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Yamareco

記録ID: 1113161
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳 〜 三本滝レストハウスから 〜

2017年04月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:06
距離
9.8km
登り
1,218m
下り
1,205m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:11
休憩
0:54
合計
6:05
距離 9.8km 登り 1,218m 下り 1,218m
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◇三本滝レストハウス前の駐車場に自家用車を駐車。
・40〜50台は駐車可能。
・スタート時の余裕はあと10台ほど。下山時は路駐の車あり。
コース状況/
危険箇所等
【駐車場⇔ツアーコース終点】
▼往路では、雪がよく締まっており、沈み込みはほとんどなし。帰路では、平均くるぶし程度の沈み込み。
【ツアーコース終点→山頂】
▼肩の小屋口付近でアイゼンを装着し、念のため、ピッケルに換装。
▼沈み込みはなく、アイゼンが程よく効く雪の状態でした。
▼今回は、雪崩が起きにくそうな雪の状態だったため、肩の小屋口から転進して、山頂から西北西に延びる尾根(山頂から高天原に延びる「県境尾根」の一本北の尾根)で山頂に登りつめました。雪崩が起きそうな雪質の場合、今回自分たちが取り付いた地点より標高が下の地点から取り付いたほうがよさそうです。
【山頂→ツアーコース終点】
▼標高1900mほどまではアイゼンが効く歩きやすい雪質でした。
▼今回稜線から下る際に使用したルートは、雪崩のリスクを考えると、賢いルート選択ではありません。
その他周辺情報 ☆乗鞍高原湯けむり館で入浴。
・大人720円。
・青みがかった白濁の硫黄泉です。
・かけ流しの良質なお湯。
今回は、三本滝レストハウス前からのスタートです。
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今回は、三本滝レストハウス前からのスタートです。
除雪された舗装路を二ヶ所横切って、リフト最上部までやってきました。
ここからは歩いたことのある道です。
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除雪された舗装路を二ヶ所横切って、リフト最上部までやってきました。
ここからは歩いたことのある道です。
ツアーコースを登りつめていく。
沈み込むようなこともなく、だからと言って、滑り止めを着用せずともスリップするようなこともなく、とても歩きやすい。
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ツアーコースを登りつめていく。
沈み込むようなこともなく、だからと言って、滑り止めを着用せずともスリップするようなこともなく、とても歩きやすい。
南アルプスや中央アルプスが一望できる高さまで登ってきました。
南アルプスは甲斐駒ヶ岳から赤石岳まではっきり見えています。
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南アルプスや中央アルプスが一望できる高さまで登ってきました。
南アルプスは甲斐駒ヶ岳から赤石岳まではっきり見えています。
ツアーコース終点までやってきました。
ここを一登りすると雪原となります。
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ツアーコース終点までやってきました。
ここを一登りすると雪原となります。
山頂がだいぶ近づいてきました。
この先で少し休憩しました。
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山頂がだいぶ近づいてきました。
この先で少し休憩しました。
槍ヶ岳や穂高連峰が見えてきました。
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槍ヶ岳や穂高連峰が見えてきました。
山頂方面を望む。
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山頂方面を望む。
とりあえず、この時点では、肩の小屋を目指しました。
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とりあえず、この時点では、肩の小屋を目指しました。
この画像に写っている建物が肩の小屋口のトイレです。
この先で、アイゼンを装着しました。
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この画像に写っている建物が肩の小屋口のトイレです。
この先で、アイゼンを装着しました。
雪質や先行者の歩き具合から判断して、雪崩の恐れは低いだろうと踏んで、西北西に延びる尾根から山頂に登りつめることにしました。
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雪質や先行者の歩き具合から判断して、雪崩の恐れは低いだろうと踏んで、西北西に延びる尾根から山頂に登りつめることにしました。
この辺りは雪崩の通り道になるかもです。
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この辺りは雪崩の通り道になるかもです。
摩利支天方面を望む。
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摩利支天方面を望む。
コロナ観測所を拡大。
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コロナ観測所を拡大。
広い尾根に乗りました。
広い尾根に乗りました。
北アルプス核心部方面。
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北アルプス核心部方面。
青空を目指して登りつめていく。
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青空を目指して登りつめていく。
高天原に阻まれ見えなくなっていた南アルプスと中央アルプスが再び見える位置まで登ってきました。
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高天原に阻まれ見えなくなっていた南アルプスと中央アルプスが再び見える位置まで登ってきました。
槍ヶ岳、穂高連峰を拡大。
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槍ヶ岳、穂高連峰を拡大。
笠ヶ岳から抜戸岳に至る稜線を拡大。
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笠ヶ岳から抜戸岳に至る稜線を拡大。
笠ヶ岳をさらに拡大。
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笠ヶ岳をさらに拡大。
常念岳方面を拡大。
奥に大天井岳から常念岳が、その手前に霞沢岳が見えている。
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常念岳方面を拡大。
奥に大天井岳から常念岳が、その手前に霞沢岳が見えている。
御嶽山がついに見えました。
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御嶽山がついに見えました。
周辺の景色を楽しみながら、ゆっくり登っていきます。
それにしても、青空が近い!
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周辺の景色を楽しみながら、ゆっくり登っていきます。
それにしても、青空が近い!
槍ヶ岳から常念岳
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槍ヶ岳から常念岳
奥穂高岳 ‐(吊尾根)‐ 前穂高岳を拡大。
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奥穂高岳 ‐(吊尾根)‐ 前穂高岳を拡大。
中央アルプスを拡大。
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中央アルプスを拡大。
ついに山頂の祠が見えてきました。
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ついに山頂の祠が見えてきました。
山頂に到着!
白山方面
別山から白山本峰を拡大。
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別山から白山本峰を拡大。
笈ヶ岳、大笠山方面を拡大。
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笈ヶ岳、大笠山方面を拡大。
山頂から一段下がった地点でゆっくり休憩しました。
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山頂から一段下がった地点でゆっくり休憩しました。
御嶽山を拡大。
木曽駒ヶ岳を拡大。
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木曽駒ヶ岳を拡大。
それでは、下山します。
ここからは少し風が強く、まだ冬の気配が残っていた。
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それでは、下山します。
ここからは少し風が強く、まだ冬の気配が残っていた。
快晴の青空と北アルプス
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快晴の青空と北アルプス
山頂を振り返る。
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山頂を振り返る。
朝日岳と蚕玉岳のコルから最短距離で下ることにしました。
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朝日岳と蚕玉岳のコルから最短距離で下ることにしました。
雪が吹き溜まっている所もありました。
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雪が吹き溜まっている所もありました。
ツアーコーストップでアイゼンを外し、トレッキングポールに換装した上で、お気楽に下っていく。
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ツアーコーストップでアイゼンを外し、トレッキングポールに換装した上で、お気楽に下っていく。
あっという間に、三本滝レストハウス前の駐車場まで戻ってきました。
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あっという間に、三本滝レストハウス前の駐車場まで戻ってきました。

