伊吹山 〜夜行バスで行く登山と観光の旅〜

2017年03月04日(土) [日帰り]

• GPS: 05:35
• 距離: 9.4km
• 登り: 1,165m
• 下り: 1,151m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:52
• 休憩: 0:42
• 合計: 5:34

距離 9.4km 登り 1,165m 下り 1,169m

8:39 伊吹登山口（三之宮神社前）バス停
8:43 伊吹山上野登山口
9:06 9:07 伊吹山一合目（伊吹高原荘）
9:26 伊吹山二合目
10:08 10:09 伊吹山三合目
10:30 10:33 伊吹山四合目
10:47 伊吹山五合目
11:08 11:09 伊吹山六合目避難小屋
11:22 11:24 伊吹山七合目
11:43 11:45 伊吹山八合目
12:01 12:02 山頂周回道分岐・合流点
12:13 12:33 日本武尊像（伊吹山）
12:40 12:43 山頂周回道分岐・合流点
12:51 12:52 伊吹山八合目
12:57 伊吹山七合目
13:01 13:02 伊吹山六合目避難小屋
13:07 13:08 伊吹山五合目
13:17 13:21 伊吹山四合目
13:26 伊吹山三合目
13:44 伊吹山二合目
13:52 13:53 伊吹山一合目（伊吹高原荘）
14:08 伊吹山上野登山口
14:13 伊吹山登山口（三之宮神社前）バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

●往路
03/03(金) 22:45発 新宿〜名古屋線 名鉄BC行き
（https://www.highwaybus.com/gp/reservation/rsvRouteList?lineGroupNo=2#init）
⇒03/04(土)名鉄バスセンター（名古屋）05:48着 5,300円
⇒名古屋駅 JR東海道本線区間快速 07:02発
⇒近江長岡駅 08:00着 1,140円
⇒伊吹登山口行きバス乗車 8:07発
（時刻表：http://time.khobho.co.jp/ohmi_bus/pol_dsp.asp?KaiKbn=NOW&teiCd=3610）
⇒伊吹登山口 08:23着 360円
●復路
伊吹登山口
⇒近江長岡駅行きバス乗車 14:30発
（時刻表：http://time.khobho.co.jp/ohmi_bus/pol_dsp.asp?KaiKbn=NOW&teiCd=3682）
⇒近江長岡駅 14:46着 360円
⇒長浜駅 JR東海道本線乗車 15:06発
⇒長浜駅 15:35着 320円
〜琵琶湖鑑賞〜
⇒長浜駅 JR琵琶湖線新快速乗車 18:29発
⇒稲荷駅 20:00着 1,320円
〜伏見稲荷観光〜
⇒稲荷駅 JR奈良線乗車 21:12発
⇒京都駅 21:18着 140円
⇒夜行バス乗車 京都駅八条口(ホテル京阪前) 23:00発
（http://travel.willer.co.jp/）
⇒京成上野駅(降車) 翌06:20着

コース状況／危険箇所等

2合目の途中から積雪あり。
頂上直下は12本爪か10本爪アイゼンがあったほうがいいと思います。
ピッケルは持って行ったけど使いませんでした。

その他周辺情報

ジョイ伊吹でいぶき薬草湯に入浴可。
伊吹山登山口からバスで6分くらい。徒歩だと20分くらい。

写真

3/3 21:30

金曜の仕事終わり、いったん帰宅して準備を済ませたら新宿へ向かいます。

3/3 22:24

バスタ新宿に到着。バスタ新宿の待合室ってなんでこんなに狭く作ったんだろ…倍ぐらい広くしてほしかった。

3/3 22:42

22:45発の夜行バスに乗って名古屋を目指します。バスは普通の4列シート、トイレ付き。

3/4 5:40

予定より数分早く名鉄バスセンターに到着。熟睡できた…。名古屋駅はここから歩いてすぐそこです。

3/4 5:51

名古屋初上陸だがや！ 西日本に来たのも初めてです。ウキウキで朝のお通じを済ませて駅構内へ。

3/4 5:57

07:02発の電車に乗るので切符を買っておきます。新幹線料金を払えばもっと早い時間に行けるけど、早く行っても登山口に向かうバスを待つことになるので意味がありません。

