荒川岳、赤石岳、聖岳縦走

1976年04月28日(水) ~ 1976年05月03日(月)

• GPS: 128:00
• 距離: 80.8km
• 登り: 6,313m
• 下り: 6,508m

コースタイム

4/28 堀沢小屋泊　4/29　5:30堀沢小屋-11:00二軒小屋14:00-17:30マンボー沢の頭泊　4/30　6:00マンボー沢の頭-9:00千枚小屋泊　5/1　14:00千枚小屋-16:00荒川東岳-前岳18:00-19:30荒川小屋　5/2　6:00発-1:00大沢岳-16:30聖岳-8:00聖平小屋　5/3　聖平小屋-17:00平岡

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

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赤石岳より北部南アルプス。

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南部南アルプス春の山。

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富士山を見ながら休憩。

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赤石岳の山頂に来た。

撮影機器：

EP-804A SEIKO EPSON CORP.

感想

takaokiyoshi

南アルプス荒川岳から聖岳（メモより転記）　
4/28　朝五時半家を出る、今回も南アルプス、電車バスを乗り継いで田代入口から歩き保利沢小屋まで歩く、小屋は骨組みだけ残っていて小屋の中にテントを張る。
4/29　朝雲が広がっていた、朝から雨、二軒小屋十一時頃到着後本格的に降ってきた、昼食をとっている間に雨がやんだので出発、マンボー沢の頭付近でテントを張る、今日は疲れた。
4/30　夜半より雪が降りその後雨に変わった、千枚小屋まで登ろうと出発した、九時頃小屋に到着したが雨で全身を濡らしてしまった、小屋は先着2パーティー、その後3パーティー到着し20人ぐらいになった。今日は一日中雨。　
5/1　ずっと雨が続いているが外を見ると明るさが増し快方に向かっているようだ、午後十三時になると雲の切れ目に青空が広がってきた出発を少し迷ったが14時出発した、悪沢東岳に十六時着、ガスの中さらに風が強くなってきた、中岳への鞍部に下る、風はますます強くなる中岳の登りは真っ白な中の登りになった山頂付近の風は強く這っても飛ばされそう午後六時やっと前岳に着く、荒川小屋を目指すがルートを探すのに時間を要す、午後7時30分何とか小屋に到着した。
5/2　今日は昨日の天気とは打って変わって快晴、六時発、赤石岳を越え百間洞の山の家には寄らずそのまま大沢岳に直登、兎岳付近よりガスが湧いてくる、聖岳の登りはガレ場に沿って真っすぐのぼる16時30分前岳頂上に到着、午後六時聖平小屋に着いた。小屋が満員だったので東海パルプの小屋に入る。
5/3　小雨、西沢渡に下山することにした、少し登り返し西沢渡に下るルートに入る、深い森林の中静寂な道、林道に出てからも飯田線の平岡駅まで歩く長い道のりであった。今回のコースは積雪期に登ったコ−スとしては四回目の挑戦である、荒川岳を越えることが出来なかったが四回目にして初めて赤石岳を踏めたことは大変うれしかった、まだまだ冬山の経験が必要。千枚岳から荒川岳を通過するときに感じた冬の強風と寒気の中の歩行技術、さらに悪天時のルートファンディング能力など必要な能力はたくさんある。