蓼科山、急登のスズラン峠コースを行く!
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- GPS
- 05:43
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 808m
- 下り
- 798m
コースタイム
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 5:43
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
女乃神茶屋前のスペースも満車 少し離れた女の神展望台も満車、さらに少し下の駐車スペースも満車。 人気の山なので満車になる前に早朝に来て停めるか、バスで来て登山口まで来て歩くしかない。 (こちらは軽なので隙間にギリギリ駐車出来た) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から雪道だが、かなり踏み固められており非常に歩きやすい。 登山者もかなり多く、登山道も一本道なので道迷いの心配もなく安心して雪山を楽しめる。 山頂へ向けての坂はかなりの斜度なので前爪の無いアイゼンでは苦戦するだろう(というか苦戦した…) 標高2,200mを超えるあたりから雪質が圧雪されていない粉雪に変わり、登りにくくなっていくが、逆に言うと山頂付近から標高2,200mあたりまではシリセードで気持ちよく滑れる熱い区間でもある(笑) |
その他周辺情報 | 湯川温泉 河童の湯(大人400円 受付20:30まで 木曜定休) |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
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感想
前日有給を取り諏訪観光して朝風呂まで入ってから悠々と下諏訪駅で待ち合わせた朝8:00。
他の方のヤマレコで朝7時でも駐車場が結構埋まってるという記述を見ていたので不安を感じてはいたが、9時前に到着したすずらん峠園地駐車場は心配していたとおり満車。軽が停められる隙間も無い。
他にも車を停められずウロウロする駐車場難民が何台か。
ギリギリ女の神展望台に滑り込めたのでラッキーだった。
(もし停められなかったら先月行った北横岳にもう一度行こうかと話していた)
登山口から既に雪だったのでこの場で雨具のズボン、ゲーター、アイゼンを準備し、トイレに入り登山届けを出していたら1時間経っていた…もっと計画性が無いとだめね…
10時前に登山開始。
登山者は多く、雪もはっきり道が出来るほど踏まれており、天気も上々。
まったく不安感の無い雪山登山は久しぶりとmaruta27の述懐。
しかし先行者たちが12本爪のアイゼンを装着し始める急登が始まるとあまり余裕は無くなっていく。
コースタイム的にそれほどロングコースではないのが救いだが、とにかく急な上り坂がひたすら続くこのルート。
今回は雪の状態が良かったので何とかなったが、雪があまり踏まれていなかったり、腐れてる状況だったら軽アイゼンでは登れないかもしれない。
(自分は軽アイゼンだけでは辛く、ポールを両手に何とか登頂)
人気の山だけはあり、登山者も若い単独男性から女子グループ、中学生位の娘を連れたママさん、1歳半の赤子を連れた若い夫婦、ベテランらしきでかいザックを背負った男性グループ、お年寄りも男女問わず。ガイドに率いられた多人数グループとバラエティ豊か。
山頂で辛い登りを克服した歓喜のあまり叫んでいた男性も。
装備も人それぞれで、12本爪、10本〜8本爪、自分らのように6本爪、チェーンスパイクの人も。
ピッケルや厳冬期雪山装備の人も居れば薄着の人までいて色々なスタイルがあるんだな〜と眺めるのも楽しかった。
(ポール持ってきてない人は殆ど居なかったが)
山頂ではまさに360度大展望。
入笠山、美ヶ原、霧が峰、両神山、荒船山、浅間山、南八ヶ岳の山々辺りまでは判別できたが、南アルプス・中央アルプスの山並みはmaruta27と「あれ○○山かな?」「わかんねー」というやり取りに終始した。
(北アルプスはついぞ雲の中から出てきてくれなかった)
風が非常に冷たく、風避け出来る場所で食事を取りたかったので山頂から少し下り蓼科山頂ヒュッテのウッドデッキで昼食。
先に居た岐阜から転勤で来たという男性に遠くに、しかしはっきりと見える浅間山の事を聞かれ、長野と群馬の県境の山だと伝えるといつか登りたいと興奮気味に語っていた。
のんびり昼飯後、ポールを山頂に置き忘れていたことに気づくも後の祭り。
この1時間の間にポールは姿を消していてショック。
ガックリしつつ山頂を下山前に1周する。
下山は登りのときにあんなに苦労した急坂をシリセード爽快に滑り降りた。
あんなに苦労して上ったのに滑り降りるとあっという間で、下山は登りの半分の時間で終えてしまった。
(おかげで落ち込んだ気分もかなり盛り上がったw)
これからシリセードが気持ちよく出来る山を探してしまいそう…
下山まで好天は持ち、広がる青空と絶景を見ながら最後まで登山できた。
これだけ登山者が訪れるのも納得の蓼科山。
これはまた来たい気持ちにさせる山だった。
ちなみにこれが登山を始めてから記念すべき100回目の山。
トラブルもあったけど楽しい山行だった。
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