3/4 6:46

「おくれ約3分」の表示に不安になったけど問題ありませんでした。バスに乗り換える猶予が7分しかないからあんまり余裕がないのです。

3/4 8:04

近江長岡駅に到着。これから登る伊吹山が見えます…ほえぇ。

3/4 8:04

バス停は駅を出てすぐ左手にあります。レトロな雰囲気がいい感じ。

3/4 8:06

バスは満員でした。20分くらいで着くから立ったままでもそんなにツラくないでしょう。

3/4 8:24

伊吹登山口に到着！ 全員がここまで乗っていました。

3/4 8:34

地図買うの忘れてたんだよね…。

3/4 8:39

階段上ったところに公衆トイレがありました。

3/4 8:39

入山協力金300円をポストに投入。登山ポストもここにあります。

3/4 8:41

ワンコがいました。名前は「ラブ」だったかな。噛むみたいです。

3/4 8:42

家を出てから11時間、やっと登山開始です。夜行バス乗ったあとだったけど体調に不備はなし。

3/4 8:53

序盤は土の道です。冬靴が重い…展望のない樹林帯だけどすぐ終わるからここは我慢。

3/4 9:06

1合目に到着。ここにもトイレがありました。

3/4 9:08

あ、あれ…見覚えのある顔が。

3/4 9:10

ここからだんだんと展望が開けてきます。

3/4 9:21

気持ちのいい登山道。雪はまだ見えず。

3/4 9:34

琵琶湖！ 琵琶湖を見たのも人生初です。でかすぎて海みたい。琵琶湖の向こう側に雪山が見えます。

3/4 9:35

何の山だろう。

3/4 9:47

2合目の看板あたりから雪が積もり始めて、途中から完全に雪道になりました。アイゼンはまだ付けずに進みます。

3/4 9:51

山頂が見えたぞー！

3/4 10:09

3合目に到着。ここのトイレは冬季は凍結防止のために閉鎖されていました。多くの人がここでアイゼンを装着する模様。私も装着しました。

3/4 10:24

アイゼンを付けてさらに足が重くなるけどテンションはアゲアゲだぜ！

3/4 10:46

伊吹山で春の息吹。なんつって。

3/4 10:49

山頂まで人がアリのように列をなしているのが見えます。あんなとこ登って行くんか…。

3/4 10:49

あの小屋は避難小屋。

3/4 11:04

ここからさらに展望がよくなっていきますですよ。

3/4 11:05

南側の目立つ山は霊仙山？ あちらの山も有名みたいですね。

3/4 11:20

しかしいい天気だなぁ…来てよかった。

3/4 11:40

そして想像以上に傾斜がきつい…息が上がる上がる。10歩進んで10秒休む感じ。

3/4 11:49

この高度感と絶景ね。

3/4 11:54

噂に名高い頂上直下の急登。やべぇ。

3/4 12:00

頑張って登りきると

3/4 12:05

そこは頂上ではなく、もうちょっと歩かなければなりません。

3/4 12:09

だだっ広い頂上からは

3/4 12:11

今まで見えなかった東側の展望も望めます。

3/4 12:13

標識あった！

3/4 12:14

山頂標識の横には日本武尊（やまとたけるのみこと）像。

3/4 12:14

そして標識裏の景色。これだけ見るとすごい山奥来たみたい…。

3/4 12:15

日本海見えないかなー。さすがに無理か。

3/4 12:14

雪が積もって平になってるってのもあるけど、本当に山頂が広い。昼飯を食べる場所には困りません。

3/4 12:22

昼飯は菓子パンオンリー…わびしい。

3/4 12:32

伊吹山から北アルプスって見えるんだっけ？ 北方面の展望を拝むの忘れてた…。

3/4 12:34

ちっさいエビのしっぽ。

3/4 12:36

思いのほか時間が押してしまったので早々に下山開始。

3/4 12:44

下山はピストンなのであの急登を下らなければなりません。でも思ったより怖くはなかったです。

3/4 12:45

尻セードでも下りられるので快適。ヒップソリはうまく制動しないと滑落コース待ったなしなので尻セードくらいがちょうどいい気がします。

3/4 13:07

あっという間に5合目まで下りてきました。ここからは歩き。

3/4 13:11

ここでまさかのキジ…うんこしてる自分と2ショット撮ればよかった。

3/4 13:44

2合目付近は雪が解けて道が川みたいになってました。今日暖かかったもんな。

3/4 14:08

登山口まで戻ってきました。14:30発のバスで近江長岡駅まで戻ります。

3/4 15:07

近江長岡駅から米原駅を経由して長浜駅へ。

