崇高美に言葉失う西穂高岳

2017年03月05日(日) [日帰り]

• GPS: 04:57
• 距離: 7.9km
• 登り: 914m
• 下り: 905m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:19
• 休憩: 0:39
• 合計: 4:58

距離 7.9km 登り 914m 下り 907m

9:22 スタート地点
9:38 旧ボッカ道分岐
10:06 10:15 西穂山荘
10:30 西穂丸山
11:08 11:15 西穂独標
11:33 11:34 ピラミッドピーク
11:45 11:51 チャンピオンピーク４峰
12:23 12:35 西穂高岳
12:57 12:58 チャンピオンピーク４峰
13:06 ピラミッドピーク
13:20 13:22 西穂独標
13:39 西穂丸山
13:46 13:47 西穂山荘
14:03 旧ボッカ道分岐
14:20 西穂高口(千石平)

天候

晴れのち高曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長野自動車道 松本ICから約65�辧�冬季登山者用無料駐車場

※松本ICから冬季登山者用無料駐車場までは所々凍結箇所があるので冬タイヤ等は必須であろう
※冬季登山者用無料駐車場は、新穂高登山指導センターの向かいにある駐車スペースで3/31まで無料（らしい）

○新穂高ロープウェイ
http://shinhotaka-ropeway.jp/price/

※料金：2,900円（6�圓鯆兇┐覯拱�は片道300円追加）
※開門は8:40だが、休祝日は特に賑わうので早めに並ぶと良いだろう

※JTBのコンビニ割引チケットで2,900円が2,300円で購入できる（期間限定）
http://www.jtb.co.jp/cvs/etkt/GpList.asp?gpsyocd=01210SHINH099

コース状況／危険箇所等

≪総評≫
○今回は天候に恵まれ、総じてトレースがあり、また雪質も良かったため、山歩きを楽しめたが、一つでも欠けると一気に難易度が上がると感じる
○あえて言う必要もないが、雪の付いた岩場や雪面のトラバースが数多く出現するので確実なアイゼン＆ピッケルワークは必須
○日帰りの場合、時間に制約ができるため、確実に登下降ができる計画立案が求められると感じる
○独標から先はすれ違う場所が限定されるため、安全な場所の見極めと、声掛けや合図など密にコミュニケーションを取る必要があると感じる

