大日ヶ岳 ホワイトアウト.

2017年03月06日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 2.6km
• 登り: 191m
• 下り: 172m

コースタイム

5:57自宅発―7:40高鷲スノーパーク駐車場―8:00ゴンドラ―8:21登山口―8:55前大日―9:20大日ヶ岳―9:40前大日―10:08登山口

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

　東海北陸道各務原ICから高鷲ICまで、問題なし。
　高鷲ICから高鷲スノーパークまで、積雪は全くありません。ノーマルタイアでも大丈夫です。

　高鷲スノーパークの駐車場（1,000円）は余裕で停める事が出来ます。

　ゴンドラのチケット(1,200円）を買う際、登山届を提出。ゴンドラは行きも帰りもひとり占め。

コース状況／危険箇所等

　雪はたっぷりですが、締まっています。最初からアイゼンを装着。スノーシュー・ワカンの類は不要です。ハードシェルは重いのでヤメ、カッパを着込んで登ります。ピッケルも重いのでヤメ、ダブルストックで登ります。
　トレースはしっかり出来ていて、踏み抜く事はありません。雪庇が張り出していますが、トレースを外れなければ問題はありません。急登がありますが、ツボ足でも大丈夫でしょう。
　前大日を過ぎた頃からガスが出始め、頂上手前ではホワイトアウト。広い稜線、これはヤバイ、と思いましたが、雪の中から石柱が頭を出していました。「大日嶽・・・」と読めます。アリャ、もう頂上なんだ。

　下りはアイゼンが頼りになります。ダブルストックも有効です。
　下りの途中で数組のパーティーと出会いました。

写真

3/6 15:38

朝8時、ゴンドラに乗ります。

山頂駅から右手、入山します。

3/6 15:27

雪たっぷり、トレースばっちし、アイゼンで進みます。

3/6 15:42

尾根に登り、真っ直ぐ進みます。

3/6 15:29

最初の急登。

3/6 15:37

尾根を登って、

3/6 15:35

前大日からの眺め。

3/6 15:34

前大日から下り、

3/6 15:24

また登ります。

雪庇の横を通り、

3/6 15:28

ホワイトアウト。

3/6 16:11

どうやら頂上のようです。

でも、な~んにも見えません。

即、帰ります。

急な尾根を下ります。

3/6 15:32

雪庇が伸びています。

3/6 15:39

雪庇の横を登って、

3/6 15:34

前大日に登り着きました。

3/6 15:23

大きなイグルーの残骸。

3/6 15:26

これはまだ使えそう。

3/6 15:27

竪穴、結構深く、暖ったかそうです。

3/6 15:30

急坂を慎重に下ります。

尾根を下って、

左手の林に入り、

登山口に帰り着きました。

下りのゴンドラは無料です。

3/6 15:41

山麓駅、大勢のヒトで賑わっています。

3/6 15:21

帰り、大和古今和歌フィールドミュージアムのセツブンソウ自生地に寄りました。

3/6 15:23

沢山咲いていましたが、

3/6 15:19

そんなに長持ちはしないでしょう。

感想

onisan

　昨日まではいい天気。今日は曇り、昼から雨か雪の予報。余りいい条件では無さそうです。ちょろっと雪山ハイク、ゴンドラでヒョイ、大日ヶ岳に行く事にしました。

　昨年暮れに登った時に比べると、格段に雪は多く、トレースがストレートに付けられています。前回はスノーシューでしたが、今日はしっかり雪が締まっているとの予想のもと、アイゼンで。スノーシューもワカンも持参していませんが、正解でした。

　前大日を過ぎた頃からガスが出始め、やがてホワイトアウト。ヤバいかなと思いましたが、足元のトレースは見えるので、登り続けます。急登を登り、そしてなだらかな広い稜線を行くと、雪の中から石柱が頭を出しています。どうやら頂上のようですが、大日如来像も石碑も方向盤も見当たりません。みんなスッポリ雪の下。何度も登った大日ヶ岳ですが、今日は全く違う山。頂上からの眺めは只々真っ白け。即、帰ろっと。

　天候にも眺望にも恵まれませんでしたが、雪の大日ヶ岳。往復2時間も掛かりませんでしたが、充分雪山を堪能する事が出来ました。

　大和古今伝授の里フィールドミュージアムに自生するセツブンソウ。河川環境楽園のチラホラに比べれば、一杯咲いて見事です。でも、そろそろ見頃は終わりでしょう。