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Yamareco

記録ID: 1098096
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雪山ハイキング
中央アルプス

木曾駒ヶ岳 乗越浄土まで。

2017年04月02日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
1.7km
登り
263m
下り
269m

コースタイム

5:29自宅発―7:50菅の台バス停駐車場―8:20菅の台発―9:25シラビ平発―9:52千畳敷からカールへ―11:05乗越浄土11:24―12:06千畳敷駅
天候 晴れ のち 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
 菅の台バス停、8時15分の始発は満員で、25分発の臨時バスでシラビ平へ。9時5分始発のゴンドラは満員で乗れず、次発の臨時便で千畳敷へ。
コース状況/
危険箇所等
 千畳敷、昨日の雪でモフモフ。千畳敷カールから乗越浄土へ向かうアリの行列。今日は日曜日だけどちょっと少な目のアリ。カールの底に降りて、行列の最後尾からもずっと離れて、ひとりゆっくり登ります。先行者が多いため、トレースはバッチシです。スノーシューもワカンも持ってきてはいません。アイゼンとピッケルで正解でした。ただ、ピッケルが根もとまで突き刺さり、バランスが取れなくてフ〜ラフラ。直に汗が流れだし、帽子とフリースを脱ぎます。左上を見上げると、今にも崩れそうな雪崩の破断面が見えます。カールの底から登り始めまでは雪崩の通り道になりそう。八丁坂の急坂を登り始めるまでは気になって仕様がありません。雪崩の心配が無くなると、ゼイゼイハアハアの急登。ステップが崩れてズリズリ、あ〜シンド。最後の急登を休み休み登って乗越浄土に登り着きました。
 いい天気ですが、今日は昼から天候が崩れそう。中岳までも行かずに引き返すことにしました。下りはわたしが本日一番先です。深雪に足を取られ、時々尻餅をつきながら急降下。カールの底から千畳敷ホテルまで、ゆっくり登って無事帰り着きました。
バス停から見た木曽駒方面、今日の天気はどうかな?
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バス停から見た木曽駒方面、今日の天気はどうかな?
ホテルの裏手から南アルプス。
2017年04月02日 19:27撮影
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4/2 19:27
ホテルの裏手から南アルプス。
今日は富士は見えません。
2017年04月02日 19:26撮影
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4/2 19:26
今日は富士は見えません。
積雪4m40僂世修Δ任后
2017年04月02日 19:31撮影
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4/2 19:31
積雪4m40僂世修Δ任后
インディゴブルーのキャンバスに輝く白き稜線。ヤッター。
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インディゴブルーのキャンバスに輝く白き稜線。ヤッター。
雪崩の破断面が連なっています。昨日の雪で亀裂の有無は判りません。
2017年04月02日 09:48撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/2 9:48
雪崩の破断面が連なっています。昨日の雪で亀裂の有無は判りません。
少な目ですが、アリの行列。
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少な目ですが、アリの行列。
わたしもカールの底へ向かいます。
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わたしもカールの底へ向かいます。
あのブロックが崩壊しない事を願いながら、八丁坂を登り始めます。
2017年04月02日 19:22撮影
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4/2 19:22
あのブロックが崩壊しない事を願いながら、八丁坂を登り始めます。
暫く登って、雪崩の心配が無くなった所で振り返ります。
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暫く登って、雪崩の心配が無くなった所で振り返ります。
トレースはバッチシですが、
2017年04月02日 18:02撮影
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4/2 18:02
トレースはバッチシですが、
モフモフ雪は滑ります。
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モフモフ雪は滑ります。
ピッケルは根もとまで突き刺さり、杖の代わりにはなりません。
2017年04月02日 19:29撮影
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4/2 19:29
ピッケルは根もとまで突き刺さり、杖の代わりにはなりません。
急登をゼイゼイハアハア。
2017年04月02日 19:20撮影
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4/2 19:20
急登をゼイゼイハアハア。
乗越が近づいて来ました。
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乗越が近づいて来ました。
乗越浄土。
風で雪は飛んでいますが、結構深い。
2017年04月02日 19:25撮影
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4/2 19:25
風で雪は飛んでいますが、結構深い。
宝剣岳。
伊那前山。
2017年04月02日 19:18撮影
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4/2 19:18
伊那前山。
将棊頭山方面。
檜尾岳・空木岳方面。
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檜尾岳・空木岳方面。
雲が流れます。
アップです。
岩峰も雪を冠っています。
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岩峰も雪を冠っています。
伊那谷を挟んで南アルプス。
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伊那谷を挟んで南アルプス。
撮って頂きました。
2017年04月02日 19:19撮影
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4/2 19:19
撮って頂きました。
いつまでも見ていたいのですが、
2017年04月02日 19:28撮影
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4/2 19:28
いつまでも見ていたいのですが、
中岳へ登るヒト達をあとにして、
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中岳へ登るヒト達をあとにして、
下りに掛かります。
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下りに掛かります。
物騒です。
カールの底から、
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カールの底から、
ひと登りして、
千畳敷駅に戻りました。冬季出入口です。
2017年04月02日 19:28撮影
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4/2 19:28
千畳敷駅に戻りました。冬季出入口です。
予想どおり、曇って来ました。
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予想どおり、曇って来ました。
宝剣南尾根に向かって真っ直ぐトレースが付いています。スッゴイな。
2017年04月02日 19:30撮影
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4/2 19:30
宝剣南尾根に向かって真っ直ぐトレースが付いています。スッゴイな。
オコジョ由来の千畳敷キャラクターを作ったそうです。
2017年04月02日 17:59撮影
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4/2 17:59
オコジョ由来の千畳敷キャラクターを作ったそうです。
もう一枚、名残惜しいですがゴンドラに乗ります。乗越浄土は荒れてきそうです。
2017年04月02日 19:18撮影
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4/2 19:18
もう一枚、名残惜しいですがゴンドラに乗ります。乗越浄土は荒れてきそうです。

