ 1989年05月06日(土)
 - 拍手
子連れ登山 takaokiyoshi その他1人
GPS
80:00
距離
54.9km
登り
3,951m
下り
4,317m

コースタイム

1日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
2日目
山行
12:00
休憩
0:00
合計
12:00
5:30
210
9:00
0:00
125
11:05
0:00
46
室堂平
11:51
0:00
79
御前峰
13:10
0:00
70
南竜
14:20
0:00
100
16:00
0:00
90
17:30
三ノ峰小屋
3日目
山行
10:39
休憩
0:00
合計
10:39
6:30
60
三ノ峰小屋
7:30
0:00
330
13:00
0:00
30
裏赤兎
13:30
0:00
30
14:00
0:00
60
15:00
0:00
129
17:09
北岳分岐
4日目
山行
4:45
休憩
0:00
合計
4:45
6:15
112
北岳分岐
8:07
0:00
53
9:00
0:00
120
11:00
平泉寺白山神社
天候
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
大倉尾根の登山口まで歩いてきた、今日はここで泊まる。
2016年06月08日 15:09撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
6/8 15:09
大倉尾根の登山口まで歩いてきた、今日はここで泊まる。
三方崩山の稜線がアルペン的な景観をつくる。
2016年06月08日 15:08撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
6/8 15:08
三方崩山の稜線がアルペン的な景観をつくる。
大倉尾根の標高を上げていく、別山方向の雪もたっぷり。
2017年02月14日 11:10撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 11:10
大倉尾根の標高を上げていく、別山方向の雪もたっぷり。
雪が増えてくる、気持ちのいい尾根。
2017年02月14日 11:13撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 11:13
雪が増えてくる、気持ちのいい尾根。
大倉尾根の避難小屋で休憩。
2016年06月08日 15:07撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
6/8 15:07
大倉尾根の避難小屋で休憩。
御前峰と剣ヶ峰だいぶ近づいた、頑張ろう。
2017年02月14日 10:45撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 10:45
御前峰と剣ヶ峰だいぶ近づいた、頑張ろう。
もうすぐ、もうすぐ。
2017年02月14日 10:49撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 10:49
もうすぐ、もうすぐ。
大倉尾根の登りが続く。
2017年02月14日 11:15撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 11:15
大倉尾根の登りが続く。
いいかたち、もうすぐ。
2017年02月14日 11:14撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 11:14
いいかたち、もうすぐ。
室堂が近い、別山と高さが同じ。
2017年02月14日 10:50撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 10:50
室堂が近い、別山と高さが同じ。
ドンドン御前峰が近づく。
2017年02月14日 11:13撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 11:13
ドンドン御前峰が近づく。
室堂平にでた、元気が出てきた。
2017年02月14日 11:16撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 11:16
室堂平にでた、元気が出てきた。
御前峰に登る、今日は最高の天気に恵まれた。
2017年02月14日 11:16撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 11:16
御前峰に登る、今日は最高の天気に恵まれた。
別山を越えた、風景が大きくなってきた。
2017年02月14日 11:17撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 11:17
別山を越えた、風景が大きくなってきた。
御前峰から別山、いつみても素晴らしい。
2017年02月14日 11:19撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 11:19
御前峰から別山、いつみても素晴らしい。
御前峰、5月です。
2017年02月14日 11:20撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 11:20
御前峰、5月です。
今日は良く歩いてきた、もう少し歩く。
2017年02月14日 11:18撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 11:18
今日は良く歩いてきた、もう少し歩く。
南竜ヶ馬場から直接尾根に向かいます。
2017年02月14日 11:21撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 11:21
南竜ヶ馬場から直接尾根に向かいます。
南竜ヶ馬場から直接尾根に登る。
2017年02月14日 11:00撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 11:00
南竜ヶ馬場から直接尾根に登る。
油坂の頭手前から別山崩れ、まだまだ行きは多い。
2016年06月08日 15:13撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
6/8 15:13
油坂の頭手前から別山崩れ、まだまだ行きは多い。
別山崩れの向こうに別山方向、いい景色だ。
2016年06月10日 17:26撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
6/10 17:26
別山崩れの向こうに別山方向、いい景色だ。
別山に向かう。
2017年02月14日 11:22撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 11:22
別山に向かう。
御前峰、天気も快晴少し疲れた。
2017年02月14日 11:02撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 11:02
御前峰、天気も快晴少し疲れた。
六本桧、ここから赤兎まではあまり歩かれていない様だ。
2016年06月08日 15:12撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
6/8 15:12
六本桧、ここから赤兎まではあまり歩かれていない様だ。
三ノ峰から赤兎山に向かう、しばらく下る。
2016年06月08日 15:12撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
6/8 15:12
三ノ峰から赤兎山に向かう、しばらく下る。
裏赤兎に到着、赤兎山が目の前に見える。
2016年06月08日 15:12撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
6/8 15:12
裏赤兎に到着、赤兎山が目の前に見える。
赤兎避難小屋、今年は中に入れた。
2017年02月14日 11:06撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 11:06
赤兎避難小屋、今年は中に入れた。
赤兎山山頂、ここだけは雪が消えていた。
2016年06月08日 15:12撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
6/8 15:12
赤兎山山頂、ここだけは雪が消えていた。
大船山から経ヶ岳へ向かう。
2016年06月08日 15:12撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
6/8 15:12
大船山から経ヶ岳へ向かう。
やっとここまで来た、頑張りました。
2017年02月14日 11:23撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2/14 11:23
やっとここまで来た、頑張りました。
日焼けで顔が焼けた、もうすぐ縦走も終わる。
2016年06月08日 15:11撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
6/8 15:11
日焼けで顔が焼けた、もうすぐ縦走も終わる。
ここまで歩いてきた、縦走最後の山頂、よく頑張って歩いた。
2016年06月08日 15:11撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
6/8 15:11
ここまで歩いてきた、縦走最後の山頂、よく頑張って歩いた。

