宝剣岳（アルパイン・トレーニングに参加）

2017年03月12日(日) [日帰り]

• GPS: 02:24
• 距離: 1.2km
• 登り: 301m
• 下り: 31m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:35
• 休憩: 0:19
• 合計: 1:54

9:35 千畳敷駅
10:22 10:22 乗越浄土
10:25 10:44 宝剣山荘
11:29 宝剣岳

＊GPSが山頂で電池切れしてました

天候

快晴♪
千畳敷−3℃〜山頂−6℃

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

菅の台からしらび平駅へのバスは8:15始発ですが、本日は8:00発の臨時便がでました

最終便は、RW15:55、バス16:12でした（バス＋RW往復セット3900円）
https://www.chuo-alps.com/fare/

コース状況／危険箇所等

千畳敷〜乗越浄土は、トレース多くて凍結も無く、無雪期のガレ道より歩き易い感じ

宝剣山荘から宝剣岳へは、一部で岩や鎖が露出しているものの多くは急な雪壁で凍結部もあり、滑落すれば即死もある危険なコンディション・・確実なアイゼン・ピッケルワークは必須で、今回はコース下部でコンテ、上部で2ピッチのスタカットでの登下降を行いました

写真

しらび平駅から駒ケ岳RWで千畳敷へ

八丁坂は既に登山者の列

本日目指す宝剣岳

乗越浄土に到着・・急坂ながら歩き易いコンディションでした

1ピッチ目を行くリードのMガイド

2ピッチ目を登り切り〜

宝剣岳積雪期登頂

主峰の木曽駒ケ岳

伊那前岳と奥に八ヶ岳

赤岳をズームで

三ノ沢岳と空木岳に連なる中ア主稜線

空木岳〜南駒ヶ岳

三ノ沢岳への稜線

その奥に恵那山

木曽前岳と御嶽山

御嶽山をズームで

その左に小秀山

東には千畳敷と屏風のように居並ぶ南アの高峰群

富士山と塩見岳

南ア南部の3千m峰群

素晴らしい眺め

浅間山に〜

頸城の焼山〜火打山〜妙高山

下山も慎重に・・いい緊張感でした

山頂を振り返りつつ八丁坂を下ります

本日八丁坂は凍結無くて危険は感じませんでした

伊那谷を見下ろす高度感

サギダル尾根

殆ど雪に埋もれた駅前の看板地点で宝剣岳は見納め

感想

sht

本日は宝剣岳でのアルパイントレーニングに参加してきました。

冬期の宝剣岳ルートは、凍結した急な雪壁部分も多くあって滑落死亡事故が多い危険ルートです。（前日にも事故があった模様）

そのため今回は、（氷上でも滑らない）確実なアイゼン・ピッケル・ワークの練習に加えて、2ピッチのスタカット登降がトレーニングのメインでした。

殆ど単独で山行する自分には慣れないロープ確保による登降でしたが、（段取りはまだまだイマイチなものの）やるに連れて慣れてきました。やはり「習うより慣れろ」で、ごまかしのきかない急坂の氷上アイゼン歩行も練習できて、1日いいトレーニングができた感じです。

それにも増して天気はサイコー♪。いい緊張感の中でアルプス大展望を満喫でき、満足の宝剣岳積雪期登頂となりました。