四ツ又山から鹿岳周回 アカヤシオ満開
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- GPS
- --:--
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 944m
- 下り
- 926m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
15、6台駐車可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
四ツ又山から鹿岳間は整備されハシゴ、ロープ、クサリも設置されている 鹿岳から西方のルートは不明瞭でテープ目印が頼り |
写真
感想
上信越道を走ると下仁田インターの手前で正面に特異な山が見える。
富士山型で山頂部がギザギザな山とラクダのコブのような山。それぞれ四ツ又山と鹿岳(かなたけ)で、興味をそそるがこれまで登った事がなかった。
毎年この時期はアカヤシオの花を見に西上州の山に出かけているが、そんな訳で今年はこの二つの山に登ろうと決めていた。
今日はまず四ツ又山に登り、そこから縦走して鹿岳へ。下山は木々岩峠方面に進んで下山する周回コースを選択。
南牧村の下高原の鹿岳無料駐車場に駐車。ここは事前データでは南牧ハーブガーデンとあったが、それらしき施設は無く閉鎖されたのか山の中にしては広い駐車スペースとなっている。
まず、四ツ又山登山口まで車道を下る。途中の民家の入口に鹿の頭骨が飾ってあり、見ていると奥から「写真を撮るならいいけどホントに盗っていっちゃダメだよ」と声をかけられた。但しその声は笑っていた。
そしたら、そこから少し下ったところで上の方からガタガタ物音がするのでその方をみると、何と本物のシカが頭にまさにシカ除けネットをからませて暴れていた。かわいそうだが、勝手に入り込むわけにもいかず、そもそも自分ではどうしようもできないのでそのままスルー。(帰路の際に見たらもういなかったので地元の方が何とかしただろう。)
ちょっと下って四ツ又山登山口。ここから林道を少し登っていくと本格的な山道となった。杉林の植林帯を緩やかに登り、雑木となって傾斜が増してきたところで天狗峠。ここには場違いと思われるような道路標識みたいな案内板があった。脇の杉の木の下には天狗様の石像が鎮座していた。
ここから四ツ又山に登り上げる。その名の通り四つのピークがある。
最初のピークが主峰のP1で難なく到着。山頂には立派な石像があった。石像はP2、P3にもあり、信仰の山だとわかる。P4には石像の代わりに小さな祠が座っていた。山頂部にはアカヤシオが少ないながらもちらほら咲いていた。
マメガタ峠へはけっこうな急降下。峠は小広く気持ちのいい場所でトカゲさんが気持ちよく日向ぼっこしており近づいても逃げず。
さて、ここからは鹿岳への厳しい登りが始まる・・・と思っていたら、まずはミツバツツジの群生に出会う。その下をさらに登ると今度はヤシオツツジの群生が。満開のその上に鹿岳の岩峰がそびえている。
岩壁の直下からは回り込むように道が付いており、足元に気をつけながら登ると一ノ岳と二ノ岳の鞍部に着いた。
ここにザックをデポして一ノ岳に向かう。目の前に立ちはだかっているように見えた岩もうまく道が付けられていてすぐに一ノ岳山頂に着いた。さっきいた四ツ又山が目線の少し下に見える。ほかにも西上州の山々が霞んで見え気持ちい風景。
少し休んで二ノ岳に向かう。いったんコルに戻ってさらに進むと危なげな木を組んだハシゴが現れ、「ひとりづつ」文字が。そこを登ると今度はクサリが現れ岩壁の狭いテラス状のところを斜上するように登っていき、やっと二ノ岳山頂に着いた。
山頂からちょっと離れた岩峰に移動すると丁度いい休憩スペースが見つかり、昼食タイムとする。目の前にはアカヤシオが咲いていて眺めながらのんびりする。
下山は西方へ。木々岩峠方向となるが、これまでと違って道は細くなり、いきなり足場の悪い急降下が始まる。ロープが付けられているのでほぼこれに頼って下る。緩やかになったと思ったら道は不明瞭で踏跡を見つけづらい。テープを頼りに進み、徐々に下って行くと道型が現れた。これがおそらく木々岩峠道で、これを下って行くと林道となり、やがて車道に出た。
あとはのんびり車道を歩いて駐車場まで戻った。
アカヤシオは思ったより少なかったけど、変化に富んだ道でルーファイがちょっとだけ必要な場所もあって面白かった。
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