武奈ヶ岳 (坊村-武奈ヶ岳-八雲ヶ原-比良峠-比良駅)

2017年04月16日(日) [日帰り]

• GPS: 06:42
• 距離: 13.3km
• 登り: 1,075m
• 下り: 1,279m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:23
• 休憩: 1:20
• 合計: 6:43

距離 13.3km 登り 1,075m 下り 1,290m

8:58 坊村
9:28 RP御殿山１
9:50 9:51 RP御殿山２
9:56 846ｍ地点
10:17 RP御殿山３
10:27 10:29 RP御殿山４
10:45 10:46 御殿山
11:02 ワサビ峠
11:12 11:15 西南稜1120ｍ地点
11:38 12:15 武奈ヶ岳
12:25 12:26 コヤマノ分岐
12:31 12:34 パノラマコース分岐
12:45 RP八雲３
13:07 13:09 八雲ヶ原
13:25 13:40 北比良峠
13:45 神璽谷道下降点
14:17 14:20 カモシカ台
14:42 14:52 大山口
15:05 15:06 イン谷口
15:09 15:10 桜のコバ
15:41 比良駅

[GPSログについて]
積雪があった関係で夏道のルートを一部外して歩いたり、雪を避けて迂回したりしていますので御参考にならない部分も多いと思いますので御留意下さい.

上昇：1086m, 下降：1271m

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：出町柳駅 7:45 - [京都バス 10系統] - 坊村バス停
復路：比良駅よりJRを利用

コース状況／危険箇所等

今年は4月中旬というのにまだ結構残雪がありました．(夏道冬道合流部から北比良峠をこえるまで行程のかなりの割合が雪道でした.)武奈ヶ岳西南稜、武奈ヶ岳から八雲ヶ原への道のりでは広くなっている箇所も多く、特に悪天候時には道迷いなどに注意が必要と感じました．

写真

4/16 8:51

『坊村バス停』
出町柳駅から京都バス10系統に乗ると約55分で『坊村』に到着します．バスを降りて367号線を渡ると『明王院』の看板が出ていますので、そちらに進みます．ここに綺麗なトイレあり．(山中にはトイレがありませんので、ここで済まされておくのが良いと思います．)　山にはガスがかかっており、少し不安に...

4/16 9:01

比良山荘の前を通り、地主神社の鳥居の前を左折します．

4/16 9:02

明王院の赤い橋が見えてきます．この橋を渡り暫く進むと...

4/16 9:04

御殿山コース登山口があります．

4/16 9:06

登り始めから暫くは地図通り中々急な登りが続きますが、きれいにつづら折れに道がつけてあり、歩きやすかったです．

4/16 9:37

暫く登ると、登りが若干緩やかになります．

4/16 9:41

緩やかな登りを進むと苔むしたカレンフェルト(？)の様な面白い景色が見られる場所がありました． この近くに休憩できるスペースがありました．

4/16 9:45

再び登りが急になります． この辺りから晴れてきました！嬉

4/16 9:52

尾根に出てきました．標識通り左折します．

4/16 9:53

(振り返って) 木が密集せず、明るいいい雰囲気でした．

4/16 9:58

この辺りから残雪がちらほら...

4/16 9:59

いい尾根道でした．

4/16 10:07

『夏道冬道分岐』
左手が冬道、右手が夏道になります．もう春なので何となく夏道を選択しました．

4/16 10:10

『夏道』
歩きやすくて、トラバースが多い道でした．

4/16 10:12

『夏道』

4/16 10:15

『夏道』
谷筋に出てきました．地図では更に先の尾根に登って冬道と合流するような感じでしたが、雪で少し分かりにくく、谷筋の残雪にトレースがあったので、谷筋を直登することにしました．

4/16 10:19

『夏道』
残雪の可能性は考えていたのですが、ここまで残っているとは予想外でした...汗 気持ちを引き締め直して進みました．

4/16 10:23

『夏道』
この辺りは鹿が多そうですね〜！

4/16 10:32

谷筋を直登して冬道と合流．尾根道を進んで御殿山に向かいます． この辺りから普通に雪道でした．雪はかなり溶け出しており、大分もろい雪質でした．

4/16 10:46

『御殿山』
この辺りからずっと最高の眺望が楽しめました．

4/16 10:49

『御殿山』(武奈ヶ岳をのぞんで)　
ここから一旦下って『ワサビ峠』を目指します． 晴れてくれてほんまにうれしかったです。やっぱり武奈ヶ岳の西南稜の眺めは最高ですね！

