鶴島御前山から倉岳山・高畑山へ〜前道志を東から西へ縦走します!〜前編
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- GPS
- 11:08
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,966m
- 下り
- 1,831m
コースタイム
- 山行
- 9:55
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 10:53
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アップダウンが厳しいルートなので足元注意ですが、危険と感じたところはありませんでした。 |
その他周辺情報 | 上野原駅のトイレはホーム上にありますのでご注意ください。鳥沢駅にはトイレはないようです。コンビニは駅の辺りには見かけませんでしたが、自販機はあります。 |
写真
感想
新緑の季節となりましたので以前から歩いてみたいと思っていた前道志に行ってきました。実は40年程前に歩いたことがあるのですが、当時の写真が手元に残っていましたのでついでにアップしてみました。景色の変わりようには驚かされました。
前道志の縦走は東から西へ2回に分けて歩くつもりです。今回は上野原から高畑山まで縦走してきました。この山域は標高が低いと思ってなめてかかると返り討ちに遭いますのでご注意ください。
上野原駅からまずは御前山を目指します。御前山は以前から注目していた山で特徴的な山容から是非登ってみたいと思っていました。
駅から道標に導かれて車道を進んで行きますが、途中に「鶴島のムクノキ」の標識がありましたので寄ってみようと思い進んでみました。ところがこの道は御前山には直接行かないようなので立ち寄りを諦めて正規の道に戻りました。
墓地の脇から尾根に取り付きますが、予想したとおり急斜面を登って行きます。お助けロープが連続する厳しい登りでした。下りで使うには大変そうですね。
御前山周辺は以外にもツツジが多くてちょうど見頃でした。場所によってはこれから咲き始めるところもありましたのでしばらくは楽しめそうですよ。
御前山からの下りは激下りになってます。御前山はどちら側から登っても大変な山ですね。
登山道は途中からゴルフ場の脇を進むのでフェンスが目障りですが、新矢ノ根峠までの辛抱です。新矢ノ根峠から先は新緑とも相まって非常に気持ちのよい尾根道が続いています。いい時期に来れて幸運だと思いました。お勧めです。
高柄山で生藤・陣馬山方面の展望を楽しんでから新大地峠に向かいましたが、道標の行き先は大地峠となっているのに高原地図では新大地峠となっています。新旧大地峠があるので非常に紛らわしいです。やはり地図表記と現地表示は統一して欲しいものです。
矢平山は展望が良くありませんでしたが、枝越しに富士山が見えました。山頂付近の新緑はちょうど芽吹き始めたばかりでした。場所場所によってばらつきがあるようですね。矢平山からの下りも激下りです。下りの途中で富士山が綺麗に見えるポイントがあります。(頭だけですが・・・)
丸ツヅクの山頂には道標がありませんので進む方向を間違えないようにご注意ください。(山名表示はあります)
寺下峠を過ぎて鳥屋山手前の尾根から少し外れた三角点に立ち寄るつもりでしたが、ちょうど猟師さんがいて狩猟中なので止めたほうがいいと言われましたので諦めました。ちょっと残念。
倉岳山の登りは山容から分かるとおりかなりの急登です。しかも足元が滑り易くなっていて登るほうも大変でしたが、下ってくる方も苦労している様子でした。
倉岳山は比較的遅い時間(15時前)にもかかわらず結構な人数の方々が登ってきていました。いったい皆さんどこから登って来たのでしょうか?
秀麗富嶽十二景に選ばれている山ですが、生憎富士山は霞んでいました。時間も遅いし時期的にもしょうがないと思いますがちょっと残念です。
倉岳山から穴路峠への下りも激下りです。ここまでの前道志縦走は急登、急降下の繰り返しですね。結構疲れます。
立野峠、穴路峠共に昔からある峠道のようです。最近こういった峠道が廃道化して消えていくのは寂しいなと思っていましたので是非残して欲しいですね。私もいつか越えてみたいと思っています。
時間的に厳しい状況であればここから鳥沢駅に下るつもりでしたが、大丈夫そうなので予定どおり高畑山に寄っていくことにします。
高畑山も秀麗富嶽十二景に選ばれている山ですが、倉岳山と同様に富士山が霞んでしまっています。もったいないなぁ。
ここで鈴ヶ音峠まで足を延ばすか、予定どおり鳥沢駅に下るか迷いました。
朝日小沢上のバスの時間に間に合うか微妙なところでしたので結局鳥沢に下ることにしましたが、高畑山の下りがこれまた激下りで次回の登り返しのことを考えるとやはり鈴ヶ音峠に行けば良かったと下りながら後悔しました。
穴路峠に向かう道まで下りてくるとほっとします。ちょうど沢に降りれましたので顔を洗って一休みしていたところ、どこからか動物の鳴き声がします。ブヒブヒ聞こえましたのでイノシシかと思い早々に立ち去りました。もしそうなら危ない危ない。
林道に出て貯水池を過ぎるとゲートがあります。遠めに見るとゲートが閉められているので焦りますが大丈夫です。フェンスの脇が開閉出きるようになっています。
後は鳥沢駅まで道標に従い歩くだけです。
このルートはアップダウンがきつくて参りました。これから気温が高くなってくるとさらに過酷なルートとなりそうです。
今回は狙いどおりに新緑の中を歩けて非常に満足です。続きは暑くならないうちに高畑山から西側部分を猿橋駅まで歩くつもりですが、さてどうなることやら。
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