銚子ヶ口 〜息子5歳最後に1000m越え〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 753m
- 下り
- 736m
コースタイム
天候 | 文句なしの晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
尾根から沢沿いに行く途中のトラバースで急な雪渓を横断するのが怖かった。 来週にはなくなるだろうけど。 |
写真
感想
いつも言うが久々のレポになります。
やっと冬眠から覚めた感じです。(だって寒いのと雪は嫌いやし)
3月のマラソンも終わり、これからは登山開始の季節。
今週20日に息子のコウは6歳になります。
そしてこの日の天気の良さ!
6歳になる前にやらねばならぬ試練がある。
それは標高1000mを超えることだ。
かといって三重県側鈴鹿は無理、北部は残雪多し。
なのでちょうど良さそうな山、調子ヶ口に決めました。
この山は俺も初めてなのでワクワク気味♪
登山道はほとんどと言って良いほど植林地帯。
山頂近くまで植林ってのも鈴鹿では珍しい。
尾根歩きは途中あるけど少しだけ。
そこに唯一花があるけどイワカガミ、イワウチワはまだみたいだ。
今年は雪が非常に多かったので花も遅れてるな。
尾根から沢沿いに移行するも、途中に最大の難所があった。
それは急斜面でのトラバースに雪渓がなだれてる箇所だ。
ここを横断する必要があるが、雪上で落ちたら下の沢まで落ちる。
コウが雪の手前のぬかるみに足を取られ、滑落寸前!
手の届く位置で止まったから良かったけど、コウは大泣き。
こういう箇所は気をつけなきゃダメなんだ。
横断するのに10分間ためらったけど、意を決して踏み入れるも意外にも踏み跡がしっかりしてたので通過成功!(でも帰りにまた通らなきゃいけないんやよな)
沢沿いは何の魅力もない植林地帯に加え、残雪、数ある倒木で登山道は塞がれてる箇所が多く苦労する。 やはり大雪による影響は大きいものだ。
植林地帯から抜けると沢も詰め、目指してる尾根が見えてきた。
ここにきて標高1000m到達! コウめ、やったな!
尾根にたどり着くと鈴鹿の主峰達がお出迎えしてくれた。
俺としても久々に1000m以上の山に戻ってこれたので嬉しかった!
思わず口にする「ただいま!」
山頂直下を登り切り、まずは東峰到着!
そこからの景色は素晴らしいの一言。
鈴鹿の真ん中だけあって主峰のほとんどが拝められる。
その中で登ってない山はただ一つ、釈迦が岳なんよな。
しかしコウ連れてくのはまだ怖いんよ。
山頂にいたお2人とも会話が弾み、仲良くなれた♪
ごちそうももらったりしたので感謝です。
飯を食べた後に三角点(山頂)に向かった。
ここは樹林帯で景色はないがシャクナゲの森だ。
ここでの残雪で貴重なものを見た。
それは雪に埋まってる木の枝が雪から勢いよく飛び出してくる光景だ。
これにはビックリした。
東峰に戻り、最後に景色を十分に堪能して下る。
登山道が分かりにくい沢沿いの植林地帯だが、下る方が登山道が分かりやすかった。
そして最大の難所の雪渓横断は融雪進行中にて雪が緩くなっており、更に危険度がましていたけどさっさと切り抜け横断成功!
無事に下り切り、登山終了!
コウにとって色々と大変な登山だったと思うがまた一つ壁を乗り切った。
何度も言うが、コウは自閉症です。
それなのにここまで健常者よりも頑張れてるのは物凄く自慢なのです。
幼稚園の年長さんが標高1000mの山を登る、実現出来てよかった!
そしてコウ、ホンマにお疲れさん! 凄かったで!
コメント
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また一つ、難関をクリアしましたね。
読んでいて清々しい気持ちになりました。
あの赤ん坊だったコウくんが1000m越えを果たすなんて
あの時は思いもしませんでした。
いつも厳しさと愛情があふれる山行に感動です
山頂での親子の記念撮影が特に良いです。
更にたくましくなりましたね
mountrexさんこんばんは。
ここまで来るのに6年近く掛かったけど、夢叶ったりでホンマに嬉しい
こういう山に登れるとなると鈴鹿の代表的な山も今年のステージとして登れます。
山頂に立った時に鈴鹿の山々が「おかえり」と言っているように感じるほどに出迎えてくれたので、その山々にコウと一緒に登り息子を紹介していこうと、今年はそういう登山をしていこうと思います(笑)
俺もコウが赤ちゃんの時にはこういうの想像出来なかった。
ホンマにたくましくなったで!(親バカです、はい)
いいねえ!
gakukohと申します。
お父さんと息子さんのコラボ!
きっと、山好きに息子さんになりますよ。
自然に触れることは、一番の情操教育。
やさしいお子さんになるでしょう。(g)
gakukohさんコメントありがとうございます!
こういった親子登山をし続け4年(間を空けた期間もあるが)、ここまで成長したんやなと実感しました。
山好きになってくれてれば良いけど、コウは俺と一緒に登るのが嬉しいみたい^^
そして親である俺自身がいつまでもコウと一緒に登りたいと切に思想うようになりました。
これからもこういった登山は続けていくつもりですので宜しくです。
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