【三百名山】男鹿岳 横川から往復 下りは1時間なのに登りは4時間もかかったガチラッセルの尾根を行く(^^♪

2017年03月19日(日) [日帰り]

• GPS: 11:57
• 距離: 20.1km
• 登り: 1,250m
• 下り: 1,247m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:19
• 休憩: 0:36
• 合計: 11:55

4:47 スタート地点
12:26 13:02 男鹿岳
16:42 ゴール地点

天候

雪のちガス　　山頂の気温　−5℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ワイルドフィールズ男鹿ゲート手前の空き地に駐車。

その他周辺情報

●塩原温泉華の湯　７００円　露天風呂、サウナあり。食事処あり。スキーシーズンは、混雑する。
●会津高原　夢の湯　割引券あり
http://www.yumenoyu.com/eigyou.html
●横川のさと
TEL：[phone]
住所：栃木県日光市横川38
そばが旨い。オーナーは、男鹿岳まで案内してくれるとのこと。興味がある方は、問い合わせてみるといいかも。
●そば茶屋 はすみ
住所：栃木県那須塩原市塩原243-4
TEL：[phone]
雰囲気、味はいいと思う。
●レストラン「ピアノピアーノ」
予約が３件も入っており、今回は却下。雰囲気、味よし。値段も適正価格だと思う。
●ヤマザキショップ 会津高原店
最寄りのコンビニだが、品ぞろえ、営業時間は微妙。すぐ近くに道の駅たじまがある。
●ファミリーマート　塩原温泉店
少し南にトイレのある駐車場が二か所ある。

写真

4時過ぎにワイルドフィールズ男鹿到着。雪が降る中、ヘッデンで出発。

新雪が積もっています。1時間歩くとツボ足では歩きにくくなりました。スノーシューにしたら快適。

明るくなってきました。一面の銀世界が現れました。

記念のツーショット。

男鹿山林道を延々と歩きます。

林道終盤。渡渉地点に到着。

男鹿川を渡ります。
にゃっっっ(；・∀・)

今こそ、NYAA隊長自ら空気を読むとき！

にゃあああ！(にょ
こんなところで落ちるにゃー隊長では、ないんだにゃー(；・∀・)

空気を読むお手本を見せなかった罰だにゃあ(-_-)/~~
えだえだパーンチ！！（にょ
や、やめるんだにゃー(￣▽￣;)

丸太の上に2mの積雪。ここを渡ろうって言いだした人だれ？崩れたら川にドボンですよ〜　(^^;

お見事！猫バランス。（にょ
基本だにゃ🎵

取り付き地点。いきなりの急斜面。アイゼン、ピッケルがないと登れません。

ここは、本当に手こずりました　;^_^A

新雪の尾根。

スノーシューもそろそろ限界(^^;

さらさら崩れる新雪と格闘。ガンバ！

ひざ上ラッセル。がんば！（にょ
ラッセルは、疲れるんだにゃー(￣▽￣;)

ルート工作中。

新雪は、油断するとすぐに雪団子！

クラストしてたらどんなに楽だったか・・・

ほんとに、時々ですけど、こんなラクな場所。

格闘尾根にイノッシー現る!(^^)!

やっとのことで稜線に出ました。標高差200m登るのになんと2時間！ガチ雪山トレーニング
(^^;

男鹿岳山頂まで標高差残り350m。ガンバ！（にょ
息もたえだえなんだにゃー(;´д｀)

ラッセルしている人の後ろを歩くと雪をもろに顔に受けます！
三歩下がって師の影を踏まず。（にょ
ネコキックをお見舞いするんだにゃー(；・∀・)

一面の樹氷(^^♪
思わず足を止めて見上げる。

山頂直下。えっ？誰か登ってる！
と思ったら、鹿さんでした。

鹿さんの踏みあと、ラッセルドロボーさせていただきました。（笑）

鹿さんも、こんなに深く踏み抜いてます。

斜度が緩くなったら山頂はもうすぐのはず。

雪壁。風雪のすごさを物語る。

ついに執念の山頂。山名版かろうじて雪の上。

簡易ハーネス、カチカチに凍って解くことができません。
次回からは違う方法にしなければと勉強になりました。

男鹿岳山頂二人じめです。

やっと、登れたんだにゃー(*＾▽＾*)

男鹿岳、ありがとう。

イノッシー、またね〜。
完全なる季節限定。雪がなければただの折れた木。超レア
!(^^)!

2時間の格闘のあと。一歩一歩がこの深さ。わたし、がんばった！

スノーシューが得意なNYAAさんは、最後までシューのまま下る。私は途中の急斜面でアイゼンにかえました。実力に応じて安全第一。

取り付きに無事下山。登りは山頂まで4時間もかかったのに、下りは1時間で到着！

渡渉地点。踏み抜いたら川にドボンです。見極め力発揮のNYAAさん。

林道はデブリ多数。

斜面の様子を確認しながら通過します。
雪崩そうな場所の通過は、パーティーの間隔をあけます。この前の雪山講習会でも念を押されました。

落石も注意。予兆の音を聞き逃さないためには、おしゃべりは我慢です。

斜面の様子を見ながらの長い林道歩き。林道だけで往復17km。

ロープ手で上げれば通れるのに、あえて跨ぐのはなぜ？（にょ
足が長い人は、ひと跨ぎなんだにゃー(；・∀・)

この車、モヒカンか？なので名付けてモヒカンカー。

ワイルドフィールズ男鹿に帰ってきました(^_^)v
とにかく林道が長かった〜。男鹿山林道おなかいっぱいです(^^;

12時間山行の終了です。
おつかれさまでした〜!(^^)!

装備

個人装備

スノーシュー １０本アイゼン ピッケル 地図 コンパス GPS ツェルト スリング カラビナ

共同装備

１０mザイル

感想

nyororo

2度目の男鹿岳です。
4年前に栗生沢から登った時には、完璧なる残雪期登山。
クラストした雪面歩きで、楽々登頂。
下山後体力あまりすぎで、さらにもう一座登りに行くほどでした。

が、しか〜し！！
今回は、さらさらの新雪に苦しむガチ冬山状態。
一人だったら心が折れて、敗退していたかも。
急斜面の新雪ラッセルのしかた、体得しました(^_^)v
そして、さらさら新雪のおかげで、下山はちょ〜〜〜楽しいスノーシューハイクを満喫できました!(^^)!
がんばったご褒美かな。
さらにもう一つ嬉しいご褒美が。激ラッセルを強いられたこの尾根で、季節限定のイノッシー君に会うことができました。
なのでこの格闘尾根を、勝手にイノッシー尾根とよぶことにしました。

それにしても、男鹿山林道、ながかったあ〜。

NYAA

2/26に男鹿岳敗退したが、nyororoさんが行くというので、リトライしてみた。予想に反して、2/26より条件は悪かったし、天気も回復しない(￣▽￣;)

しかしながら、二人だったので、何とか山頂に立つことができた(*＾▽＾*)nyororoさん、ありがとうございました(；・∀・)