谷川岳から茂倉岳の越境縦走(≧∇≦)
- GPS
- 12:34
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,630m
- 下り
- 1,708m
コースタイム
- 山行
- 11:51
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 12:34
天候 | 概ね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
土樽駅〜土合駅(240円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
※この時期は直前の天気で状況が一変します。必ず直前の情報を入手して登山に臨んでください 西黒尾根(ラクダまで) 登山センター横から直登になると思われます。まっすぐ上がると鉄塔は向かって左側に位置しますので、尾根に乗り上げたら進路変更します。そこから先は尾根伝いに上がります。ラッセルする場合は樹林帯をウロウロと上がる方が楽だと思います。 西黒尾根(ラクダより先) 雪庇の根元には大クラックが入り始めてます。歩いている時に異音も聞きました。直登部分のラッセルはけっこう苦しいです。元気な方はどんどん回していきましょー!第一パートよりザンゲ岩手前の第二パートの方がキツい印象があります。 稜線〜一ノ倉岳まで けっこうクラストしており歩きやすい道です。雪庇は当然発達しておりホワイトアウト下での行動はオススメできません。一ノ倉の登りは疲労から辛く感じますが長くはないので大丈夫です。 一ノ倉岳〜茂倉岳 BCの人もここまでは来ないためノートレースの可能性も高くなります。少しのっぺりしてるのでホワイトアウト下はなおさら厳しいです。雪庇も大きいですので注意する必要があります。 茂倉新道 矢場の頭までは視界は良いのですが巨大雪庇に細い尾根、クラック入りまくりの悪い環境です。そこを過ぎても雪庇と松を右に左に避けながら進むエリアが歩きにくいです。広い尾根にでてようやく一安心。ですが雪質は悪く足は重たいままε-(´∀`; ) |
写真
感想
今回は谷川岳に登ってきました!
去年もの三月にもチャレンジした土合土樽の関越越境縦走です(*'▽')
今回登って改めてわかったことと言えばこの時期の雪は水分多くて重いしまとわりついて大変なことと、去年いとも簡単にこの縦走を達成できたのは雪が少なく状況がとてもよかったからなのだと思い知りました(;´・ω・)
まずは西黒尾根をあがるわけですが、登山センターから先はもちろん道なし状態。鉄塔まで一気に直登で突き上げます。
が、急だし深いし前方にでかい雪庇が見えるしで序盤からしんどい!
とりあえず雪庇を巻いて鉄塔に到着してそこからラクダのコルまでは黙々と登ります。いよいよラクダの背に出るぞってあたりで僕は樹林帯から出て雪原を歩いたのですが、こちらは雪がまぁまぁあって無駄に体力を消耗するルートでした(@_@)
トップのラッセルが必ずしも正しい道とは限りません!
もしかしたらこんな無駄歩きをさせられる可能性だってあるんです!
更に進んでいよいよ西黒の最初の直登を登り、少しなだらかになった部分で追いつかれた後続に先頭をバトンタッチ。さすがにこの雪の量では二人でラッセル交代しながらっていうのはキツい(;'∀')
西黒上がってる人はけっこうたくさんいたのでみんなでワイワイとラッセル交代しながら登りました!楽しかった(*'ω'*)
だいぶ時間かかって谷川岳に到着したので山頂は天神ルート組でにぎわっており、フィギュアの写真だけささっと撮影して一ノ倉を目指します
こっちまで来てる人いるかなぁ?と思いましたがBCの人がけっこう入ってました。しかしそれも茂倉沢へドロップアウトする人たちだけだったので一ノ倉から先は再びノートレース、茂倉岳のピークにモッタリとついている巨大雪庇にブルブルしながら新雪のラッセルを頑張ります
無事に14時頃に茂倉岳に到着して残すは土樽への下りのみ!
だったのですが、この下りは予想以上に大変でした
春の重た〜い雪が足にまとわりついてアイゼン団子になる重い!細い尾根には巨大な雪庇が取り付いていて歩くとクラックに嵌る!メキッとやばい音が鳴る!それを避けて尾根から外れたところを歩こうにも結構な勾配と重くて深い雪が待ち受けているというコンビネーション(@_@)
間違いなく茂倉新道が今回の核心部です。西黒尾根の登りすら霞むって凄いなと思うけど、ここまでの疲労感を含め、改めて高いレベルの緊張を強いられるのはキツかったです
ヒィヒィ言いながら駐車場まで降りても雪の道はまだ続いていたのが心にきましたε-(´∀`; )
広場のスペースから先は除雪されており、普段は嫌いなアスファルトロードがこんなに歩きやすいとは!と思ってしまいました笑
そんなわけで無事に下山、今回はかなーり体力を使った山行になりましたが充実した内容でした♪( ´▽`)
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