感想

雪山シーズンは、いよいよ終盤。
良い雪質と展望を求めて乗鞍岳に向かいました。

この日は、放射冷却で朝のうち少し冷え込んでいました。
しかし、そのおかげで、空気が澄み、春とは思えないほど遠望が効く、絶好の登山日和となりました。

来週末とGWは休日出勤となりそうなので、今回が今シーズン最後の雪山となりそうですが、雪山シーズンを締めくくるにはふさわしい素晴らしい山行となりました。

休暇村を過ぎ三本滝の駐車場に着くと、すでに多くの車が停まっていました。
関東ナンバーの車も多く、ほとんどがバックカントリーの方々です。

樹林が切り開かれたスキーツアーズを、ソフトシェルで快調に登って行きました。
だだっ広い位ヶ原を過ぎて、肩の小屋口のトイレの所まで上がった所でフル装備。
ナノパフを中に着込みハードシェル、12本アイゼン+おまけのピッケルです。
通常は肩ノ小屋から蚕玉岳のルートですが、昨年歩いたので大雪渓下部を横切って岩やハイマツ帯を縫うように本峰に直登しました。
山頂は風も弱く、春とは思えぬ展望の効く快晴で360度の大展望を楽しみました。

下山後は定番の「湯けむり館」ですが硫黄の良泉で、先ほどまでいた乗鞍岳を望みながらゆっくりと浸かりました。

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コメント

こんばんは
usofuyuさん、お久しぶりです。
今回の山行、楽しく拝見させていただきました。
昨秋、乗鞍岳を初めて登ったのですが、その時のルートと比べて冬場はこのようなルートを通っていけるんだと、ごつごつの岩場で歩けないような所も積雪(残雪)期には歩けるルートがあるんだと、驚きをもってみました。
私は雪山用装備も経験も持っていないので、今回のような山行はできませんが、
写真を見ながら想像を膨らませることができて、楽しむことができました。
2017/5/9 0:14
Re: こんばんは
ichi11さん、お久しぶりです。

積雪期の山登りはルートの融通が利くのも面白いですね。
とはいっても、雪崩や滑落のリスクなんかもあり、ルート選択も難しいです。
自分はまだまだです。

他の方のレコを見るのって、楽しいですよね。
自分は、GWはほぼずっと休日出勤となり、山には行けなかったので、ヤマレコで山行記録見て満足してました。
2017/5/9 5:51
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