写真

3/5 7:23

駐車場で車中泊して目が覚めるとすでに絶景が！

ちょっと風が強そうだけど稜線からの絶景も期待できそう♪

3/5 7:29

準備万端！　気合満タン！！

気合が入りすぎて開門から1時間以上前に到着したせいか誰もおらん（汗）

じゃ、じゃあ付設されている足湯でもと思ったが、それより今一度の装備確認を（汗汗）

その後、続々と岳人、観光客が訪れ、あっという間ににぎやかになる

3/5 9:21

ロープウェイを乗り継ぎ、西穂高口駅に到着っ！

早速展望台に向かうと、これから目指す西穂高岳の稜線が！

観光客に交じって絶景を堪能するも、これからが本番なので先を急ぐ

3/5 9:21

雪の回廊のお出迎えがあり、登山口から西穂山荘までは樹林帯を歩く雪山ハイキング♪

西穂山荘で、ヘルメット、ピッケル、アイゼンを装着し、気を引き締めて出発っ！

そういえば西穂高山荘や雪だるまを撮り忘れたな…

3/5 10:25

西穂山荘から程なくして気高くそびえる西穂高岳が現れ、それと同時に全ての感情が吹き飛び、ただただ見惚れている自分がいる…

3/5 10:28

西穂丸山を通過〜

ここまでウォーミングアップには良い感じだし、眺望もあっていいね♪

3/5 10:53

ひゃー、あんなところまでいけるのかね…

3/5 11:03

さー、独標が近づいてきたぞ〜

山頂直下はもっと岩と雪のミックスかと思っていたが、締まった雪面を歩けたので安堵（ホッ）

3/5 11:08

無事に独標山頂に到着っ！

では絶景を堪能しよか〜！！

3/5 11:12

これから向かう、そして奥穂に続く稜線

気持ちで負けているらしく、西穂が遠くに見える…

3/5 11:13

笠ヶ岳〜抜戸岳の稜線も素晴らしい♪

3/5 11:12

山頂直下の下降は、雪が締まっていたので三点支持＆アイゼンワークで難なく通過

それにしても独標から先は一気に難易度が上がったな…

3/5 11:33

写真を撮る余裕がない中でピラミッドピークを通過〜

ここまで来ても近いようで遠く感じる西穂…

3/5 11:38

ピラミッドピークから先はさらに難易度が上がったような気がする…

3/5 12:25

嫌らしいトラバースが続き、精神的にも疲れが見え始めた頃、どうにか西穂山頂に到着っ！

タイムリミットの12:30にギリギリ間に合って良かった（汗）

では景観をぐるりと！

3/5 12:31

笠ヶ岳の稜線から

3/5 12:31

黒部五郎岳や鷲羽岳などの名山がズラリ

3/5 12:31

もちろん槍ヶ岳も

でも、ちょっとわかりづらいな（汗）

3/5 12:32

そして奥穂高岳から、

3/5 12:30

前穂高岳に続く吊尾根

3/5 12:30

さらに明神岳に続く

はぁ、うっとり♪

3/5 11:13

こういった絶景は何ものにも代えがたく、言葉が見つからない（ただ単にボキャ貧なだけ）

3/5 12:29

そして霞沢岳と上高地

3/5 12:29

歩いてきた稜線

焼岳や乗鞍岳も素晴らしいね！

3/5 12:32

最後にもう一回、奥穂高岳から明神岳を目に焼き付けて下山開始（泣）

3/5 12:57

こうやって見ると本当にきわどいところを歩いているんだな（汗）

3/5 13:00

予習ではこのピラミッドピークの直下が嫌らしいと思っていたが、実際はそれほどでもなかったな

3/5 13:13

さー、独標への上り返しだ

3/5 13:33

独標直下を無事下り、あとは雷鳥を探しながらまったりと下っていく

3/5 13:40

名残惜しく、何度も振り返る（泣）

3/5 13:43

あーあ、とうとう西穂山荘まで下ってきちゃった（泣）

3/5 14:18

時間を気にする必要が無さそうなので西穂山荘からの雪山ハイキングを楽しみながら下っていき、無事に西穂高口駅に到着っ！

西穂高岳様、今日は鍛えてくださり、ありがとうございました（ぐったり・・・）

3/8 20:52

おまけで、今回の戦利品

撮影機器：

DMC-GM1 Panasonic

TG-870 OLYMPUS CORPORATION

感想

やまハチ

今週は、これまでの実践の成果（といっても大した成果はないのだが・・・）を踏まえ、憧れの西穂高岳で計画してみることに。
山行前日の天気予報では、土曜日の天気も良く、当日も午後遅くならなければ良さそうなので決行！

前夜に自宅を出発し、途中でコンビニに寄って新穂高ロープウェイの割引チケットを購入してから現地に向かう。
駐車場には21時過ぎに到着したが、7割程度埋まっている。
いつもは日の出前に出発するのだが、今回はゆっくり寝ていられる♪

翌日5時半に起床し、準備を始めるも時間を持て余してしまい、仕方ないので笠ヶ岳が一番良く見える場所を探しにいくが、そこでスマホを落としてディスプレイを割ってしまうハプニング（泣）
スマホの交換も痛手だが、それ以上にこれからの山行を暗示しているかのようで一気に不安がてんこ盛りに・・・
た、たぶん、スマホが身代わりになってくれたんだ…とポジティブシンキングで気持ちを切り替え、第一の試練を乗り越える（単純なヤツ）

開門時間の1時間前になったので、新穂高温泉駅に向かうも誰もおらん…
が、少し経つと続々と岳人や観光客が訪れ、あっという間に長蛇の列が。さすがは北アルプス！

山行は写真に譲るが、無事に登頂できて本当に良かった。
でも、今の自分の技術＆経験では、天候、トレース、雪質の一つでも悪ければ、正直登頂は難しかっただろう。
もっともっと経験と訓練を重ね、どんな状況でも冷静かつ確実に対処できるようになりたいなー

絶景最高っ！
めでたし、めでたし…

コメント

takenakano

お疲れ様でした。
こんにちは。
チャンピオンピークの先ですれ違っていますね。
この日は風は多少ありましたが中々の登山日和でした。前の週も西穂を目指したのですが、ホワイトアウトで丸山で引き返しました。
私は富山在住で新穂高までは車で２時間なので、今度の日曜も山友と日帰りで西穂に行く予定です。

やまハチ

お疲れ様でした！
takenakanoさん、こんにちわ！
コメ、ありがとうございますっ！

チャンピオンピーク辺りですれ違っていますか。。。
ごめんなさい、実は自分のことでいっぱいいっぱいだったらしく、すれ違った記憶がなくて
すれ違う場所も限られていますのですれ違ったら憶えていそうですが･･･

それにしてもtakenakanoさんをはじめ、皆様本当に健脚ですね！
確実な歩行と体力がなければ厳しいルートであることが改めて分かりました

今度の休日も行かれるのですね、羨ましい！
お気をつけて行ってらっしゃいませ！
素敵なレコを楽しみにしています

takenakano

Re: お疲れ様でした！
ログを見ると山頂とチャンピオンピークの間ですれ違っていることになりますので。
多分トレースが分かれている岩場で上と下（私）ですれ違ったので気がつかなかったのでしょう。
実は土曜日も日帰りで赤岳に行こうかと思案しています。
では、よい山行を！

やまハチ

確かに
なるほど、確かにトレースが分かれていた箇所があり、そこですれ違ったような気がしてきました。
大変失礼致しました。

わぉ、今週末は連チャンなのですね、うらやましい
是非満喫してきてくださいませ