伊吹山 〜雪山の賑わい〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,154m
- 下り
- 1,137m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:50
天候 | 曇り 山頂はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7時30分で5割ほど |
写真
感想
天気予報では晴れるはずが、駐車場から見た山頂はガスがかかっていた。
登っている間に晴れるだろうと淡い期待をして出発した。
曇っているせいか朝といえさほど寒くない。登るにつれ、汗がでてくる。
5合目から周りは真っ白の世界で足元くらいしか視界がとれない。
そんな中をアイゼンとピッケルをきかせて急登をまっずぐ上がっていく。
長い急登でガンガン上るが、ゴールが見えず息があがって足が止まり出す。
ようやく山頂の周回道に登りつめ山頂までもうひと踏ん張りだ。
真っ白い中、山頂の山寺本堂、雪に埋もれた山頂売店小屋が現れる。
ヤマトタケルの像にまわると山頂の標識で写真を頼まれ、そのあと自分も
撮ってもらった。
山頂を散策するが、視界はほとんどない。エビのしっぽや樹氷など青空を
バックにして見たかったのだが、しょうがない。
小屋に吹き溜まった雪を風よけに早めの昼食。おにぎりと、お湯を沸かし
コーヒーをいただく。
途中、一瞬日が差したがお日様はすぐ隠れてしまった。待っても無駄と思
い下山する。
周回道分岐を下りてすぐ視界が開けたので見下ろすと大勢の人が上がって
くるのが見渡せた。人人人。すごい人だ。さすが伊吹山。5合目からも振り
返ると、アリの行列のように上に連なっている。
雪山を求める人で大賑わい。こんなにも人気とはびっくりした。
下りは、ルートを少し外れて登ってくる人を避けながらヒップそりを楽し
んだ。ザックの横からペットボトルがはずれてそのままそり状態で何度か
流れていくのを追っかける羽目に。飛び跳ねるように追っかけせっかくの
そりの機会を無駄にしてしまったのがもったいなかった
4合目から雲が切れて、山頂が見えるようになった。やっぱり青空に白い雪
を抱いた伊吹山は壮大で美しい。3合目からは、今登っている人はいいよな
とうらやましくしばらく見上げていた。山頂から1本の飛行機雲がまっすぐ
引かれ青空を2つに分けていた。ガス雲が生きよい良く右に流れると同時に
飛行機雲も山頂から右へと流されていた。
高原ホテルの裏手にまわると霊仙をバックに山麓の集落がドーンと見渡せる。
人があまり入っていないのと雪が緩んで何度か踏み抜くが、急な斜面をまたも
ヒップそりで下りていく。
足場が雪から泥にかわると1合目でりんちゃんがお出迎え。そりで楽しみなが
ら周りの景色を眺め、黙々とひたすら登ったのに比べて下山はあっという間
だった。
1合目からの下りは靴が汚れるのを避け林道を下りた。駐車場まで30分ほど
かかるが緩い下り道は疲れた足には心地よい。駐車場には洗い場が用意され
ていて、ありがたくしっかり洗わせてもらった。
今回は伊吹山の人気を実際に見て実感したことと、意外にも結構本格的な雪山
体験ができることを知ることができて、満足行く山行となった。
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