記録ID: 1075504
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積雪期ピークハント/縦走
北陸
杓子岳 経ヶ岳を目指して福井の絶景稜線へ ちょっと短縮
2017年03月04日(土) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:24
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 921m
- 下り
- 921m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 9:24
距離 7.7km
登り 921m
下り 921m
7:26
10分
奥越青少年自然の家
7:36
7:37
58分
三角山・経ヶ岳登山口
8:35
8:39
5分
三角山
8:44
31分
三角山分岐点
9:15
9:20
35分
保月山コース登山口
9:55
9:59
201分
谷筋取り付き(林道上)
13:20
14:05
78分
杓子岳
15:23
15:24
24分
谷筋取り付き(林道上)
15:48
15:53
28分
保月山コース登山口
16:21
16:24
15分
三角山分岐点
16:39
16:44
6分
三角山・経ヶ岳登山口
16:50
奥越青少年自然の家
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
奥越青少年自然の家〜三角山分岐点 最初は除雪されたアスファルト道を歩きます。 三角山への登山口から山中に入りますが、いきなり直登気味に歩きます。正規のルートは少し右手へ進んでから登りますが、まっすぐ気味に進むと三角山の方へ直接出ます。 帰りは雪が緩んであちらこちらで踏み抜き地獄でした。 三角山分岐点〜保月山コース登山口 オリエンテーリングポストからは稜線上の道を進みます。細い稜線上で枝が出ていたりで多少歩きにくいです。 狭い稜線上に積もった雪が緩んで踏み抜きも多く、帰りはかなり歩きにくい状態でした。 保月山コース登山口〜谷筋取り付き 林道のアスファルト上の雪上を歩きます。ここでも帰りは一歩ごとにかなり雪が沈み込み、無駄に登らされることから、歩きにくさはかなりありました。 谷筋取り付き〜杓子岳 全体的には尾根の直下を直登で進んでいきますが、傾斜の緩いところを選んで谷をトラバースすることもありました。この区間は体力勝負になるものの、それほどの歩きにくさはなく登りは丁寧にラッセルで足場を固め、下りは滑落に注意しながらもスムーズに下れました。 稜線への最後の坂はかなりの急登で、崩れやすい雪面と相まって滑落には注意が必要です。 この日は滑りの悪いぐずつき気味の雪でした。 |
その他周辺情報 | 奥越青少年自然の家からすぐの、六呂師高原トロン温浴施設うらら館の立ち寄り湯で入浴しました。 |
写真
感想
3月に入り、雪山シーズンも終わりに近づいていますが、shiorihisaさんのお誘いにより、まだまだ雪深い越前の絶景稜線の経ヶ岳を訪れました。
目標は稜線歩きの上で経ヶ岳でしたが、今回は登山道も完全に雪の下で、以降の谷筋登りは完全に自ら雪上のルートを開拓して歩かなければならなかったので13時半には何があっても撤退と決めて出発しました。
まだ3月に入ったばかりだというのにものすごい温かさで、全体的に深く積もった雪が緩んでいて、下部は踏み抜きしやすいグズグズの雪、上部はクラスト状でなだれやすいが溶けた水分の多い重い雪といった状態で、登りは直登が多くてペースが上がらず、下りは上部はスイスイ下れましたが、下部は沈み込みや踏み抜きに苦しんでこれもペースが上がりませんでした。
厳しいノートレースの直登登山に体力を奪われながらも、稜線に上がった時にはその絶景に疲れも吹き飛びました。もっとも下りの踏み抜き地獄に体力はグダグダになり、余裕はなくなっていきましたが。。。
初体験となるタイプの山行で、体力技術ともに不足を感じ、下山時間を考慮して経ヶ岳までではなく手前の杓子岳までで引き返しましたが、それでも好天と絶景で大満足の山行となりました。
そして山行本体だけでなく、下山後のお風呂の気持ちよさ、そして大野市内のおそば屋さんのおろしソバと醤油カツ丼がその満足をさらに高めてくれ、本当によい1日になりました。
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コメント
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espritさん、福井へお出かけとは羨ましいです。
やはりまだまだ北陸は雪が多いですね〜
関東近郊とのレベルの違いを痛感しました。
わたしはまともな雪山歩きが出来ずに今シーズンを終えそうです。
今回は、同行のお二人の企画・ルート選定に乗っからせてもらったんですよー 笑
ハードではありましたが、天気に恵まれて今季唯一の本格的な雪山のお出かけで、本当によかったです :-
peach4kcさんは、今季は屋久島にそして例のあの山と、重大なお山 が控えていらっしゃり、私は何よりもその瞬間を楽しみにさせて頂いています。
前週に登られたnakkiさん、kabukyaさんのレコを参考にさせて頂き、ほのかにお二人のトレースにも期待していたのですが、きれいさっぱり消えてましたね!でもルートを探りながら、たまに行き詰まったりしながら歩く雪山らしい楽しさが味わえました。奥越サイコー♪espritさん、shiorihisaさん、次こそは経ヶ岳制覇目指しましょう!
見事なくらいにトレースなかったですねー 我々が朝に付けたトレースも、あまりの気温と日差しのせいで、降雪も強風もないのに帰りには消えかけていたくらいですし。。。
雪山恐るべしですね〜〜
ノートレース雪山が初めての私は、お二人のルート選択にがっつり乗らせてもらって、満喫させてもらいました! ありがとう!!
奥越は山もソバもお風呂もサイコーでしたね^^
お久しぶりです。
私も1年前こちらのコースノートレース貸切状態で本当に楽しかったです。保月山から経ヶ岳まで結構UPDOWNあり、急登だった記憶があります。私もまた行ってみたいお山の一つです、
保月山テン泊で経ヶ岳までばっちり踏破されてましたねー 少し曇った天候だったとはいえ、我々は行けなかった素晴らしい稜線歩き羨ましいです。
nanchiさんのそのときの山行は、三人とも出発のちょっと前にヤマレコで見てバッチリ頭に入っていて、道中nanchiさんの話題は何度も出てましたーー
乗鞍への出発準備中の土曜に、くしゃみいっぱい出ませんでしたかーー!?
それにしても、2月の厳冬期にあの牛岩越えられたんですねー 谷筋から見上げると、かんたんに滑落しそうなくらい恐ろしく見えました。谷筋からも相当な急登でしたが、保月山稜線ルートは本当に厳しそうですね。。。 あそこをテン泊で越えての稜線達成はほんとにすごいです。
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