3/4 15:46

長浜駅に到着。ここから歩いてすぐのところに琵琶湖に面した公園があるのでそこへ行きます。

3/4 15:55

猿がいました。

3/4 15:58

琵琶湖へ向かう途中に聳えるは長浜城。中に入れるみたいだけどお金かかるからやめました。

3/4 16:02

琵琶湖に到着！ 初琵琶湖です。

3/4 16:12

ここからの夕陽は「日本の夕陽百選」に選ばれているとのことで楽しみにしていました。これを観たいがために帰りを遅らせることにしたのです。

3/4 16:22

ひとり夕陽を待つ男の図。

3/4 16:27

物憂げなカラス…彼も何か思うところがあるのでしょうか。

3/4 17:15

伊吹登山口から14:30のバスに乗らないと夕陽を見るには微妙な時間だから下山急いだのよね。

3/4 17:16

いいなぁ…波の音を聞きながら陽の光を浴びてると心が洗われていくようです。また月曜日から穢れていくんですけどね。

3/4 17:19

空の色が刻々と変わっていく。

3/4 17:20

ここは「対岸までは琵琶湖の幅が一番広いため視野が広がり雄大な景色をうかがうことができる」らしいです。なるほど。

3/4 17:23

いったん雲に隠れそう。

3/4 17:36

空メインでも

3/4 17:36

湖メインでも映えます。

3/4 17:44

世界が赤く染まっていく。

3/4 17:45

最高すぎる…。

3/4 17:45

来てよかった。

3/4 17:45

そろそろ陽が沈みます。

3/4 17:46

グッバイ太陽。

3/4 17:51

陽が沈んでからも綺麗なのですぐ帰るともったいないです。

3/4 18:02

予定より長く満喫してしまった。次の観光地へ移動します。

3/4 20:02

長浜駅から京都駅を経由して稲荷駅へ。

3/4 20:07

駅前にある伏見稲荷を観光します。まず入って最初に目に入る桜門。でかい。

3/4 20:08

千本鳥居が観たかったのでそこを目指します。

3/4 20:10

伏見稲荷は24時間開放されているけどさすがにこの時間は人が少ない。適度に照明がついているので怖さはそんなにありません。非日常感がたまらない。

3/4 20:12

これが千本鳥居！ いいねいいね。

3/4 20:17

どこかに連れて行かれそう。

3/4 20:29

時間と体力があれば一番上まで行きたいところだけど、お腹が減ってきたので適当なところで帰ります。

3/4 20:43

今日は動物によく会うな。

3/4 20:45

オリオン座が見えました。星座はオリオン座と北斗七星くらいしか知りません。

3/4 20:50

京都の街並みが少しだけ。昼間だとこんなにのんびり歩けないんだろうな。この時間に来て正解だったかもしれない。

3/4 21:33

京都駅に戻って遅めの夕食です。メニューは京都名物「なか卯の天然いくら丼」です。

3/4 22:52

最後にトイレで出すもの出して夜行バスに乗り込みます。3列シートだけど最前列の真ん中という一番の外れ席…。休憩の度に起こされると思ったけど一度寝込んだら最後までずっと寝てたので関係なかったです。

3/5 5:52

予定より30分ほど早く京成上野駅に到着。無事帰ってきました。

おしまい！

撮影機器：

DMC-GF7 Panasonic

LEICA Q (Typ 116) LEICA CAMERA AG

A CAMERA AG

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 調味料 飲料 水筒（保温性） 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ

感想

umemawari

伊吹山、ヤマノススメで知って以来いつか行ってみたい山でした。

はるばる滋賀県まで行くなら何か名物とかも観てきたい、そう思って琵琶湖と伏見稲荷の観光をスケジュールに組み込みました。
今回は登山のほかに観光も兼ねていたので登山自体は慌ただしいスケジュールになってしまったけど、夏の時期は山頂で花畑を眺めながらゆっくりして下山後は温泉にのんびり浸かるだけでも充実した山行になりそう。
でもここに来たら琵琶湖の夕陽は見るべきだと思う。ぼっちでも感動したのでカップルハイカーはムードが高まること間違いなし。
家を出てから帰ってくるまでにかかった時間が33時間弱と、もはや日帰りと呼んでいいのかわかりませんが、非常に満足度の高い山行となりました。

関西圏も頑張れば行動範囲内と分かったので選択肢の幅が広がった気がします。