リベンジ達成、鳳凰山、観音岳まで
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- GPS
- --:--
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,854m
- 下り
- 1,854m
コースタイム
ヘッドライトで歩きました。雪は全くありません。いつもの山道です。
4:40夜叉神峠
夜叉神小屋裏のトイレを初めて使用しましたが、とてもきれいでした。快く100円を入れました。ここから杖立峠までも全く雪はありません。1ケ所急な登りがあります。
5:45杖立峠
杖立峠から、焼跡までも全く雪はありません。この区間は、登っているときはさほど思わないのですが、下りの時は結構な急勾配です。3月11日に来た時にカモシカの死骸が登山道に横たわっていた場所には、そのカモシカに物と思われる毛が付着していました。
6:25焼跡
前回登った時と一番違う場所がここですね。ケルンがほぼ完全に埋もれていたのに、今日は全く雪がありません。ここから急登をのぼり樹林帯に入ると雪がかなり残っています。トレースはたくさんありますが、ありすぎて迷います。凍結個所もありますが、そこを避ければアイゼンなしでも十分行けます。
7:05苺平
ここもまだ雪が残っています。南御室小屋までの下りが少し難儀しました。結構踏み抜いてしまいまいた。風がかなり強く吹いており、木が揺れてぶつかり、音をたてています。
7:45南御室小屋
小屋まで来ると小屋の周りには雪がありません。風の通り道になっているようで白峰3山側から吹き抜けています。小屋から樹林帯に入り、初めの急登は夏道を通ると雪もなく楽でした。この区間も雪が残っており凍結個所もあります。私はここでゲイターと軽アイゼンを装着しました。3月11日は、この区間がとても長く感じられて、雪も深くてバテバテになりましたが、今日はそれほどでもありませんでした。
9:05砂払岳
稜線に出ると風は思ったほどは強くありません。空は青く快晴です。雪はありません。
9:15薬師小屋
小屋の付近は、まだかなり雪が残っています。小屋番の方が機械を使って除雪されているようです。小屋から薬師岳までは積雪で道が見えませんが、小屋番の方が赤スプレーで表示してくれているので、そこを歩けば踏み抜くことはありませんでした。
9:30薬師岳山頂
山頂も雪は、ほとんどありませんが、八ヶ岳側にはまだ雪が残っていますね。通行には支障はありません。
10:05観音岳山頂10:15
薬師岳から観音岳までの尾根道にも雪は、ほとんどありません。雷鳥君が生息しているらしい、八ヶ岳側のハイマツ帯には雪が残っています。
10:45薬師岳
10:50薬師小屋11:00
11:10砂払岳
12:10南御室小屋12:15
13:15苺平
13:55焼跡
14:30杖立峠
15:25夜叉神峠
16:10夜叉神峠登山口
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下山後は、中央高速道路、談合坂サービスエリアのレストランでほうとうを食べて帰りました。 |
写真
感想
3月11日に強風のため行くことが出来なかった観音岳。下りでは雪が舞い始めて地震に遭遇。世の中はもちろんですが自分的にも大きく変動したこの2ケ月。あの時から続いていた登山を終わらせるために、再び観音岳までの山行を急遽計画しました。
10日程前に左膝を痛めて、運動をしていなかったのですが、腫れがひき前日30分ほど走った感じでは何の違和感もなかったので大丈夫だろうと思い、天気予報もバッチリなので登ることにしたのですが、結果的にはとても甘い判断でした。途中で膝は痛み初め、運動をしていなかったからか呼吸も苦しく、何度も心が折れそうになりながら、とりあえず行けるところまで歩こうと。南御室小屋で引き返そうと思ったのですが、まだ歩けそうなので稜線を見るまで頑張ろうと・・・・。樹林帯の中に入り急登を越えてからしばらく歩き、雪の登りを見た時に、ついに、ここで引き返そうと観念しました。しかし、この時、後ろから歩いて来られた方に何気なく声をかけて頂き、それでもう一度歩こうと決意して前進。何とか稜線に出ると、あまりの絶景にテンションが上がり、疲れを忘れて一気に観音岳までピークハント。でも観音岳の山頂に立った瞬間に現実にもどり、夜叉神峠の登山口までの長い道のりを考えると帰れるだろうかと心配になり、ドラエモンのどこでもドア?があればと、疲れて朦朧とした頭の中でわけのわからないことを妄想していました。
幸いにも、まだ時間はかなりあったので、下りはとにかく小休止を多くとりながら、登りと同じくらいの時間をかけて、ゆっくり降りてきました。今回は自分の限界を越えたような気がした山行でした。
鳳凰お疲れ様です。
リベンジおめでとうございます。
好天の稜線で展望も良かった様で何よりです。
膝の具合はいかがでしょうか。
私も山頂で、「もし今リフトやケーブルで下山できたら5千円だったら乗ってしまうな」と思うことが多いですね
膝が痛い時には1万円でも良いですね。
でも膝が痛い時には歩き方やグッズを研究する良い機会だと思いますよ。
はじめまして。
素晴らしい景色ですね。
雪が融けたらトライしてみたいと思っていたのですが、
もう軽アイゼンでも行けるのですね。
記録、とても参考になりました。
sssさん、こんにちは。
同じ日に誰かヤマレコさんが鳳凰三山に登ってないかとチェックしてみたら、sssさんが登っていたのですね。
観音ヶ岳に着いたのが、僕の方が1時間くらい遅かったのは残念でした。
この日は少し風は強かったですが、絶好の登山日和で良かったですね。
きっと僕が抜かれた夫婦の方には、sssさんも会われたのでは無いでしょうか?
MATSUさん、いつもコメントありがとうございます。
鳳凰山から帰って来て、今後のためにサポートパンツを購入しました。
はじめまして。
山頂からの下りでは、あまりにも辛くて当分来たくないないなと思ったのですが、今は、あの景色をまた見たくて仕方がありません。鳳凰の稜線ハイクは麻薬?のようですね。
Futaroさん、コメントありがとうございます。
Futaroさんの歩かれたコースを拝見すると、地蔵岳まで歩いてピストンするよりも、そのまま進み白鳳峠から広河原まで降りて林道を歩いて夜叉神まで戻る方が楽なのですかね。
噂のご夫婦には、登りの薬師岳手前で抜かれて、帰りの夜叉神峠登山口で私が着替えて車で帰る時にちょうど降りて来られました。
sssさん、今晩は。
そのとおりだと思います。距離は周回ルートの方が長いですが、実際に歩くと、地蔵岳で折り返す方がきついです。それに違う景色が見れて面白いですし。
但し積雪期は、確実に周回ルートの方がきつくて困難だと思います。
以前、私は夜叉神から広河原まで縦走したことがあるのですが、白鳳峠からの下りの急勾配には苦労した想い出があります。
私は、軟弱なので無雪期は広河原からバスに乗ってしまいそうです。
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