感想

 木曾駒ヶ岳に登る機会を狙っていました。2月23日、千畳敷で雪崩が発生。夜間でしたので犠牲者は無かったようです。つい先日、スキー場で雪山訓練をしていた高校生が、雪崩に巻き込まれた死亡する事故も起きました。雪山で一番怖いのは雪崩、巻き込まれればどうしようもありません。木曽駒ヶ岳、天気予報では晴れ時々曇り。昨日は雪だったようですが、日曜日ですので多くの登山者が来られることを見込んで、わたしも出掛けました。
 千畳敷カール、インディゴブルーのキャンパスに真っ白な稜線。予想した通り、トレースはバッチシ。まずはカールの底に向かって下ります。左手を見上げれば、宝剣岳の南側稜線直下に雪崩の破断面が連なっています。氷点下ではありますが汗がタラタラ、気温は上昇しているようです。あの破断面、昨日の雪で覆われてクラックは見えませんが、今すぐに崩れてブロック雪崩が起きてもおかしくありません。雪崩の通り道をさっさと通り過ぎようと思いますが、新雪、深雪に阻まれてモタモタ。八丁坂の登りに差し掛かり、ようやく雪崩の危険は去りましたが、今度は急登。夏道はジグザグですが、冬は直登。伊吹山9合目直下の直登と同レベルですが、ここまでに至る時間は比較にならない程短い。伊吹山に比べればなんのその、ゼイゼイハアハア、頑張って乗越浄土に登り着きました。
 無風、青空の下、素晴らしい展望。でも予報では昼から下り坂。南アルプス方面は雲がモクモク。暫し展望を満喫、もうこれで充分、帰ろ~っと。カールの底に降り立つ頃には雲が掛かり、サングラスを外します。千畳敷ホテル前か眺めた稜線、インディゴブルーの空は白い空に変わっています。中央高速松川IC辺りでは雨。乗越浄土で引き返したのは正解のようでした。
 木曾駒ヶ岳、まだ暫く冬が続きそうです。

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