記録ID: 1103968
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
紀泉高原
虎伏山(275m)、高山(175m)[幻の干支の山へ]
2017年04月13日(木) [日帰り]
- GPS
- 16:00
- 距離
- 3.1km
- 登り
- 210m
- 下り
- 207m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 1:54
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 2:24
10:58
5分
金熊寺
11:03
4分
金熊寺梅林茶店
11:07
5分
林道分岐
11:12
26分
堰堤
11:38
30分
尾根分岐
12:08
12:38
17分
虎伏山
12:55
14分
尾根分岐
13:09
13分
堰堤
13:22
金熊寺
13:43 高山登り口
13:45-13:59 高山
14:00 高山登り口
13:45-13:59 高山
14:00 高山登り口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・虎伏山(275m) 登山地図、地理院地図に山名はありません。登山道も無し。 今回は下記の記録の中から△硫嫉灰襦璽箸播个蠅泙靴拭F辰亡躙韻塀蠅呂△蠅泙擦鵑、道は不明瞭でルートファインディングは必要です。 藪はそれほど濃くありませんが、棘のある草が多く通行時は注意が必要。全山イノシシが闊歩しており、踏み跡と獣道の区別がつきません。 ------------------------------------------------------------------------- 以下、今回の登山を行うきっかけと経緯です。興味が無い方は飛ばして下さい。 ・2009年年末に東京に住む山の大先輩T氏から、2010年の寅年にちなんで「十二支の山」(石井 光造著、東京新聞出版局 (1993/04))を読んでいたら、一つだけ所在不明の山があり地元の人(関西在住者)で調べて欲しいと依頼があった。これが虎伏山で場所は大阪府、5万分の1:粉河と記載されていた。 しかし、当時も今も5万分の1:粉河には虎伏山は掲載されておらず、調べたがネットにも情報無し。それから時間も経過した昨年(2016年)、ふと思い出してネット検索。「虎伏山」はいくつかあるが、大半は和歌山城(三角点48.9m: 虎伏山(とらふすやま))か広島の虎伏山(とらぶしやま:71m、別名:(臥(が)虎(こ)山、比治山))ばかり。しかし、丹念に調べて行くとついに目的の大阪府の虎伏山の登頂記録を3件発見した。それぞれルートは異なるようですが詳細は不明。古い記録が多いので現在どうなっているかは現地調査してみるしかない。 登山口は金熊寺隣の信達神社からが2件、金熊寺梅林からが1件。 以下、それぞれの登頂記録。 1998.03.15 ペンギン夫婦の山と旅 ・ルートは金熊寺隣接の信達神社の石段を登り、尾根をたどって山頂へ。 http://blog.goo.ne.jp/kaichiro/e/f8743e0c482139ebe277cbb8f8edf806 金熊寺隣接の信達神社の石段を登り、山道に入る。近頃あった山火事で焼け残ったマツやクヌギの中を進むと小広い台地に出る。寺から1時間足らずで頂上らしい広い台地に着いた。三角点も山名板も見あたらない。焼け跡のような台地で展望は良好。四石山へ縦走の予定で1時間ほど進んだが、山焼けのあとで歩き辛く道も不明瞭で元の道を帰った。 2009.05.17 POTの山と街と無線の記録簿 ・下山ルート:虎伏山から尾根を辿り、途中から沢筋に入って金熊寺梅林へ。 https://blogs.yahoo.co.jp/potnouse77/58806421.html?__ysp=6YeR54aK5a%2B6IOiZjuS8j%2BWxsQ%3D%3D 泉南IC下の道路を進み、泉南市農業公園の奥にある池の南西側を南下。途中から山道に入る。シダが多い。尾根を伝って南下すると虎伏山。四石山方向へ30分進んだが、激藪で引き返す。虎伏山からは北西に進んで金熊寺梅林に下山した。[掲載地図からルートを推測] 2010.05.09 藤田 健次郎 ・金熊寺隣の信達神社脇から斜面に取り付き、尾根を辿って山頂へ。 http://www.eonet.ne.jp/~fujiken/repo10.htm 金熊寺隣の信達神社脇から斜面に取り付く。神社から一時間弱で山頂と思しき場所に着いた。先達者が木にテープを巻いていたが、小さく「?」の文字が添えてあった。実際,確信が持てない山頂だった。そのあと四石山に登り、山中渓まで歩き通す積もりだったのが、これがルートがつかめず、ひどいヤブコギ続きで難渋、結局、虎伏山だけで時間切れとなり、撤退した。虎伏山は三角点もなく、ふつうの地図には山名表示もない。樹間からは四石山がのぞけた。地図にもある砕石場の山腹に見えたが、今回はアクセスできなかった。 ------------------------------------------------------------------------ プロットは手入力で精度が低いです。参考程度に見て下さい。 |
写真
感想
コース状況の欄に記載した通り、山の大先輩からの依頼で長きに渡って干支の山「虎伏山」を探していた。地図に記載の無い山で、ネットやガイド本での探索に時間を要したが、7年後にようやく発見して今回の山行となった。
しかし、予想通り登山口が見つからない。275mの低山なので道さえ判れば1時間で山頂に立てる。だが、里山はここが難しいところ。
うろうろしていたら、ちょうど巡回中の若い駐在さんに声を掛けられた。金熊寺が登山口の四石山(384m)に行くものと思われたようだ。
虎伏山のことを聞いてみるが知らないとのこと。代わりに寺と神社の関係者に聞いてみましょうと、わざわざ家まで案内してくれた。しかし、どちらも外出中で会えず仕舞い。
駐在さんが知っている登山道らしき入り口があるとのことで、そこまで案内いただいた。お仕事中なのに、誠に申し訳ない。結果、その道がドンピシャで虎伏山へ通じていた。白い紐の表示もあり、尾根までは順調に到達。尾根の遡上は踏み後が不鮮明で藪や棘草に少し悩まされたが、地形図頼りに登山口から1時間強でたどり着けた。
山頂は灌木が伸び、展望は所々。それでも泉南市街と大阪湾の展望、四石山の全貌を見ることができた。天気も上々で気持ちが良い青空が広がる中、目指した山頂にたどり着き満足。念願かなってようやく大先輩に報告ができる。
帰りにお世話になった駐在さんにお礼と報告をと思い、駐在所に立ち寄ったがあいにく外出中で会えなかった。若い駐在さんの手助けがあったからこそ、容易に到達できたものと感謝している。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2681人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する