4/16 11:03

『ワサビ峠』

4/16 11:14

コヤマノ岳(鈴ヶ岳)と(左奥の尖った)堂満岳の眺望

4/16 11:15

『武奈ヶ岳 西南稜』 気持ちのいい稜線歩きです〜！

4/16 11:18

『武奈ヶ岳 西南稜』

4/16 11:23

『武奈ヶ岳 西南稜』

4/16 11:28

このケルンが見えたらもうすぐ山頂です．

4/16 11:36

蓬莱山をのぞんで　
やっぱり好みやわ〜 笑　こういう優美で大きな山が好きです．北アルプスの薬師岳もたまりませんでした．

4/16 11:37

釈迦岳にもいつか行かねば！

4/16 11:40

『武奈ヶ岳 山頂』
素晴らしい景色を楽しみながら歩いているとすぐに到着しました．

4/16 11:40

『武奈ヶ岳 山頂の仏像』
お不動様、如意輪観音、地蔵菩薩... 色々な仏様がお祀りされていました．

4/16 11:50

大好きな蓬莱山を見ながら昼食を頂きました．今回軽量バーナーを新調したのですが (SOTO マイクロレギュレーター ウインドマスター)．軽くて確かに風にも強くて、いい感じでした．

4/16 12:19

後ろ髪ひかれますが、滋賀側に下山開始．

4/16 12:24

滋賀側は残雪の量がかなり多かったです．雪がもろく、下が溶けているところも多く2-3回、太腿辺りまで踏みぬきました．乙女の様な悲鳴を上げそうになりましたが、大人なので我慢しました 笑

4/16 12:31

コヤマノ分岐を越えた次の分岐から八雲ヶ原を目指しました．

4/16 12:35

4/16 12:43

このルートは少し分かりにくいところもありました．

4/16 12:48

堂満岳にも上がろうと思っていたのですが、山頂付近には結構雪が付いていて危険かもしれず、予想外の残雪で予定より大分時間がかかっていたので、今回は無理せず北比良峠からダケ道経由で下山することにしました．

4/16 13:05

(振り返って)『比良スキー場跡』

4/16 13:05

『八雲観音のお堂』
スキー場の斜面を降りきると八雲ヶ原に到着しました.八雲ヶ原は琵琶湖の一大水源とのことですが、この八雲観音様が護ってくださっているとのことです.有難いです．

4/16 13:08

『八雲池』

4/16 13:10

『八雲池』

4/16 13:11

雪道を進んで北比良峠に進みます．この辺りに子鹿がいました．

4/16 13:12

雪解け水は澄んでいてとても綺麗でした．

4/16 13:15

4/16 13:16

北比良峠まで少しですが登り返します．

4/16 13:29

『北比良峠』
ここも眺望がとても良いところでした．

4/16 13:29

『北比良峠』(振り返って)　
コヤマノ岳と武奈ヶ岳

4/16 13:30

『北比良峠』(琵琶湖方面の眺望)
琵琶湖方面も実にいい眺めでした．地図をみてみると琵琶湖から切り離されたように見えるのが近江舞子水泳場に接する『内湖』、沖に見える島は『沖島』の様です．

4/16 13:46

『北比良峠』
釈迦岳も真近に見えました．

4/16 13:56

堂満岳、きれいなお山ですね〜！是非登ってみたいです．

4/16 14:09

『ダケ道』
概ね下りやすい道でした．このような大きな岩がゴロゴロしていました．

4/16 14:10

『ダケ道』

4/16 14:18

『カモシカ台』

4/16 14:36

『ダケ道』

4/16 14:52

『大山口』綺麗な流れでした．休憩できる場所がありました．

4/16 14:52

『大山口』

4/16 14:55

今日も楽しかったな〜！

4/16 15:01

暫く舗装路を歩きます．

4/16 15:07

ここを右折すると...

4/16 15:10

もうないと思っていた舗装路でない道が 嬉

4/16 15:39

Google Mapに教えて貰って比良駅まで歩いて帰宅しました．

4/16 15:41

比良駅から堂満岳をのぞんで　堂満岳、ほんまに綺麗なお山ですね〜　今回の山行で惚れ込みました 笑

撮影機器：

X-Pro2 FUJIFILM

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ガスカートリッジ コンロ コッヘル

感想

petit-prince

この週末は天気が良ければ比良山系、天気が良くなければダイヤモンドトレイルの続きでもあるこうかなと思っていました．
嬉しいことに晴れの予報だったので、高校時代に合宿でテント泊して以来約20年ぶりに武奈ヶ岳に上がってきました．
稜線の素晴らしい景色、北山、比良山系、琵琶湖の素晴らしい眺望、美しい自然...昔と変わらず魅力溢れる素晴らしいお山でした．

入山時には山頂付近がガスが覆われていて心配でしたが、西南稜に着く頃にはバッチリ晴れてくれました．有難かったです．

比良山系の雪は例年4月中旬には無くなるというイメージを持っていたのですが、予想を覆されて行程の結構な割合を雪道歩きすることになりました．溶けかかってぐずぐずになった雪質でちょっと歩きにくかったですが、この時期に雪道を楽しめて嬉しかったです．かなり脆くなっているところもあり2-3度、太腿あたりまで踏み抜いてしまいました．乙女の様な悲鳴を上げかけましたが、大人なのでぐっとこらえました 笑

堂満岳にも登りたかったのですが、山頂付近に雪が付いていてソロでは危険かも知れないと感じ、また思わぬ残雪で予定より大分時間がかかっていたのもあり、今回は無理せずダケ道経由で降りてきました．

比良山系はやっぱりいいですね〜！天気が良ければ次は蓬莱山に上がろうかなと思います〜