感想

五月三日 
 連休の初日JRは美濃白鳥まで電車は満員、美濃白鳥に着くのが遅れたので平瀬行きのバスに乗ることが出来なかった。名古屋発のバスを待ったが連休で道路が混んでいていつ到着するかわからない、他に一人の登山者もバスに乗れなかったのでの話をしてタクシーで平瀬の登山口に行くことにした。車に乗っている時は小雨が降っていたが平瀬に着くころにはやんでいた。
 初日に雨が降ると気持ちも沈むが回復に向かってきたので山では期待が持てる。ここで一緒に乗ってきた登山者と別れ大白川に向かう林道に入る、歩いていたら発電所に向かうトラックが途中まで乗りなさいとトンネルの入り口まで乗せてもらった、友則の荷物がきいたのかな。
 車から降り林道を足慣らしだと思って歩く、久しぶりに大きな荷物になった(一九圈ν則九)、平坦な道は足の裏が痛くなる。
 大倉尾根登山口にある避難小屋は閉まっていたので横の広場にテントを張る、近くに大阪から来た人もテントを張っていた。
五月四日
 今日は快晴だ、寒くもない、陽が上がると暑くなりそう、大倉尾根を三十分ぐらい登ったあたりから尾根に雪が出てきた、尾根の下部は例年より少なそうだが、登るにしたがって多くなり、大倉避難小屋も屋根だけが出ていて雪が多く残っている。
 山スキーで単独の登山者が降りてきた挨拶をして別れ友則を先頭にゆっくり登る。尾根から見える別山方面は真っ白、眼下に白水湖が青色の湖面を見せている。カンクラ雪渓を過ぎると室堂平に入る、室堂では別当からスキーを楽しむ人が幾人か登ってきている。残雪を伝って真っすぐ御前峰に登る、友則も大倉尾根の登りはきつそうであったがこのころになると元気回復、山頂で小休止をした後、南竜ヶ馬場まで残雪の谷を滑って下る、この時期は岩も雪で隠れどこでも滑って下ることが出来る。
 今日は最高の天気になった、南竜の小屋にもスキーをするパーテーが入っていた、時間も早いので友則と相談、三ノ峰に進む事にした。
 南竜からは正面に広がる雪の斜面を稜線まで残雪期のルートを東に登る。春はいい歩いたところが全部道になる、午後なると歩くピッチが上がらない、別山が遠い。
 それでも一六時に別山に着いた、頂上には一人テントを張っている人がいた。ここは何度訪れても静かで見渡す限り山に囲まれた天空の楽園だ、天気は安定している、明日も期待が持てそう。
 ここから三ノ峰までが長かった、友則はよく頑張って歩く、一緒に登るパートナーが黙々と前を歩いていると自分も気力をもらう、ありがたい。
 三ノ峰の避難小屋には二パーテー三人がすでに入っていた、小屋は建て替えられてきれいになっていた、疲れた体を励まし少し遅い夕食を取り寝袋に入る、それにしても今日はよく歩いた一日になった。明日からのルートについては以前一度歩いたことがあるが杉峠から裏赤兎までこの時期歩く人も少なそうだし、残雪で分かりにくくなっていたこともあり、迷わないように歩いたルートを思い返す。
 五月五日
 五時起き六時三〇分小屋を出た、すでに外は明るい、六本桧までは道は整備されていたがここから先ブッシュと熊笹が出てきた、昨日の日焼けした顔に水ぶくれができ枝があたり痛そう、残雪の中ルートを選びながら裏赤兎までの長い道を歩き通す。ここまで来ると展望も再び開け、昨日歩いた白山の稜線が青い空の下に真っ白な線を描いている。
 裏赤兎から赤兎避難小屋までは狭い鞍部の通過になる、鞍部までの斜面は急で谷に落ちないよう慎重に下る。次は熊笹の斜面の急登、登りきると雪もたっぷり残っている緩斜面に出た、避難小屋は半分埋まっていた、中をのぞいたが人はいなかった。 
 赤兎山の頂上から経ヶ岳への尾根を見るとブッシュが濃そうである、小原から登ってきた単独の登山者がいたので大船山から経ヶ岳までのルートについて情報をもらう、最近はこのルートはあり歩く人もいないので人の手が入っていないのではないかという話であった。
 時間は早いが今日はここに泊まり明日小原に下るか、歩きたかった経ヶ岳に行くか少し迷ったので友則に相談したら、「行こう」の一言で大船山に向かう尾根に向かう、頼もしい一言だった。約一時間歩いて大船山に到着、ここまでは残雪も多かったので今日歩いた午前中のブッシュよりましだった。
 所々に咲いたカタクリの花も励みになった、大船山からは踏み跡をたどり疲れた体を励まし約二時間かって経ヶ岳の分岐に着いた、さすがに二日間続けて一日十時間近く歩くと気も身体も精一杯頑張った感じがする、それにしても友則はよく歩いてくれた、友則が頑張って歩いてくれたおかげで自分も歩くことが出来たように思う。
 覚えていることもないかもしれないが快い記憶に変わることを願う、もう白山が遠く霞むようになった。
五月六日
 今日は報恩寺山を経て平泉寺まで歩く、平泉寺から報恩寺山、経ヶ岳、保月山までは何年か前の春、家族五人で縦走したことがある。
白山が霞んできた、午後には雨になるかもしれない、ワラビとぜんまいを摘みながら下る。
平泉寺に下り食事、バスを待っていたら山が好きだという人が車を止め鯖江まで乗せてもらった、山里の人にはよく親切にしてもらう。

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