多紀連山 御岳から西ケ岳 【西の覗】の謎
- GPS
- 07:19
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 965m
- 下り
- 966m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
御岳から西ケ岳へのアプローチは、荒々しい岩肌の道やアップダウンが多く体力を消耗します。特別危険な山ではありませんが穏やかな山歩きというには程遠い登山道が多いです。 赤実線のログと画像の位置は、実際のGPS記録を同期させたものです。 |
写真
感想
4月23日(日)☀晴れ☀ やや強い風
兵庫県篠山市、多紀連山(多紀アルプス)最高峰の山、
御岳(793m)と脇侍的な山、西ケ岳(727m)をめぐって
きました。
駐車地は林道の頂上にあるオオタワ無料駐車地を利用します。
駐車地より御岳までほぼ直線的に登ります。素直な登山道で
鎖場は1ケ所ありますが、特筆する場所もなくすぐに山頂に到着
できます。
御岳から西ケ岳へは6つ7つ、大小ありますがアップダウン
が連続していて、急傾斜や少しざれていたりと、多紀連山
ならではの登山道を経て山頂を目指すことになります。
西ケ岳に向かう途中に、オオタワの駐車場にある案内板に記載
されている「西の覗」を確認するべく、レコでも予習をして
行ったのですが、結果なんと2ケ所の「西の覗」を発見して
しまい、いったいどちらが本当の西の覗なのか、また謎ができて
しまいました。
栗柄分岐を栗柄方面へ進むと、1/25000地形図にあるP650直下
にレコで予習していた「西の覗」があるのですが、西ではなく東を
覗いていて、意味不明のまま御岳へ向かいました。すると御岳に
近づいていく途中、もう一つの「西の覗」プレートを発見してしまい、
こちらは真西を向いていました。小さなプレートが足元に置かれて
いたので、最初気づくことができませんでした。
なんかフに落ちないままの確認となりましたが、場所も分かりました
ので良いことにしましょう。
下山は大岳寺方面へ向かい小金ケ岳へ向かう予定でしがた、ちょっと
したアクシデントがあり断念して林道を登り返し駐車地へ。
晴天のもと終始笑いの絶えない友人との山行が楽しめた一日でした。
コメント
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私は多紀連山をホームグランドとしています。
西の覗きの疑問についてですが、西の覗きがあれば東の覗きもあります。多紀アルプスといわれる山域は鎌倉、室町時代に大峰山の修験道場に呼応して丹波修験道場として隆盛を誇っていました。しかし大峰修験道場との勢力争いで大峰僧兵の襲来を受け滅びてしまいます。その行場の名残りが各所に残っています。
西の覗き、東の覗きもそうしたものの一つです。西向きだから西の覗きではなく西の方にある覗き、東の方の覗きという意味です。ちなみに東の覗きは小金ヶ嶽の東にあります。落ちていた看板は私が思うに西の覗きの方向を示したものではないかと思っています。
その時代の窟や洞などもあるそうですが何分昔のことですので、場所も定かでなくなっています。いくつかは探し当てましたが未だに分からないものもあります。消失したのかもわかりません。
長々と書いてすみません。また季節を変えてお越しください。
tanbazaru様
はじめまして、コメントありがとうございました。
私も多紀連山が好きで、ちょくちょくおじゃましています。
おっしゃる通り、オオタワ駐車場の案内板には、小金ケ岳と
小倉タワの間に「東の覗」が記載されていたのを記憶しています。
なので、広い範囲で見て「東西の覗」という解釈はよく理解
できました。
私がみつけた2つ目と言っている「西の覗」の案内板は、[落ちていた]と
いうふうではなくて、小さなケルンの上に添えられていた。と言った
ほうがしっくりときます、意図的にそこに置かれていたという感じです。
その5Mほど先が、西側を一望できる感じでしたので「あっ!ここにもある」
と思った次第です。
今回は過去に見つけられなかった「西の覗」が初めて確認できとても
満足しております。
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